−去年も今年も、新しい参加者の方が増えてきていますよね?
谷田さん :
そうですね。例年は初戦が11台くらいで始まるのが、今年の初戦は15台という多くの参加者が集まりました。内訳はエリーゼが11台、2-ELEVENが4台ということで、エリーゼは年々お問い合わせも多くなっていますし、今のところエリーゼSの中古がけっこう出回っていて、これを購入されて出場してくる方も増えてきました。
全体の動向としては7〜8割は去年から継続参戦の方々で、あとは今年の場合はお二人の新しい参加者の方と、2009年に出場されて一旦お休みされていた方がお一人「やっぱりLotus
Cupを、またやりたい」ということで戻ってこられました方をお迎えしました。
ここは私達が求めていたというか、参加者の皆さんがそういう雰囲気を作ってくださったのですが、 「Lotus Cup JAPAN」は凄く雰囲気がいいんですね。
レースはみんなきちんとと戦って、バトルもします。ただ、コースからパドックに戻ってくると、皆さんで「ここはこう走る、ああ走る」とか、「こうやったら速い」とか「ここは何速がいい」とか、そういうことを参加者同士で教えあったりしているんです。
こうした和気あいあいとした雰囲気は、もしかすると他のレースではなかなか無いんじゃないかなって思うんですよ。だからこの「Lotus
Cup JAPAN」が持つ独特の良い雰囲気を一度気に入ると、居心地はいいのかなっていう気がしますね。
ゲストとしてプロドライバーの方たちに来ていただいても、「すごく皆良いレースをしていますね。マナーの良いレースをしていますね」と褒めていただける事が多いので、そこはご参加いただいているみなさんのおかげで、良いレースが作れてきているんじゃないかと思います。
−参加者の皆さんがパドックで話している内容も、驚くほど細かい事が多いですよね?
谷田さん :
女性の立場からすると、男性はこんなにも0.1秒とかそんなところに拘って力説するのか!
と感じるくらい、本当に細かいですね(笑)。
皆さん、車載のカメラを見せ合いながら研究したり、練習も凄く熱心ですし。