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HOME / MOTORSPORTS / ADVAN FAN / Vol.55 News Index
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REPORT
【EVENT SUMMARY】
年5回開催される「ADVANジムカーナミーティング」。
その4回目となる今回は、9月15日に関越スポーツランドで行われました。

当日の天気予報では雨が心配されましたが、曇りでドライコンディションのまま一日を過ごすことができました。
今回の開催日は3連休の最終日にだったということもあって、参加台数は若干少なめの33台。ですが、こんな時こそ講師からよりじっくりとアドバイスを受けるチャンスというものです。

「クルマの調子と自分のドライビングを見てもらって、最後に柴田さんのドライビングも見させてもらいました」と3回の同乗走行を体験した人もいた「第4回 ADVANジムカーナミーティング」。
各講師たちもフル回転で参加者たちのクルマに同乗、いつも以上に密度の濃いレッスンが行われました。
 
【LECTURE】
今回は参加台数も少なめだったため、コースの難易度を高めた設定。今まで経験したことの無かった走り方やテクニックを体験して、持ち帰ってもらおうというのが講師陣のテーマでした。

斉藤邦夫講師が初級者クラスを、岡野博史講師がFF&4WDクラスを、柴田優作講師がFRクラスを担当。
初心者クラスを担当した斉藤講師は、開口一番「初心者に教えるのって大好きですよ! エンジンの音を聞いていても最初は途切れ途切れだったのが、後半になるとキレイに吹き上がってゆく。目に見えて上達するのが分かるので、教えるのが楽しくってしょうがないですね」とコメント。

初心者クラスでは、午前中にスラロームやサイドターンなどの基礎練習をみっちりとやった後で午後から本番のコースを走行する。
今回、斉藤講師が気をつけてアドバイスしたことは何かを尋ねると、「アクセルやステアリングを丁寧に操作してくださいと話しました。それは本コースを走るときでも同じで、ストレートではリミッターが利くくらいしっかりとアクセルを踏んでシフトアップしてください。それと怖くなったら、しっかりとブレーキングして減速すること。クルマを壊しちゃったら、せっかく楽しんでるのにもったいないよね」とのこと。

走行後に、講師に自分のクルマを運転してもらうとビックリ!こんなことが出来るんだと感激している参加者も多くいらっしゃいました。
いつも乗っているマイカーが、タイヤを替えたら、講師が乗ったら"マシン"に変わる。「ADVANジムカーナミーティング」では、そんな異次元体験をしてみたい初心者の方たちからの参加をお待ちしています!
 
【DRIVING】
クルマに乗る経験値が高いのは分かるものの、全日本選手たちは何故どんな駆動方式のクルマに乗っても速く走れるんだろう?FFと4WDクラスを担当した岡野講師に訊いてみました。

「FFは、決めたラインをいかにトレースするかがメインなんですよ。4WDやFRはリヤが駆動しているので立ち上がりで色んな挙動が出るから、それに合わせてラインを修正する。頭の中ではそうやって切り替えてますね。立ち上がりでの挙動が多い分、4WDやFRは答えがいっぱいあるっていうのかな?臨機応変に対処してゆかなければいけない。その挙動変化に興味を持ってもらえると、運転がもっと楽しくなりますよ」とのこと。

岡野講師は、FFでジムカーナを始め4WDに乗り換えた選手。ですが、当然FRに乗れないということはありません。
「リスクはともないますけど、色んな人のクルマを運転出来るとすごくいい経験ができますよ。同じクラブの人でもいい。セッティングやタイヤの違いから感じ取れることは、自分の運転に間違いなく生きてきます」と付け加えてくれました。

同じく柴田講師も「人に比較してもらって、いろいろな発想に触れることってすごく重要ですよ。極端なこと言っちゃうと、ドライビングの技術って全日本選手も中級者もそんなに差があるワケじゃない。それを使いこなす考え方や発想方法が違うだけ。仕事なんかでも同じだと思うんですけど、柔軟な発想を持っている人って評価されますよね。凝り固まっちゃったらタイムだって伸びませんよ」と話す。

上級者の操作をまねることはできても、その日、その時間、その状態で再現は出来るかもしれない。けれど条件が変われば、途端に失敗してしまうなんてよくある話。そんな経験を積み重ねてきた全日本選手だからこそ的確なアドバイスが出来る。走り方やセッティング、道具の使い方……。
自分ひとりだけで考えてないで、疑問はすぐ講師の人にぶつけてみましょう。目からウロコの解決方法が見つかるかもしれませんよ!
 
【ENTRANT VOICE】
●小畑知之 さん/インプレッサ

ホームページで「ADVANジムカーナミーティング」を知ったという長野県の小畑さん。
モータースポーツをやってみたかったという思いから、まず一歩を踏み出してのご参加です。

「斉藤さんの同乗走行には驚きました。コーナーの進入スピードもステアリング操作も何もかも自分の運転と違っていました。
いきなり本コースを走るのではなくて、スラロームなどの基礎練習から始められるのも良かったです。
とにかく斉藤さんは、ブレーキの使い方が違うように感じました」

と、やや興奮気味に語ってくれました。
これからドライビングの習得からクルマ作りまで、様々な疑問がわいたら是非また「ADVANジムカーナミーティング」に参加してくださいね!
 
 
●斉川隆史 さん/シビック

山梨と長野県シリーズのノーマルタイヤクラスに出場中という斉川さん。
「ADVANジムカーナミーティング」には今回で3回目、毎回レクチャー付きコースに参加している。

「今回は岡野さんに隣に乗ってもらって運転を見てもらったんですが、自分が迷っているところを的確に指摘してもらいました。
何でそんなに分かっちゃうんだろうって不思議になるくらいなんですけど、そのアドバイスを自分のものに出来たらタイムは確実に上がりますね。
実はことし長野県シリーズではチャンピオンを獲れました」

俗に"Sタイヤ"と呼ばれるスポーツタイヤでジムカーナを始めたという斉川さん。昨年から一般的なラジアルタイヤにしてみっちりと走り込み始めたら、成績も良くなってきたとのこと。

「今になって、もう一度"Sタイヤ"で走ってみたいなと思うようになってきました」とくれば、ぜひADVAN A050をお試しください!
ジャンケン大会でゲット出来るチャンスもある「ADVANジムカーナミーティング」、次回の参加もお待ちしております。
 
 
●志村よしこさん/MR2

旦那さんの雅紀さんと3回目の参加となる、自称"ADVANジムカーナミーティングマニア"の志村夫妻。

「講師のレクチャーがとってもためになっています。ここぞとばかりに講師の方を捕まえて隣に乗ってもらってます。
ドライビングで知りたいことをリクエストしたりすると、そのとおりやってくれる。しかも私レベルの目線で話してくれるし。
家計には響いちゃうかもしれないけど、元は取らないと。
柴田さんを一番こき使っちゃってるかもしれないですね(笑)」
と、よしこさん。

いやいや柴田講師は、そんなことではへこたれません。これからもどんどん使っちゃってください。
毎回お楽しみのジャンケン大会でも、夫婦そろってのチームプレイでタイヤをゲット!
楽しい一日となったことは間違いない?
 
【INSTRUCTOR VOICE】
斉藤邦夫選手 :
「今回はコースの難易度を少し高めに設定したので、今までとは違う体験が出来た人もいるのではないでしょうか。
ドライビングとは、極端に言うとその人の哲学とか生き方につながってくる領域があります。
特に中級者以上になると、運転技術の向上とともにそれが確立し始めてくるものです。
そうなると答えだけを教える方法だと、その人ためにならないことが多いですね。
どうやって答えを導き出すか?その考え方の方が重要。
中にはもっと端的に1秒タイムアップする方法を教えて欲しいという人も、いるかもしれません。
うるさがられちゃうかもしれないけど(笑)、中級以上の方には考え方をアドバイスするようにしています。」
柴田優作選手 :
「今回はかなり密度の濃いレッスンが出来ました。
参加していただいた方たちの運転、クルマ、考え方までしっかりと見ることが出来ました。
ジムカーナはクルマを使う競技なので、道具の使い方や調子の良し悪しで勝負が付いちゃったりすることって多いですよね。このセッティングは合ってるのかな? 間違ってるのかな? そんな悩みを抱えているときは自分一人で考えていてはダメ。
友達やクラブで走る走行会などで人に乗ってもらう、評価してもらうってすごく重要ですよ。
ADVANジムカーナミーティングでは、ぼくら講師がその役割を担っています。真剣に評価しますから、どんどん声をかけてきてください。」
岡野博史選手 :
「ジムカーナを始めた頃なんですが、当時スリックカートというのが流行っていました。
クラブのみんなで走りに行ったのですが、そこで優勝したことがあります。
この経験が4WDに乗った時、すごく役に立ちました。
他の人のクルマに乗ることも、自分のドライビングにすごくいい刺激になります。ボクはクルマを操るっていう感覚に興味を持ってから、走ることがすごく楽しくなりましたね。
ADVANジムカーナミーティングでそんな楽しみを発見してもらえると嬉しいですね。
自分なりの楽しみ方を見つけられると、長くジムカーナを続けられるんじゃないかな?」
 

【古谷 亘/横浜ゴム株式会社 モータースポーツ部】

まず、次回の最終戦の日程が10月26日から10月19日に変更になったことをお伝えします。
また、最終戦ということで盛大にやりたいなと考えています。
今年は他社さんのタイヤを履いたという方も、来シーズンに向けてのセッティングを試したりADVAN A050とNeovaの性能を体感していただければと思っています。
講師の方たちの同乗走行もジムカーナを楽しむ幅を広げてくれること間違いなしです。

多くのみなさんのご参加をお待ちしております。
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