1983年からF3(フォーミュラ3)規格が導入されたマカオグランプリ。この年からADVANがワンメイクコントロールタイヤに指定されているF3は、メインレースとして毎年熱い戦いの歴史を刻んできました。
F3規格は世界各国で国内選手権が展開されており、その上位ランカー達が一同に集って覇を競い合う舞台、それがマカオ。
"F3世界一決定戦"とも呼ばれるのは、こうした背景によるものです。
過去にマカオF3を制したドライバーの名を挙げると、初年度の優勝者はアイルトン・セナ選手。さらにミハエル・シューマッハ選手、デビッド・クルサード選手、ラルフ・シューマッハ選手といった、F1パイロットとして活躍を見せる面々が、マカオから羽ばたいていきました。
そして2001年、日本人として初めてマカオグランプリF3を制したのは佐藤琢磨選手。日本人以外でも全日本F3選手権に参戦するドライバーからは、現在はWTCCで活躍するリカルド・リデル選手やピーター・ダンブレック選手、ダレン・マニング選手が栄冠を手中におさめています。
2008年、第55回マカオグランプリには4人の日本人ドライバーが参戦。そして19歳の国本京祐選手が史上2人目の日本人ウィナーに輝きました。
「2008年マカオグランプリ特集 =Formula 3=」では、4人の日本人選手の横顔と、決勝レース前に収録したインタビューの模様をお届けします。
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第55回 マカオグランプリ Formula3 レポート】