続くレース2は、午後0時20分にフォーメーションがスタート。ここでエンジン交換を終えたタルクィーニ選手がパドックのガレージを離れ、なんとかピットスタートに間に合うことに。
スタンディングスタートとなるレース2。スタートではBMW 320TCを駆るポールシッターのトム・コロネル選手が飛び出し、トップで1 コーナーをクリア。トンプソン選手とナッシュ選手がこれに続くが、しかしその背後では密集状態の中でミケリス選手がアウト側のガードレールに接触。これを引き金に、多重クラッシュが発生してしまい、多くのクラッシュしたマシンがコースを塞いでしまう。
このためレース2はスタート早々に赤旗中断となり、午後0時55分、レースはセーフティーカー先導での再開となった。隊列が1コーナーを抜けると、ピットレーンからもタルクィーニ選手もコースインしていく。
そしてセーフティーカーが去り、3周目からレースはリ・スタート。コロネル選手がトップを死守する中、サンフランシスコベンドではモンテイロ選手とミューラー選手が接触。モンテイロ選手はダメージを受けピットインすることに。
ところが、波乱は終わらず3番手を走っていたチルトン選手が、5周目の山側で突然スローダウン。ゆっくりとピットを目指していたチルトン選手のマシンに後続のマシンが追突し、6周目には再びセーフティーカーがコースインする。しかし、山側のアクシデント箇所に再び後続車両が数台突っ込み、レースは再び赤旗中断となってしまう。
午後2時35分、周回数が2周追加され、11周レースとなる中、再びセーフティーカー先導でレースはリ・スタート。そして7周終了時にセーフティーカーがピットに入り、8周目から戦いが再開された。8周目のマンダリンコーナー手前で2番手にハフ選手が浮上。さらに翌9周目には同じ場所でハフ選手がコロネル選手をパスし、トップに。コロネル選手は11周目にオリオラ選手の逆転をも許し、3番手に後退する。
こうした波乱のレースを制したのはハフ選手。2位にオリオラ選手、3位にコロネル選手となった。
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