第60回 マカオ・グランプリ トップページへ戻る 第60回 マカオ・グランプリ
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マカオ・グランプリの概要 開催レース・カテゴリー解説 戦いを支えるヨコハマタイヤ スペシャル・インタビュー 現地速報&総集編レポート
現地速報&総集編レポート
最終日を迎えてイベント全体がさらなる盛り上がりを見せる第60回マカオ・グランプリ。この伝統的ビッグイベントのトリを飾るF3を前に、午前10時45分からはヨコハマタイヤがコントロールタイヤを供給する「FIA WTCC」の決勝レースが行われた。
土曜には走行がなく、完全休養日となったWTCC(FIA世界ツーリングカー選手権)。この日は決勝レースを前に、午前8時30分から15分間のウォームアップセッションが行われた。

決勝レースを前にした最後の走行ということで、セットアップの最終確認をするべく、各車両はセッション開始と同時にピットアウト。まずはイヴァン・ミューラー選手、トム・チルトン選手のシボレー勢が2分33秒台でワン・ツーとなるが、これを同じくシボレー・クルーズをドライブするペペ・オリオラ選手が2分32秒139で上回る。
このタイムをラーダ・グランタを駆るジェームス・トンプソン選手が2分31秒859で逆転も、再びオリオラ選手が2分31秒638をマークしトップを奪取。さらにオリオラ選手は翌周2分31秒469へとタイムアップする。

しかし、残り2分を切ったところでセアト・レオンに乗るロブ・ハフ選手が2分31秒449をたたき出し、オリオラ選手を上回ったところで15分間のセッションは終了。このウォームアップはハフ選手、オリオラ選手、ミューラー選手がトップ3となった。
10時45分から決勝のスタート進行が始まったWTCC。ローリングスタートのレース1 は9周の戦いで、午前11時10分にフォーメイションラップがスタート。しかし、朝のウォームアップでエンジントラブルに見舞われたガブリエーレ・タルクィーニ選手のマシンは、交換作業が間に合わずレース1を欠場することになった。

1周ののち、2列に並んだWTCCマシンが一斉にスタート。
ミューラー選手がトップをキープし、これにホンダ・シビックWTCCを駆るティアゴ・モンテイロ選手、さらにはハフ選手が続き4番手はノルベルト・ミケリス選手がつける。
1周目に早くも1秒7のギャップを築いたミューラー選手がレースをリード、上位陣に順位変動のないままレースは2周目に入ったが、7番手を走行していたチルトン選手がオリオラ選手にヒットされ、山側でクラッシュ。大きなダメージを受けてチルトン選手はピットインすることに。

この後レースはミューラー選手が危なげなくトップを快走。背後ではモンテイロ選手とハフ選手がバトルを展開し、さらに中段グループでも接戦が演じされたものの、トップ6のオーダーは変わらぬままチェッカー。ミューラー選手が優勝し、2位にモンテイロ選手。3位にハフ選手と続き、6位フィニッシュのジェームス・ナッシュ選手が、非マニュファクチャラーを勢を対象とする今季のYOKOHAMAドライバーズトロフィー獲得を決めた他、谷口行規選手が、今季創設されたアジアトロフィーの初代王者を獲得することとなった。
続くレース2は、午後0時20分にフォーメーションがスタート。ここでエンジン交換を終えたタルクィーニ選手がパドックのガレージを離れ、なんとかピットスタートに間に合うことに。

スタンディングスタートとなるレース2。スタートではBMW 320TCを駆るポールシッターのトム・コロネル選手が飛び出し、トップで1 コーナーをクリア。トンプソン選手とナッシュ選手がこれに続くが、しかしその背後では密集状態の中でミケリス選手がアウト側のガードレールに接触。これを引き金に、多重クラッシュが発生してしまい、多くのクラッシュしたマシンがコースを塞いでしまう。
このためレース2はスタート早々に赤旗中断となり、午後0時55分、レースはセーフティーカー先導での再開となった。隊列が1コーナーを抜けると、ピットレーンからもタルクィーニ選手もコースインしていく。

そしてセーフティーカーが去り、3周目からレースはリ・スタート。コロネル選手がトップを死守する中、サンフランシスコベンドではモンテイロ選手とミューラー選手が接触。モンテイロ選手はダメージを受けピットインすることに。
ところが、波乱は終わらず3番手を走っていたチルトン選手が、5周目の山側で突然スローダウン。ゆっくりとピットを目指していたチルトン選手のマシンに後続のマシンが追突し、6周目には再びセーフティーカーがコースインする。しかし、山側のアクシデント箇所に再び後続車両が数台突っ込み、レースは再び赤旗中断となってしまう。

午後2時35分、周回数が2周追加され、11周レースとなる中、再びセーフティーカー先導でレースはリ・スタート。そして7周終了時にセーフティーカーがピットに入り、8周目から戦いが再開された。8周目のマンダリンコーナー手前で2番手にハフ選手が浮上。さらに翌9周目には同じ場所でハフ選手がコロネル選手をパスし、トップに。コロネル選手は11周目にオリオラ選手の逆転をも許し、3番手に後退する。

こうした波乱のレースを制したのはハフ選手。2位にオリオラ選手、3位にコロネル選手となった。


>> 第23戦/第24戦 決勝結果表

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