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JGC 2009
/ Round 4
News Index
All Japan Gymkhana Rd.4
開催日程
2009年6月7日(日)
開催場所
スポーツランドスナガワ
(北海道)
天候/路面
雨/ウェット
気 温
16度 〜 18度
路面温度
16度 〜 18度
参加台数
74台 (ADVAN装着車 18台)
>> Report (レポート)
>> Result (競技結果)
>> Detail (カテゴリー紹介)
全9戦でタイトルを争う全日本ジムカーナ選手権も第4戦を迎え、中盤戦に突入。そろそろライバルたちの動きも見えてきて、シリーズ全体を見通しての戦い方の組み立てが必要になる時期だ。
その第4戦は戦いの場を北海道に移し、そのほぼ中心に位置する砂川市のオートスポーツランド・スナガワが舞台となる。
日本でも有数の大河である石狩川の河川敷に作られたコースは、広大かつフラットで国内でも屈指の高速コース。ロングストレートを持つ外周と、直角コーナーや鋭角コーナーの連なるインフィールドを組み合わせて作られたコースは全日本戦の中でもチャレンジングで手ごわい設定となることが多い。
また、川砂を使ったといわれる舗装路面は独特の粗さでタイヤへの攻撃性が高く、さらに終盤のターンセクションは路面がガラリと変わって滑りやすく、そのグリップ変化への対応も必要となる。今回も決勝日は朝から雨に見舞われ、路面は完全なウェット。第2戦、第3戦に続いて3戦連続のウェットでの戦いと、異例ともいえる展開となった。
今回のコースは外周とインフィールドの組み合わせに加え、中盤にはフリーターンが置かれ、ウェットでの高速からのターンセクションと、高いレベルでのスピードコントロールも要求される設定。
また、恒例の終盤の連続ターンセクションもウェットで滑りやすく、ここをいかにうまくまとめるかが勝負のポイントとなる。
1本目から完全なウェットながら、独特の粗い路面ゆえに全体的なミューは高く、さらに気温が前2戦ほど低くなかったこともあり意外とコーナーも攻め込める状況だ。
午後の2本目は雨が小降りとなり、クラスによってはほぼやんだ状態となり、さらに選手たちもコースに慣れてよりシビアなラインを取ることが可能となったのか、多くの選手が2本目にタイムアップを果たす展開となった。
そんな中で今回もADVAN勢が活躍し、N3クラスでは柴田優作選手(エキシージS)が1本目はパイロンタッチで後退していたが、2本目逆転で前戦に続いて2連勝。
SA2クラスは3台のADVANユーザーの戦いとなり、昨年のチャンピオン森嶋昭時選手(RX-7)が激戦を制し、こちらも前戦に続いて2連勝。
さらに藤本泰則選手(RX-7)、角岡隆志選手(RX-7)が3位と、1-2-3フィニッシュで表彰台を独占する。
2連勝中のN4クラス岡野博史選手(ランサー)は惜しくも今回2位だったが、上位入賞のペースを崩さずシリーズリーダーの座を維持する。
フォーミュラマシン同士の戦いとなるDクラスは北海道ラウンドでは2004年以来5年ぶりの成立となったが、前戦で全日本戦初優勝を果たした岡村貴之選手(スズキ隼)が、まだ雨の強く降っていた1本目に叩き出したタイムで優勝する。
1日を通じて不安定で状況を読みにくい路面だったが、A050を始めとするADVANタイヤは本来のポテンシャルを確実に発揮し、3クラスを制する結果となった。
【今回の成績 : N3クラス 優勝】
急遽、飯塚選手とのダブルエントリーとなったことで、1本目は冷えているタイヤと暖まったブレーキのバランスをつかめず失敗しましたが、2本目はしっかり対応して自分の走りができました。
ウェットでもADVAN A050のG/2Sコンパウンドへの信頼性は高く、そのぶんドライバーが安定した気持ちで戦えるのが嬉しいですね。
去年はここで惨敗しましたが、その敗因を分析してセッティングに生かせた点も勝因となりました。
【今回の成績 : N4クラス 準優勝】
雨の降り続いていた1本目も、ほぼやんだ2本目も大幅なグリップの違いは感じずに走りきれました。
タイムは2番手でしたが自分の走りができましたし、上位を維持したことでいい流れを保つことはできたと思います。
【今回の成績 : SA3クラス 優勝】
ここ北海道ではRX-7では勝ったことがなく、同じADVAN A050を履くライバルたちも速くてドキドキの戦いでした。
でも、直角コーナーの入口で無理せず大事に走ることを心がけたり、路面状況を研究したりと、勝てなかった2年間の経験を生かし、今回の優勝につなげることができました。
【今回の成績 : Dクラス 優勝】
2本目のミスコースは恥ずかしかったですが、とにかくマシンのバランスがよくなってきたので、ウェットでも気にすることなく攻められるようになりました。
「クルマの真ん中に乗っている」という感覚を強く持てるようになり、タイヤも4本がバランスよく接地してくれますので、路面状況などにあまり左右されずに走りきることができました。
骨材が粗く突き出た路面はタイヤへの攻撃性が高く、それでいてウェットでも高ミューで、さらにレコードライン上に補修跡があったりと読みにくい路面状態だった。
そのぶん厳しい戦いとなったクラスもあったが、全体的にADVAN A050のG/2Sのマッチングは悪くなく、特殊な路面とウェットという組み合わせでも多くのADVANユーザーが上位の成績を残すことができた。