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FP-Jrクラスの概要
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キッズカートの最高峰に位置するJAFジュニアカート選手権。
その概要は2007年の場合、次のようになっています。
 
■競技会格式とライセンス
大会はJAF(日本自動車連盟)公認の準国内格式で開催されます。
参加資格は原則としてJAF発給のジュニアカートライセンス所持者で、当該年で満年齢12歳以上15歳未満のドライバーに与えられます。
但し、年齢については当該年に15歳に達しても、一般ライセンスを取得しなければ、その年のジュニア選手権競技への出場が認められます。
 
■競技形態
競技は、走行については「タイムトライアル」→「予選ヒート」→「決勝ヒート」という流れが基本。
「タイムトライアル」は10分間のコースオープン中に出走してタイム計測を行うことが義務づけられます。但し、コースイン後に途中で停止したりピットに戻った場合は、走行を再開することは許されません。
タイムトライアルで記録したベストラップを基準として「予選ヒート」のスタート順を決します。「予選ヒート」は15km(または15分)以上25km(または25分)以内の周回で行われるレース形式の走行となります。
この予選ヒートの結果を受けて、「決勝ヒート」へと進みます。参加台数が多い場合は、予選ヒートの成績によって「決勝ヒート」の参加資格を得られることになる場合もあります。決勝ヒートも15km(または15分)以上25km(または25分)以内で競われ、スタートはローリング方式が採用されています。


技術概要
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JAFジュニアカート選手権は、FP-Jr(フォーミュラピストンジュニア)という部門に分類されます。
このカテゴリーは参戦経費の抑制とイコールコンディション化に配慮した規則が制定されており、使われるカートは次のようなものとなります。
 
■シャシー
使えるシャシーは自由。参加申し込みの際に車両申告書で登録したものが競技での使用を許され、登録出来る台数は1台となっています。
なお、最低重量は130kgと定められています。
 
■エンジン
エンジンはYAMAHAのKT100SECがワンメイク指定されています。大会では封印されたエンジン2基が各参加者にデリバリーされる方式となっており、アフターメンテナンスに対する参加者の省力化と過度のチューニングを防止する効果があり、イコールコンディションレース実現のための大きな要素となっています。
 
■付帯部品
エギゾーストパイプやマフラー、電装系の部品などは参加者側で用意して、配布されたエンジンと組み合わせます。これらは基本的にYAMAHA純正品の使用に限られており、細かい部分でもイコールコンディション化が図られています。


タイヤ
キッズカートの最高峰であるJAFジュニアカート選手権では、ADVANのレーシングカートタイヤがワンメイク指定されています。

そのタイヤとはドライ用が「ADVAN Racing Kart SL02」、ウェット用は「ADVAN Racing Kart SL03」。
サイズはSL02がフロント用4.5×10.0-5、リア用が7.1×11.0-5。SL03はフロント用4.0×10.0-5、リア用は6.0×11.0-5です。
 
競技会ではディストリビューション制とされ、大会ごとに天候の急変など特別な場合を除いてスリック/レインともに1セットのみの使用に限られています。

タイヤに対しては一切の加工が禁じられ、配布については審査委員が立ち会い、受領した参加者は主催者の指定した場所でタイヤに自己のゼッケン番号を記入して技術委員の確認を受けなければなりません。配布されたタイヤは、パドック外への持ち出しが禁じられ、厳密な管理の下で使用されています。
 
こうした制度を採用している背景も、参加費の抑制やイコールコンディション化の推進にあります。
 
YOKOHAMAのレーシングカートタイヤはCIK(国際カート委員会)の公認を受けたドライ用の「ADVAN Racing Kart DA/GP2」とウェット用の「ADVAN Racing Kart WA/GP4」を筆頭に、手軽にモータースポーツを楽しめるレンタル&インドアカート向けの「ED(エンデュランス)シリーズ」まで幅広いラインナップを揃えています。
 
その中でも「ADVAN Racing Kart SL02」は、ドライ路面での優れたグリップ力と高い耐久性を両立。トラクション・ブレーキ性能とコーナーリング性能の向上を実現しています。
一方ウェット用の「ADVAN Racing Kart SL03」は、半乾き路面からヘビーウェットまで幅広く対応出来るトレッドパターンを採用して厳しいコンディションの下でもしっかりと路面をグリップします。
 
JAFジュニアカート選手権でのワンメイク指定は、高い性能領域にありながらも扱いやすい特性と、イコールコンディションが求められる競技における安定した供給体制への信頼によるものと言えるでしょう。
 
今や世界ではF1、国内ではSUPER GTなどのトップカテゴリーに多いレーシングカート出身のドライバーたち。
ADVANレーシングカートタイヤで競っているジュニアカーターたちの更なる飛躍をADVANもしっかり支え続けています。
 
 
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