第60回の記念大会として11月9〜10日、11月14〜17日の2週連続で華やかに開催されている2013年のマカオ・グランプリ。
伝統ある市街地レースとして世界に名高いこのイベントでは、1983年以来、一貫してヨコハマがワンメイクタイヤを供給、今年で31年目を迎えるF3を筆頭に、WTCC(世界ツーリングカー選手権)、GT
ASIAが今年もヨコハマタイヤのワンメイクタイヤで激戦を展開する。
また、この週末に開催されるその他のカテゴリーでも、多くのマシンがヨコハマタイヤをチョイスして戦うが、既に前週に行われたCTM Macau Touring Car Cupなどのサポートレースでは、多くのヨコハマタイヤユーザーが上位争いを演じ、HotelFortuna MAC/HKG Interport Raceでは、ヨコハマタイヤを装着したビリー・ロウ選手が優勝を飾るなど、ヨコハマタイヤは今年のマカオでもその高いパフォーマンスを発揮している。
ヨコハマは今回のマカオ・グランプリに合計3200本のタイヤを持ち込んでいる。タイヤコンペティションのあるカテゴリーでのユーザー増加などにより、このタイヤ本数は年々増加傾向にあるが、これはこのイベントでのヨコハマタイヤの長年の実績が評価されての結果とも言える。
市街地コースであるマカオだけに、山側のセクター2やセクター3の区間では路面が改修されるなどしており、昨年よりもスムーズな路面となっている。なお、ヨコハマは今回F3用のタイヤを改良、より温まりの良いコンパウンドを全車に供給している。
グランプリ2週目となる11月14日からは、いよいよメインイベントともいうべきF3やWTCC、GT ASIAなどのカテゴリーの走行が開始された。