TEAM YOKOHAMA EV Challenge
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雲に向かうレース -パイクスとは?
ヨコハマタイヤの挑戦 -"Speed & Eco"を支えるタイヤ
進化を続ける先駆者 -塙郁夫選手にきく
伝統のカラーで新たな挑戦 -奴田原文雄選手にきく
2012年、戦いの記録 -サマリー・レポート
これがパイクスの走りだ! -ストリーミングムービー・ギャラリー
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パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム(Pikes Peak International Hill Climb : PPIHC)、日本では通称「パイクス」と呼ばれる競技は、アメリカでインディ500に次いで歴史のあるモータースポーツイベント。

その歴史は1916(大正5)年に第1回が開催されたことにはじまる。
日本でも目黒競馬場で日本初の自動車レースが行われた頃だが、日本のモータースポーツはもとよりモータリゼーションさえも本格的に普及を始めるのには、まだ時間を要することになる。

パイクスピークとは、アメリカのコロラド州にある、ロッキー山脈の東端に位置する山の名称。第3代合衆国大統領のトーマス・ジェファーソンから命を受けて探検を行ったゼブロン・パイク大尉によって存在を広められたことから、この名がつけられた。
そして"パイクス"という競技は、この山をいかに早く駆け上がれるかを競い合う、単純明快ながらも、奥が深くチャレンジングなモータースポーツなのである。
"パイクス"の舞台となるのは、パイクスピークの麓と山頂を結んでいる観光道路だ。普段は「パイクス・ピーク・トール・ロード」として多くの観光客が雄大な自然や景色を楽しむドライブコースとして人気がある。

この道路がクローズされて、タイムアタックのステージとなる"パイクス"。
全長12.42マイル(約19.98km)の一本道だが、標高2,862mのスタート地点から、4,301mの頂上にあるフィニッシュまでを一気に駆け上がっていくのだ。

その間には実に156ものコーナーがドライバーを待ち受けている。ハイスピードコーナーから、つづら折りの箇所まで変化に富んでいる上に、ところによってはガードレールなど皆無という場所も多く、ワンミスはタイムロスだけでなく、深刻なダメージを負ってしまう可能性もあるチャレンジングなコースなのだ。

そして平均7%、最大10%の上り勾配は、やはりアクセルやステアリングの操作をミスすると、数秒単位でタイムロスを喫してしまう可能性があるだけに、ドライバーは一寸足りとも気を抜くことは許されない。
"パイクス"は第1回の開催から96年目を迎える歴史あるイベント。アメリカのモータースポーツとしても、インディ500に次ぐ長い伝統を誇る大会で、その戦いは全米の注目を集める。

そして、同時に地元では盛大なお祭りとしても定着している。全世界から集まってくる参加者に対する歓迎ムードは大いに盛り上がり、5万人を超えるギャラリーがコースサイドでおのおののスタイルで観戦を楽しんでいる。中には前日からキャンプをしながら競技を観戦する人々も多く、ギャラリーは老若男女さまざまだ。

また、これだけの歴史を重ねていると参加選手の中には親子三代にわたってドライバーとして参戦しているファミリーなどもあり、こうした地元のヒーローたちにはより熱い声援が送られる。
選手の中には本物の救急隊員が救急車を改造したレーシングマシンで出場するといったケースもあり、選手層と観客層の厚さは伝統ある一戦ならではの特徴と言える。
ヨコハマタイヤは、この"パイクス"にEV(電気自動車)での参戦を続けて、世界中の注目を集めている。

2009年に塙郁夫選手が初めてEVでの参戦を果たし、2年目となる2010年にはEVクラスの初優勝を飾るとともにコースレコードを樹立した。

そして昨年、2011年には自らのコースレコードを1分近く短縮して記録を更新。ヨコハマタイヤのエコタイヤ「BluEarth」がガッチリとその走りを支えたことは記憶に新しいところだ。

2012年、ヨコハマタイヤを装着して戦うEVは、4年目のチャレンジとなる塙郁夫選手に、国内外のラリーで輝かしい戦績をおさめてきた奴田原文雄選手が加わっての2台となる。奴田原選手のマシンは伝統のRed in Black、ADVANカラーをまとい、このカラーリングをまとう初めての競技用EVとして注目の存在だ。

EVクラスは一層の盛り上がりを見せており、今年は参戦台数も昨年より大幅に増えた。次世代モータースポーツの先駆者として、ヨコハマタイヤはEVでの"パイクス"参戦車両を、足元からしっかり支えている。


 【News Release (LINK)】
横浜ゴム、オリジナル制作の電気自動車(EV)と低燃費タイヤで 世界で最も過酷なヒルクライムレースに参戦
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ヨコハマタイヤのウェブサイト BluEarth (ブルーアース) ADVAN