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開催日 開催会場 申込締切(必着)
第1回 4月 11日 (土) 名阪スポーツランド(奈良県) >> REPORT
第2回 5月 6日 (水) スポーツランドSUGO(宮城県) >> REPORT
第3回 5月 31日 (日) 関越スポーツランド(群馬県) >> REPORT
第4回 6月 27日 (土) 関越スポーツランド(群馬県) >> REPORT
第5回 8月 9日 (日) 名阪スポーツランド(奈良県) >> REPORT
第6回 8月 22日 (土) 鈴鹿サーキット・南コース(三重県) >> REPORT
【Round4 : KANETSU】

 開催日程 : 2009年 6月27日(日)
 開催会場 : 関越スポーツランド(群馬県)
 天候/路面 : 晴れ/ドライ
 講師陣 : 稲 木  亨 (全日本選手権 N4クラス)
       岡野 博史 (全日本選手権 N4クラス)
       小林 辰郎 (全日本選手権 N3クラス)
       斉藤 邦夫 (全日本選手権 SA1クラス)
       箕輪 雄介 (全日本選手権 N2クラス)
               =敬称略・五十音順=


= MOVIE =
2009 ADVANジムカーナミーティング
第4回/関越スポーツランド
2009 ADVANジムカーナミーティング・第4回
BROAD BAND [700K] NARROW BAND [300K]


= EVENT SUMMARY =
関東地方では、今年2回目の開催となる「ADVANジムカーナミーティング」。
競技人口の多い関東地方ということもあって、群馬県の関越スポーツランドには39台の参加車輌が集まった。
講師にも岡野博史、斉藤邦夫、稲木亨、小林辰朗、箕輪雄介の全日本トップクラスの選手があたる。

気になる天候は・・・、待ちに待った晴れ!

第2回、第3回と雨が続いたADVANジムカーナミーティングだったが、今回は久々のドライ路面。試乗可能なADVAN A050、ADVAN NEOVA AD08のポテンシャルを目一杯引き出せるステージが整った。

とはいえ梅雨時の晴れということで、気温は30度を超えて湿度も高いという厳しい蒸し暑さ。開会式ではスタッフから熱中症防止のため水分補給を忘れずに、という注意も促される。
参加者、講師ともに汗を拭きながら、走行前の慣熟歩行を始めた。



= LECTURE =
全39台の参加台数中、21台と半数以上がFR(後輪駆動)車だった今回。初心者クラスには、3台のマツダロードスターと日産180SXが参加してくれた。

担当の斉藤講師に話を聞いた。
「運転する楽しさを体感するのに適したクルマが多かったですね。
スポーティなクルマを買って、初めてスポーツ走行をしたい。その場にADVANジムカーナミーティングを選んでくれたというのは、とてもうれしいことですよね。
そういった参加者の方たちには、まずクルマをコントロールする楽しさを感じてもらえたらと思っています。
その結果として、朝より明らかにタイムアップできましたね。」

1年ぶりにFR車に乗ったという稲木講師。
様々な駆動方式のクルマに乗るという経験は、初級者から上級車までドライバーのスキルを上げてくれると語る。
「速く走るための答えは同じだと思うんですよ。それが駆動方式ごとにアレンジされているだけ。
例えばFFしか乗れない、FRしか乗れないというのでは、その答えを平面的にしかとらえられない。様々な駆動方式で走ることで、より早く立体的に答えを捉えられるんじゃないかなと思います。
確かに斉藤講師は、FFスペシャリストだと思います。だけどFFしか乗れないワケじゃない。4駆やFRに乗ることで、FFの運転が明らかに上手くなったと思いますよ。
僕もそうなれるように、積極的に色んな駆動方式のクルマに乗りたいと思っているんです。だからこういった機会は、ぼくら講師にとってもすごくありがたいし為になるんです。参加者のみなさんにはホント感謝してます。」

様々なカテゴリーのドライバーたちと話をしていて、気づくことがある。それはドライビングテクニックの向上に、年齢は関係ないということ。
野球やサッカーなどのスポーツで一流と呼ばれる選手は、体力の衰えを補うように技術面が向上しポテンシャルを維持する。
対してドライバーの世界では、経験を重ねることでテクニックは向上する。
免許取得の年齢制限はあるものの、いつから始めても上手くなれるのは間違いない。

普段乗っている『クルマ』が『マシン』になる。
そんなスポーツ走行を体験したい人は、ぜひADVANジムカーナミーティングに参加していただきたい。



= DRIVING =
他のクルマとの接触がないスラローム競技では、駆け引きなしに自分だけのラインをトレースできる。特に今回のようなパイロンコースでは、コース幅という規制が無いだけにその自由度は高い。
なのに講師と自分の出すタイムの差は、ビックリするほどある。何がそんなに違うのだろうか?

岡野講師に話を聞いた。
「参加者のみなさんの走りを見ていると、どうしてもコーナリングに頭がいっちゃってる場合が多いですね。
ジムカーナのコースは加速から減速、減速から加速とコーナーが組み合わさったもの。
クルマはアクセルを踏めば加速するし、ブレーキを踏めば減速する。そしてステアリングを切ればコーナリングする。
これらの操作をどうバランスさせるか?
速く走るためにはアクセルをたくさん、長い時間踏めればいいですよね。そのために、どこを走ればいいか考えてみて下さい。それがラインどりです。
さらに上級者になればそこに天候や季節、路面温度や路面状況、クルマのセッティングやタイヤの状態、そして自分のドライビングスタイルなどの情報を加味することができるようになります。
つまり経験値がものをいう場合が多いんですね。
そこまで最初から分かる人もいないと思うので、まずは自分より速い、上手い人の走りをまねてみてください」とのこと。

ADVANジムカーナミーティングでは、参加者のみなさんが走る前に必ず講師のデモンストレーション走行があります。
自分と同じ駆動方式の講師が走るときは、目を皿のようにして見てみよう。
"どうしてあんな所を走ってるんだろう?"などの疑問に思ったことは、即質問してみよう!



= ENTRANT VOICE =
■滝沢 一夫 さん  日産シルビア

FRクラスにS15のシルビアで参加した滝沢さん。ADVAN NEOVA AD08を試乗されました。

「今までのタイヤよりも、スタート直後からグリップ感が伝わってきました。
各コーナーともワンランク上のスピードで回れるし立ち上がりもよりアクセルを踏めるように感じました。
良いタイヤですね!」とのコメント。

参加者からも試乗の要望が高いADVAN NEOVA AD08。
サーキットのタイムアタックだけでなく、ジムカーナのノーマルタイヤクラスなどでも装着する人が増えている。みなさんも、ぜひそのポテンシャルを体験しに来てくださいね。



■中島 憲久 さん  三菱ランサーエボリューションIX

4WDクラスに参加した中島さんは、今シーズン投入されたADVAN A050Aを装着。

「いつも履いているADVAN A050に比べて、ワンサイズ上がったんじゃないかと感じるほど性能がアップしましたね。それでいて3〜4本走った後でも摩耗は少ない。
ターンでの引っかかりも無くてすごく安心して走ることができました。ADVAN A050Aの進化を感じ取ることができました。」とのこと。

今シーズン、全日本ジムカーナでは雨の中での全クラス制覇を達成するなど、その"強さ"が話題をさらっているADVAN A050。
ADVANジムカーナミーティングに参加して、より進化したADVAN A050Aをあなたも体験してください!

※当日装着できるタイヤの銘柄やサイズなどの詳細は主催者までお問い合わせください。その際には必ず、お客様の車の年式、型式、仕様などをお伝えください。



= INSTRUCTOR VOICE =
■斎藤 邦夫 選手

今日はスポーツ走行が初めてという参加者の方がほとんどでした。
コースへの慣れということ考えれば、みなさん午前中と比べて明らかに速くなりました。でもそんなことよりクルマの運転を楽しんでもらえればと思っています。
次に走るときにまた1からスタートになってしまうかもしれませんが、今日と同じように練習していれば明らかにドライビングのスキルはアップすると思います。またみなさんの参加をお待ちしています。



■岡野 博史 選手

タイヤのグリップの範囲で走ってしまっていると、限界が見えてこない。限界が見えないと、あとどれくらいグリップが余っているのか? それとも使い切ってしまっているのか? というのも分からないですよね。
ステアリングの手応えやスキール音、そしてコーナリングスピードなど。様々なインフォメーションからグリップの限界を感じ取ってください。
こういった練習会では、グリップの限界を体感するというのも重要な要素です。


■稲 木  亨 選手

今回はリヤ駆動のクラスを担当させてもらいました。ボク自身ずっと4WDを乗ってきて、3年前にシルビアに乗り換えたんです。それからまた4WDに乗り換えた。このシルビアに乗った時の経験が今すごく生きているんですね。講師という立場でありながら、みなさんのクルマに乗ることで勉強させてもらいました。
参加者のみなさんも様々な駆動方式に乗ることで、ドライビングのスキルは間違いなく上がると思います。機会があれば是非乗ってもらえればと思いますね。


■箕輪 雄介 選手

隣に乗っていると、パイロンの横に並びかけるくらいでやっとステアリングを切り始めている参加者が多かったですね。
パイロンコースということでライン取りの自由度が高いんですが、自分でコースを狭くしちゃっているという印象です。自分はパイロンの手前で横Gを発生させてコーナーをクリアするというのを重視しています。
ウェットの時にも多かった症状がドライでも出ていますね。その点を注意してみてください。


■小林 辰郎 選手

今回の参加者はサーキット走行がメインでジムカーナは練習と考えている人、中級から上級イベントに出場している人たちでした。
隣に乗っていて気になったのはタイヤのグリップの使い方ですね。縦を使い切ったらニュートラルで回復を待つ、そこから横を目一杯と使い分けちゃう人が多かったですね。縦と横を両立できていないといった方がいいかもしれませんね。
100%のグリップの中で縦から横へ、そして横から縦へとスムーズに移行させる意識で運転すれば間違いなく速くなれますよ。


■古谷  亘/横浜ゴム株式会社・モータースポーツ部

ADVANジムカーナミーティングは、みなさんのジムカーナライフを充実させるための場として活用してもらえればと思っています。
講師陣からはドライビングテクニックやセッティングの方法などを、また私たち横浜ゴムからは最新の競技用、スポーツ走行用タイヤの試乗を提供しています。
2009年は関東での開催は最後となってしまいましたが、来年も開催できればと考えております。
またその際には、ご参加いただければと思います。

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