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■鈴木康昭 さん
BMW専門店として全国のユーザーから厚い信頼を集めている「Studie(スタディ)」の代表をつとめる鈴木さん。
長年に渡ってBMWを通じて深めたヨーロッパ車に対する造詣の深さから、車が本来持っている優れたパフォーマンスをさらに高次元の領域へと導いている。
そしてタイヤについても厳しい眼で、車が持つ“味わい”を引き出すタイヤ選びには、一切の妥協を許さない。
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我が家ではセカンドカーにBMW120iを使っていて、それには18インチサイズのADVAN
dBを装着しています。今回の試乗では5シリーズに20インチのADVAN dBを装着しましたが、この組み合わせではADVAN
dBのキャラクターを、よりはっきり確認することが出来ました。
それというのも、ほとんどの方が実際に乗れば同じ感想を持っていただけると思うのですが、とにかく乗り心地が良くて静かなんですね。サイズが245や275もあるような幅の広いタイヤとはとても思えない静かさ。20インチの35や30という低扁平とは思えない乗り心地の良さ。まずはこれらのことに驚かれるだろうと思います。
BMW5シリーズは本来、遮音性の高い車です。これにADVAN dBを組み合わせると、ほとんどタイヤのパターンノイズが存在しないというか、少なくとも私の耳には聞こえてこなかったほどに静かな空間を味わうことが出来ます。
乗り心地についても5シリーズで定評のあるものにますます磨きがかかったというか、上級の7シリーズに近いような快適性を感じられますね。
BMWのラインナップで言えば、3シリーズにも5シリーズと同様に4ドアセダンのボディがあるわけです。そこで5シリーズの4ドアを選ばれるユーザーさんというのは、やはり後部座席の利用頻度が高いという方も多いのではないでしょうか。
そういった皆さんにとって、この静かさや乗り心地の良さはお薦めです。ご家族やご友人、大切なお客様からも好評を得られることでしょう。
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従来、「コンフォートタイヤ」と呼ばれるものについて、僕は唯一、ステアリングを切り込みながらブレーキをかける場面で、ちょっと弱々しさを感じることがありました。こうした場面ではコンフォートタイヤのウィークポイントが顔を出してしまうケースが多かったのですが、ADVAN dBについては安心してステアリングを切りながらブレーキングを出来ます。
こうした点は、従来のコンフォートタイヤには無いポイント。安心感が違いますね。
同じようにコーナーリングでステアリングを切ったとき、その切り始めに感じるレスポンスの良さも、従来のコンフォートタイヤでは感じられなかった部分。
乗り心地の良いタイヤ、静かなタイヤというのは他にもいろいろとありますが、ADVAN dBの凄いところは「それだけではない」という点ですね。
今回、20インチを試乗して「とても乗り心地が良いな、その上でしっかりしているな」という印象がとても際立ちました。こうした感覚のタイヤというは正直、僕はADVAN
dBが初めて。まさに「これからのコンフォートタイヤ」というイメージです。
近年、自動車の性能は劇的に進化しています。その中でタイヤはハイパワーや車の重さをしっかり受け止めなければなりませんし、乗り心地や静粛性も高いレベルのものが求められます。条件的にはとても厳しさを増していることは間違いないですが、こうした求めにADVAN dBは見事に応えているという印象です。
ADVAN dBは、新しい“ADVANファミリー”の一員として、本当に素晴らしいタイヤだと思います。
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