TEAM YOKOHAMA EV Challenge
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雲に向かうレース -パイクスとは?
ヨコハマタイヤの挑戦 -"Speed & Eco"を支えるタイヤ
進化を続ける先駆者 -塙郁夫選手にきく
伝統のカラーで新たな挑戦 -奴田原文雄選手にきく
2012年、戦いの記録 -サマリー・レポート
これがパイクスの走りだ! -ストリーミングムービー・ギャラリー
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序盤からオーバーステアに悩まされた奴田原選手は、先にスタートしていたワークス体制の増岡浩選手(三菱iMiEVエボリューション)のタイムを聞き「負けるかもしれない」と思った。
それでもラリードライバーとして培ったマシンコントロール技術をフルに発揮し、ハイスピードなコースを全力で攻め続けた。

マシンは気温の上昇でバッテリーなどが過熱する可能性が高いため練習走行時よりもパワーを抑えている。直線スピードは20km/h以上も遅くなった。しかも、山頂に近づくにつれて雨が降り始め路面は完全なウェットに。

ガードレールもブレーキングの目標物もない危険な高速コーナーを奴田原選手は果敢に攻め続け、ついにフィニッシュ。タイムは10分15秒380。目標としていた9分台には届かなかったが、2位に15秒以上の差をつけてEVクラス優勝を果たした。
また、塙選手は5位に入りヨコハマタイヤを装着する2台のマシンは揃って完走を果たした。
■奴田原文雄 選手
スタート時間が大幅に遅れたことでタイヤが路面に合わなくなり苦労しましたが、どうしても負けたくなかったので全力を尽くして走りました。増岡選手のタイムを聞き、途中で「勝てないかもしれない」と思ったが、それでも諦めずに攻め続けました。最後は雨が降ってきて路面は非常に滑りやすい状態になりましたがADVAN A048は最後まで頑張ってくれました。

フィニッシュして自分がトップタイムだったことを知り、もう最高の気分です。これほど嬉しいのは2006年のPWRC(プロダクションカー世界ラリー選手権)でモンテカルロラリー優勝を果たした時以来。ドライバーとして初めて出場したパイクスピークで、EVクラス優勝を実現することができて本当に嬉しいです。


■塙 郁夫 選手
5位という結果はたしかに残念ではありますが後悔はしていません。
今回はモーターを新しい試作のものにしたので、事前テストでは解らなかった構造的な問題もあって厳しい展開になりました。しかし、終盤スローダウンして絶望的な状況になっても、僕自身にはなぜか「何とかなる」という根拠のない自信があり、抑えながらも全力を尽くして走りきった充実感で、ゴールでは実に清々しい気持ちでした。

BluEarth-Aは、市販用の低燃費タイヤとは思えないような安定したグリップ力を保ち続け、我々のマシンとは最高のマッチングでした。EVレーシングカーならではのスムーズな走りにとても良く合い、また摩耗も極めて少なかった。
私のテーマである、美しくきれいな走りを実践できたことに満足しています。
【Electric Class】
順位
No.
ドライバー
タイム
トップ差
Sec.1
Sec.2
Sec.3
Sec.4
タイヤ
1
230
奴田原 文雄
10:15.4
-
01:49.9
02:28.2
02:59.0
02:58.3
YH
2
32
増 岡  浩
10:30.8
15.470
01:56.9
02:32.8
02:58.5
03:02.7
 
3
311
エリアス・アンダーソン
11:00.9
45.477
02:08.0
02:33.6
03:05.9
03:13.4
 
4
13
マイケル・ブリーム
11:58.9
01:43.5
02:12.1
02:52.1
03:27.7
03:27.1
 
5
16
塙  郁 夫
11:59.0
01:43.6
02:07.5
02:45.8
03:19.4
03:46.3
YH
6
34
ベッキー・ゴードン
15:10.6
04:55.2
02:43.6
03:37.2
04:24.3
04:25.4
 
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1
田嶋 伸博
D.N.F.
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