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MACAU Grandprix International F3
マカオグランプリ1954年に産声をあげたマカオグランプリ。
1983年からはフォーミュラ3(F3)規格が導入され、日本やヨーロッパ各国のF3選手権で好成績を修めた選手たちが一堂に会する「F3世界一決定戦」として知られている。
また、同年からこれまでタイヤはADVANがワンメイクコントロールタイヤに指定され続けており、まさに足元からマカオグランプリを支え続けてきた。

マカオの勝者はその後フォーミュラ1(F1)へとステップアップを果たして活躍を見せる選手も数多く、F3世界一決定戦であると同時に「F1への登竜門」という存在でもある。
 
2007年のマカオグランプリも歴史に残る名勝負が繰りひろげられた。特に日本人ドライバーが表彰台に2人立ったのは、F3規格が導入されて25年目にして初の快挙である。
 
今回は、2007年のマカオグランプリ・インターナショナルF3で、決勝レースを控えた選手たちのショートインタビューをお届けします。
 
 【>> 2007年のマカオグランプリ・インターナショナルF3の詳しいレポートはこちら

オリバー・ジャービス選手
[Photo]オリバー・ジャービス 選手
1984年・イギリス生まれ。
8歳からレーシングカートに参戦を続け、18歳で四輪レースにデビュー。
イギリスのフォーミュラ・フォードに2002年から2シーズン参戦した後、2003年のウィンターシーズンからは同じくイギリスのフォーミュラ・ルノーへとカテゴリーをスイッチ。
2005年にフォーミュラ・ルノーでシリーズチャンピオンを獲得すると、2006年にはイギリスF3選手権へとステップアップ。同年、最優秀新人となり、シーズンを2位で終える。
2007年は戦いの場を全日本F3選手権へと移し、チーム・トムスから参戦。3勝を飾り、シリーズランキング3位を獲得した。



 【決勝レース : 優勝 / 予選レース : 優勝】
マカオグランプリでは、まず公式予選でポールポジションを獲得出来たことがとても嬉しかったですね。決して楽な戦いにはならないと最初から判っていましたが、練習走行を通じてマシンの状態がどんどん良くなって行ったので、チームにとっても私自身にとっても最良の結果につながりました。

レースについてはスリップストリームを使える長いストレートがあるので、ポールポジションは決して有利とは言えないと思います。ですから、スタートからマンダリンオリエンタルベントまでをトップ3以内でクリアすることを最初の目標としています。そこから先は慎重な走りを心がけながらも全開で行くのみです。
マカオグランプリという特別な戦いの場で、最高の週末を過ごすことが出来るようになることを願っています。
大嶋和也選手
大嶋和也 選手
1987年・群馬県出身。
10歳でレーシングカートを始め、全日本ジュニアカート選手権や全日本カート競技選手権FAクラスでシリーズチャンピオンを獲得するなどを活躍を見せる。
2004年から四輪レース活動を開始、フォーミュラ・トヨタに参戦。参戦初年度でシリーズ2位、二年目となる2005年にはシリーズチャンピオンを獲得して台頭。
2006年には全日本F3選手権にステップアップしてシリーズ2位に輝くとともに、SUPER GTシリーズにも参戦。
2007年も両シリーズへの参戦を続けており、全日本F3選手権では6勝を飾ってシリーズチャンピオンを獲得した。



 【決勝レース : 3位 / 予選レース : 3位】
マカオはどのドライバーも言うように、とても難しいコースです。しかし、ある"コツ"さえ掴んでしまえば、走っていてこんなに面白いコースも他には無いでしょう。
その"コツ"とは、コーナーへの進入と立ち上がりのバランスをいかに取っていくかという点です。パッシングポイントがリスボアコーナーくらいしかないので、このポイントはとても重要なものになります。
エスケイプゾーンが全くないのは正直なところ怖いですね(笑)。でも、自分自身の限界にどこまで近づけられる走りを実践出来るかという攻略のし甲斐を感じられます。
 
ADVANタイヤは昨年もマカオで履きましたが、特に横方向のグリップレベルが高いと感じます。
多少リアを滑らせてもコントロールしたままでコーナーリングをしていけるので、ドライバーにとっては乗っていて楽しいタイヤですね。
小林可夢偉選手
小林可夢偉 選手
1986年・兵庫県出身。
9歳でレーシングカートを始め、13歳になった2000年には全日本ジュニアカート選手権でシリーズチャンピオンを獲得。
更に2001年には全日本カート選手権のICAクラスでシリーズチャンピオンを獲得するとともに、アジアパシフィック選手権・ICAクラスでも2位という好成績を修める。
同年、15歳でフォーミュラトヨタ・レーシングスクールを受講して合格。JAF競技運転者限定A級ライセンスの発給資格を16歳になって得ると、2002年のフォーミュラ・トヨタ最終戦でレースデビュー。
2003年に同シリーズで2位を獲得、マカオグランプリのフォーミュラ・ルノーにも参戦。2004年にはフォーミュラ・ルノー・イタリアシリーズに参戦、2005年に同シリーズとフォーミュラ・ルノー・ユーロカップのダブルタイトルを獲得。2006年からはF3ユーロシリーズにステップアップを果たしている。



 【決勝レース : 13位 / 予選レース : リタイア】
マカオはリスボアコーナーが勝負所になるので、山側区間で先行するマシンにきちんとついていって、海側でスリップストリームを確実に得ることが必須です。
しかし、最後まで何が起きるか判らないのがマカオ。自分自身の状況を常に考えて、何がベストなのかを冷静に見いだして実行していくことも求められます。
 
タイヤについては、僕は正直に言ってYOKOHAMAのタイヤが好きなんです。とても使いやすいタイヤですし、ドライバーとして面白い戦いが出来る大きな要素になりますね。

将来的にはF1で勝ちたいと思っています。そのために、まずは今あるレースをしっかりと勝って、ステップを確実に昇っていこうと考えています。
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