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(2012.11.17) |
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YOKOHAMA Tire Macau Grand Prix 2012 Race Report Vol.4 |
■FIA F3 Intercontinental Cup (SJM F3 Macau Grandprix) |
F3・マカオグランプリ(FIAインターコンチネンタル・カップ)では、日曜日の決勝でスタートする順位を決めるために、予選レースというシステムを導入している。
流れとしては、昨日までに開催された第1予選と第2予選のトータルで、予選レースのスターティンググリッドが決する。そして、日曜日の決勝レースよりは距離が短い予選レースを戦い、その結果が決勝レースのスターティンググリッドに反映されるという仕組みだ。
それゆえ、マカオ・グランプリを制覇するためは、この予選レースを一つでも前の順位でゴールすることが必須となる。
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この予選レースでスタートダッシュを決めたのは、3番手グリッドからスタートしたフェリックス・ローゼンクヴィスト選手(ダラーラ・メルセデス)。
前の2台を食らうような勢いで飛び出してきたのだが、2番手グリッドからスタートしたアントニオ・ダ・コスタ選手(ダラーラ・フォルクスワーゲン)がローゼンクヴィスト選手を抑えこみトップへ立つ。
ダ・コスタ選手はオープニングラップを制すると、そのままレースをリードし続ける。
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一方、ポールポジションからスタートしたアレックス・リン選手(ダラーラ・メルセデス)は3位へと後退する。
イギリスF3インターシリーズで6位に付けたカルロス・サインツ・ジュニア選手(ダラーラ・フォルクスワーゲン)と昨年のマカオグランプリを制したユーロF3の王者、ダニエル・ジャンカデラ選手(ダラーラ・メルセデス)により激しい4番手争いが展開されるものの、その後、上位のポジション変動は無くそのままゴール。
ダ・コスタ選手が決勝レースのポールポジションを獲得した。
セカンドグリッドはローゼン・クヴィスト選手が獲得し、リン選手が3番手につけている。4位争いはサインツ・ジュニア選手が制し、ジャンカデラ選手が5位となっている。
日本人ドライバーの最上位は山内英輝選手(ダラーラ・トヨタ)で16位、全日本F3選手権を制した平川亮選手(ダラーラ・トヨタ)は24位、中山雄一選手(ダラーラ・トヨタ)は残念ながらリスボアコーナーでクラッシュし、リタイアとなっている。
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