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News Index
[vol.1] 注目の新レース「LOTUS CUP JAPAN」とは?
[vol.2] 第1戦 ゲストドライバー : 池沢早人師さん
[vol.3] 第2戦 ゲストドライバー : 田中哲也さん
[vol.4] 第3戦 ゲストドライバー : 荒 聖治さん
[vol.5] 第4戦 ゲストドライバー : 谷口信輝さん
「LOTUS CUP JAPAN」が開幕を迎えた2007年5月6日、ツインリンクもてぎはどんよりした曇り空の朝を迎えた。
3.4kmの東コースを舞台に10台が出走する公式予選は何とかドライコンディションを保ち、ピストン西沢選手が1分44秒062でポールポジションを獲得。
その直後に塚原久選手が1分44秒098の僅差でつけてフロントローを形成した。
今回、ADVANカラーをまとうマシンは池沢早人師選手がゲストドライバーとしてステアリングを握る。
池沢選手といえば大人気漫画「サーキットの狼」で知られているが、ロータスの存在抜きでは語れない作品だけに、池沢選手の"ロータスさばき"も注目の的。
時間が経つにつれて雲は厚みをまし、遂に雨粒がコースを濡らし始める。その雨は徐々に勢いを強め、10周の決勝レースがスタートを迎えるころには路面はヘビーウェットになってしまった。
雨の中で切られたスタート、フロントローの2台が好ダッシュを見せたものの、程なくして豪雨の影響もあってかエンジンの吹けあがりが悪くなってしまいピットイン。上位陣が戦線離脱する中、池沢選手のマシンにも同様のトラブルが生じてしまい、スプリントレースながらピットインして対策を講じざるを得なくなってしまう。
そのような展開ゆえノントラブルで周回を重ねられたマシンが先行、池沢選手も猛追を繰り広げるが降りしきる雨がコースを覆い尽くす中でADVAN Neova AD07 LTSのハイレベルなウェットグリップ性能もガッチリとその走りをサポート。
記念すべきシリーズ発足初戦のチェッカーを最初に受けたのはSUPER GTで紫電を駆る高橋一穂選手。ただし高橋選手は賞典外出走のため、瀬川健児選手が記念すべき初戦のウィナーとなった。
LOTUS CUP JAPAN 2007 Round 1
TWINRING MOTEGI East Course / 6.May.2007 / Rain / Wet
順位
No.
ドライバー
車両名称/チーム名称
周回数
Total-Time
Best Lap
1
3
瀬川 健児
EMS PLUTO 1119
10
19'55.826
1'56.927
2
2
篠原 祐二
CLUB Witham Racing
10
19'59.785
1'58.695
3
5
石 崎 大
IMS ディープ エリーゼ
10
20'07.414
1'59.627
4
57
倉田 道夫
倉田医院 ロゴス エリーゼ
10
20'18.036
1'58.932
5
25
池沢 早人師
チーム・アドバン・ロータス
9
19'36.583
1'56.751
6
37
青木 正浩
ドラゴン マリア ロータス
9
19'45.031
2'02.273
7
48
野澤 一幸
Gakken
9
19'49.691
1'56.337
以上 規定周回数完走
11
ピストン西沢
J-WAVE BP LOTUS
3
6'06.897
2'06.574
以下賞典外ドライバー
1
高橋 一穂
LCI Limited
10
19'22.383
1'55.300
45
塚 原 久
CGRT・LCI ロータス
1
2'03.948
■ゲストドライバー : 池沢早人師さん
今回はスケジュールの関係で練習無しで予選、決勝を迎えました。レース前日がドライコンディションだったので、今日は雨が降ることを祈っていました。雨なら乗れなかったハンディは帳消しになりますからね(笑)。
いざレースになると、フォーメーションラップでフロントウィンドゥが曇ってしまい冷や汗をかきました。なんとか視界が開けてスタートを迎えましたが、今度はエンジンの吹けあがりが悪くなってしまい、川のような箇所に足をすくわれてスピンしたこともあってピットイン。
結果的に今ひとつ復調しなかったのでもう一回ピットインして対策を施し、最後の方ではロータスらしく上まで気持ちよくまわるフィーリングを取り戻してくれました。
それにしても今日は10周のレースで2回のピットインにスピンまで経験して、盛りだくさんの内容でしたね(笑)。
ロータスカップカーはとても乗りやすいクルマという印象です。欲を言えばもう少しフロントからのステアリングインフォメーションがほしい気もしますが、パワーとシャーシのバランスも良く、ビギナーからベテランまで色々な方が楽しめるでしょう。
それほどハイパワーではないので、タイムを出しにいくと難しいクルマでもありますね。
そしてADVAN Neova AD07 LTSもドライ、ウェットともにグリップにとても余裕があったことも忘れられないですね。
「サーキットの狼」ではロータスが登場していますが、当時僕自身が乗っていたから漫画の中にも出したのです。
ロータスに限らず「サーキットの狼」は当時の自分のまわりの世界が舞台。漫画の中に出てくる公道グランプリのコースにしても、僕自身が良く走っていた道ですからね。
GUEST DRIVER PROFILE
池沢早人師さん =SATOSHI IKEZAWA=
1950年・千葉県出身。
高校在学中に漫画雑誌の新人コンテストで入選、高校3年生でプロデビュー。
1975年1月に連載を開始した「サーキットの狼」は、社会現象にまでなった"スーパーカー・ブーム"の火付け役として知られている。
自らもレーシングドライバーとして全日本GT選手権などに参戦、現在は「サーキットの狼杯」を冠したカートイベントも開催している。