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一夜明けたDay2、朝から快晴に恵まれるなかでADVAN A053は、この日もオープニングステージからライバルを寄せつけない速さを見せる。2.81kmと比較的距離の短い「東野牧野」、ここで奴田原選手組はライバルを0.9秒上回る本大会9回目のステージベストをマーク。
その後、プッシュをかけてきたライバルがリタイアしたこともあり、奴田原選手組と柳澤選手組のワン・ツー体制は磐石なものとなり、両者はそのままADVAN
A053に走りを支えられてマシンをフィニッシュまで運んだ。
注目のデビュー戦で、圧勝のワン・ツー・フィニッシュを飾ったADVAN A053。
IRC(インターコンチネンタル・ラリー・チャレンジ)やERC(FIAヨーロッパ・ラリー選手権)、APRC(FIAアジア・パシフィック・ラリー選手権)といった海外ラリーで鍛えられ、磨き上げられた性能を日本の道に最適化してポテンシャルを昇華させたニューフェイスは、期待に応えるリザルトを残したのであった。
【LINK >> 2013 全日本ラリー選手権・第3戦 レポート|結果表】
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ADVAN A053の“デビュー前夜”となった、第2戦の久万高原。ADVAN A035でデイポイントを含めた満点優勝を飾ったのが、スバル・WRX
STIを駆る柳澤宏至選手だ。ADVAN A035の熟成されたポテンシャルを成績で実証した柳澤選手は、ADVAN
A053がデビューした第3戦の福島でも奴田原選手組とともに“進化した速さ”を披露。ワン・ツー・フィニッシュを飾ってポテンシャルの高さを見せたのみならず、ADVAN
A053の“車を選ばない速さ”も実証した。
その柳澤選手が、準優勝を飾ったADVAN A053のデビュー戦を振り返る。
「正直に言えば、ADVAN A053にタイヤが変わった事に対して、厳密にセットアップを煮詰めるところまではいっていませんでした。ただ、好フィーリングを感じ取ってはいたのですが、果たして実戦で走ってみてのタイムはどうなのかな、という不安がスタート前にあったのは事実なんです」
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オープニングステージでセカンドベストをマーク、その後も安定して好タイムを連発した柳澤選手。同じADVAN
A053を使う奴田原選手とワン・ツー体制を構築したが、奴田原選手がMコンパウンドを選択したのに対して、柳澤選手はSコンパウンドを装着していたという違いがあった。
「Sコンパウンドを使ったのですが、グリップとトラクションのレベルがとても高いので、なるべくアクセルを開けてコーナーリングするようなドライビングを心がけて走りました。デビュー戦は手さぐりの部分もありましたが、参戦を重ねる事でセットアップも詰めてきていますし、ドライバーとしても慣れてきているので、まだまだ速くなると手応えを感じています」
第4戦の洞爺、そして第7戦のRally Hokkaidoでも、随所で好タイムをマークした柳澤選手。これからデータの蓄積、そしてドライバーが経験値を重ねることで、ますますADVAN
A053の持つ実力を引き出してくれることが期待されている。
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[UPDATE : 11.Oct.2013] |
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