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Macau Grandprix 2007
/ Inter F3
News Index
54th.MACAU Grandprix
開催日程
2007年11月16日(金)
〜18日(日)
開催場所
マカオ (中国)
天 候
晴れ
路 面
ドライ
決勝周回数
予選レース : 7周
決勝レース : 15周
>> Report (レポート)
>> Result (競技結果)
>> Detail (カテゴリー紹介)
1983年にYOKOHAMAがタイヤサプライヤーとしてタイヤ供給を開始してから今年で25年目を迎えるマカオグランプリ。
アジアで最も長い歴史と伝統を誇るこの大会は今年で54回目の開催を数え、市街地コース・ギアサーキットを舞台に11月15日から18日にかけて開催された。
F3の世界一決定戦として定着している同イベントには、今年も世界各国のF3で活躍するトップランカーが集結。
ユーロF3でランキング4位に付けた小林可夢偉選手のほか、全日本選手権勢からはチャンピオンの大嶋和也選手を筆頭に、ロバート・ストレイト選手、オリバー・ジャービス選手、塚越広大選手、伊沢拓也選手などが参戦した。
今大会で幸先の良い出足を見せたのが、イギリスF3王者マルコ・アスマー選手で、15日の予選1回目でトップタイムをマーク。2番手にユーロF3王者、ロメイン・グロージャン選手が続くが、翌16日の2回目の予選ではジャービス選手がトップタイムを叩き出し、17日に行なわれる予備レースのポールポジションを獲得。2番手はアスマー選手で、3番手にマノー・モータースポーツから参戦する塚越選手が続いた。
翌17日、10ラップで争われる予選レースではポールポジションのジャービス選手がスタートで2番手に後退、グロージャン選手がトップに浮上するなか、リスボアコーナーで3番手グリッドの塚越選手と4番手グリッドのエドアード・モルタナ選手、9番手グリッドのセバスチャン・ブエミ選手が接触を喫しコースアウト。
エースケープソーンに逃れた塚越選手はなんとかレースに復帰したが、残りの2台がマシンと止めたことから、いきなりセーフティカー導入の波乱の幕開けとなった。
5周目にレースが再開すると2番手のジャービス選手がグロージャン選手を交わしてトップに浮上する。その後は8周目にアッテ・ムストネン選手がクラッシュを喫し、赤旗中断でそのままフィニッシュ。
ジャービス選手が決勝のポールポジションを獲得、アスマー選手が2番手、6番手からジャンプアップを果たした大嶋選手が3番手グリッドを獲得した。
18日、15ラップで争われる決勝では好スタートを決めたジャービス選手がオープニングラップを制覇。2番手に大嶋選手、3番手に5番手グリッドのサム・バード選手がジャンプアップを果たす。
しかし、ペースの上がらないバード選手に代わって2周目にアスマー選手が3番手に浮上。4周目には9番手グリッドの塚越選手もバードを交わして4番手に浮上した。
5周目以降は上位陣のマージンが等間隔に開き出していたのだが、6周目にフランク・マイルー選手がクラッシュを喫し、セーフディカーが導入される。
これで一気にその差が縮まったが、11周目に再スタートが切られるとトップのジャービス選手が激しい走りを披露。そのまま逃げ切りを果たし、マカオグランプリのウイナーに輝いた。
一方、注目を集めた2番手争いは11周目に3番手に浮上した塚越選手が13周目に大嶋選手をかわして2位表彰台を獲得。かわされた大嶋選手も3位入賞を果たし、全日本ドライバーが表彰台を独占した。
マカオグランプリは、サーキットも集っているドライバーの顔ぶれも、本当にスペシャルなイベントですから、この勝利には自分でも驚いています。
スタートしてから第1コーナーとマンダリンオリエンタルベンドまで集中しながらトップをキープできたので後は全開でアタック。
途中でセーフティカーが導入されましたが、もう一度トップをキープできると信じて再スタートしました。
本当に最高の週末になりましたね。
アスマー選手を抜くために激しいプッシュをしていたので、タイヤをセーブするためにもセーフティカーが導入されたのは僕にとってラッキーでした。
セーフティカー解除後は大嶋選手を抜くタイミングを狙っていましたが、山側で後ろに付けることができたのでスリップストリームで前に出ることができました。
予選レースで接触して決勝は9番手からのスタートでしたが、自分ができることは精一杯やれたと思います。
>> 決勝レース前のドライバーショートインタビューはこちら
タイヤ供給を開始して25年目を迎えた今年はタイヤの金型を変更し、タイヤの均質性が向上ししました。これにより、高速走行時の安定性、また接地状態が良好となり、耐摩耗性能の向上にも繋がります。
路面が良くなった影響もありますが、こうしたタイヤの進化によって25年前に比べると10秒ものタイムタイムアップを実現し、決勝レース中のベストラップはこれまでで最速をマークするなど、特に決勝の後半で従来のコースレコードに近いタイムを叩き出しました。
来年に向けて、さらにタイヤのグレードアップを図って行きたいと思います。