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REPORT
【EVENT SUMMARY】
まったくのジムカーナ初心者から、全日本を戦うインストラクターにみっちりと教わりたい人、そして今日はみっちりと走り込みたいという人たちまで。ジムカーナを楽しみたい人たちが集まれるのがアドバンジムカーナミーティングです。

そのアドバンミーティングの第2回が、6月21日に関越スポーツランドで開催されまし。全く初めてという軽自動車からバリバリの競技車両まで49台の参加者が集まりました。

梅雨の時期というとウェットコンディションを嫌う人も多いかもしれません。しかし、梅雨の時期だからこそできる貴重な体験もあるゾ!
今にも降り出しそうな曇り空の中で行われた開会式。横浜ゴムのスタッフとインストラクターたちが、今日のスケジュールを説明。
 
【LECTURE】
各クラス、駆動ごとに分かれてインストラクターとの慣熟歩行。この頃には雨が降り始め、そのまま本降りに。
路面は水たまりができるほどのヘビーウェットへ…。

こんな時こそウェットからドライまで幅広いレンジで高いグリップ力とコントロール性能を発揮するADVAN A050のG/2Sコンパウンドを試すのにもってこい!
タイヤ試乗を希望した参加者の皆さん、ウェット路面にも関わらず高いグリップ力を発揮するADVAN A050のパフォーマンスの高さに驚いていました。

午後に入ると天気は一変!
初夏の太陽が顔をのぞかせる見る間に路面は乾いていき、完全なドライに。ヘビーウェトからウェット、ドライまで。すべての路面を体験できるレッスンなんて滅多にありません!
様々な路面を体験できた参加者たちは、どんどんとタイムアップしていきました。
 
【DRIVING】
雨の日には雨のテクニックを教わろう!
ということで、全日本ジムカーナN4クラスを戦う岡野博史選手に話をお聞きしました。

「ぼくはウェットで成績が出ている方ですけど、ドライに比べてはるかに疲れますね。クルマの動きや操作に、すごく神経を使わなければならないですから」

なるべく無理な操作をしないということですか?

「いくらウェットだからって、無理しなければタイムは出ないですよ。
でもコーナリングでは無理しない。ブレーキと加速で限界まで攻め込む。アクセルもできるだけ一杯開ける、でもホイールスピンさせちゃいけないんです。
横方向ではなく、縦方向でタイヤに仕事をさせるというのが基本になります。
それからウェットというと路面が一定のように見えませんか?でも、ウェットこそタイヤが路面に食いつくところと食いつかないところの差が激しいんです。
そういう情報を頭に入れて、食うところは、しっかりとアクセルを開けることが重要ですね。
タイヤの状態をしっかりと把握して、タイヤの気持ちになって走ってみてください」

最後に今回使ったADVAN A050 G/2Sコンパウンドのウェットでの性能について教えてください。

「まずコントロール性がいいことですね。滑ってからの限界もつかみやすいですし、流れ出しも穏やかです。
G/2Sは絶対的タイムということだけでなく、扱いやすさも重要視してますから是非履いて試してみてください」
 
【ENTRANT VOICE】
1日という短い時間で路面から、レッスンまでみっちりと学べたアドバンジムカーナミーティング。エントラントからはこんな声も。

●梅田 裕久さん/ランサー・エボリューション

「埼玉群馬戦に出ています。ぼくら四駆乗りに取って岡野さんは憧れの存在なので、隣に乗ってもらえて良かったです。
前回のイベントで初めて自分のクルマに乗ってもらってビックリしました。
岡野さんは、自分が知らないクルマの動かし方を知っていて、すぐに実践できないかもしれないけどすごく参考になりました。
4輪駆動は運転が難しいですね。ランサーエボリューションは、ぼくの経済力では限界ギリギリのところなんですが、お金があったらぜひエキシージにも乗ってみたいと…」

ぜひ、柴田選手の隣に乗ってみてください!

●越前谷 剛さん/S2000

「去年までビートに乗ってたんですけれど、どのイベントも排気量無制限みたいなクラスが多くて、それでS2000を買ったんです。
パワーアップ上がったら即入賞できるかなと思ってたら、そうもういかなくて…。
今日は柴田さんに自分のクルマを運転してもらってから、自分の運転を見てもらいました。柴田さんからは『タイトターンと高速のブレーキングが同じだよ』って言われて、すごく勉強になりました。
最後のジャンケン大会で、もらえるタイヤ狙っています」

給料の大半をジムカーナにお使いという越前谷さん。惜しくも今回はタイヤゲットならず!
次回も参加お待ちしてます。

●下田 貴之さん/インテグラ

「以前ジムカーナをしていたんですけど辞めちゃっていたんです。弟がバリバリの競技車でジムカーナしているので、また始めようかと思ってインテグラを買いました。それで関越スポーツランドを走ったら、どうにも納得がいかなくて…。
ADVANのウェブサイトでこのイベントを知って、今回参加しました。他にも趣味があるので、なるべくローコストで長く楽しみたいですね。
今日は同乗走行もあって面白かったです。ガソリンが高くなっても、こういうことに使う分には気にならないですね」

これからインテグラをじっくりと競技車に仕上げてゆくという下田さん。クルマや運転のチェックをしに、アドバンジムカーナミーティングに参加してくださいね!
 
【INSTRUCTOR VOICE】
斉藤邦夫選手 :
「速くなりたいという人へのアドバイスって、一昔前だったら『タイヤとガソリンを一杯使いなさい!』で済んでたけど、今はそういう訳にはいかない。すべて効率よくやって欲しいですよね。
クルマの作り方から運転の仕方まで。アドバンジムカーナミーティングに来てもらえれば、そういうノウハウを惜しみなくお教えしますよ!」
柴田優作選手 :
「いろいろなイベントに参加していても、クルマのセッティングや仕様に不安を抱えている人たちは多いようですね。そんなときは僕たちインストラクターを、目一杯利用してください。
今回は、同じクルマに3回くらい乗ったりもしましたよ!
それと、まだADVAN A050を体験した人が少ないようですね。ラジアルタイヤとは、異次元に違うグリップ。こういう機会に是非とも体験してみてください」
岡野博史選手 :
「今回は、参加者のみなさんがウェトからドライまで、すべての路面を走ることが出来て良かったですね。どの状況でも一緒ですが、走っている最中にタイヤがどんな状態になっているかを把握しながら走ってみてください。
ステアリングから伝わるキックバックの強さやスキール音など、五感を研ぎ澄ませているとタイヤの気持ちが分かるようになるかもしれませんよ」
稲木祐子選手 :
「前回に続き初心者クラスの人たちを担当させてもらいました。初心者の人にはまずアクセルを踏むことを覚えてもらうのが大変なのですが、今回参加された方たちはみんな弾けてる人たちが多くて(笑)、ガンガンアクセル踏んでました。
それも、20代の女性の方がお一人いらっしゃいましたが、ほとんどは年齢層の高い方ばかり。みなさん、一度はこういった競技をやってみたいという気持ちを、心の中で暖め続けてきた人たちだと思います。
是非また参加してきてくださいね!」

【古谷 亘/横浜ゴム株式会社 モータースポーツ部】

アドバンジムカーナミーティングでは、新商品のタイヤをジムカーナ場で試乗することができます。そして全日本ジムカーナを戦う豪華なインストラクター陣の同乗もで
きます。
同乗の仕方も自分のクルマを運転してもらうのを隣から見る、自分が運転しているのを隣から見てもらうと様々です。レクチャーも講師が常駐していますので、ビギナーの人たちも遠慮なく参加してください。
参加者のみなさんと、一緒になってジムカーナを楽しめる環境が整っています。
次回は、8月16日に富士スピードウェイでの開催となります。是非ともご参加ください。
皆さまのご参加を講師・スタッフ一同心からお待ちしています!
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