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カテゴリー&タイヤ解説 APRC × CUSCO WORLD RALLY TEAM
[LINK] 公式ウェブサイト
カテゴリー&タイヤ解説
その名の通り、アジアおよび環太平洋地区を転戦する「FIAアジア・パシフィック・ラリー選手権(APRC)」。1988年に発足、WRC(FIA世界ラリー選手権)に次ぐ格式を誇るエリア選手権として、強豪がしのぎを削りあっているシリーズだ。
2011年は4月1日から3日にかけてマレーシアで開催される「Malaysian Rally」で開幕。オーストラリア、ニューカレドニア、ニュージランドと南半球を転戦した後、再び舞台をアジアに移して9月30日から10月2日かけては日本で開催される「Rally Hokkaido」が戦いの場。そしてシリーズは中国で最終戦を迎える、全6戦のカレンダーとなっている。

このシリーズには全戦を対象とした選手権に加えて、アジアと環太平洋地区それぞれの戦いを対象としたアジアカップとパシフィックカップも設定されている。2010年、アジアカップの栄光に輝いたのは日本から参戦するCUSCO RACING World Rallly Teamの炭山裕矢選手/加勢直毅選手組だった。

2011年のAPRCにもCUSCO RACING World Rallly Teamは引き続き参戦。炭山選手組に加えて、リファット・サンガー選手組という2台体制で臨む。マシンはランサー・エボリューション]、炭山選手はアジアカップの3戦に出場して連覇を狙い、リファット選手はAPRC全戦に出場してタイトル獲得を目指す。

また、2011年からは新たにジュニアトロフィーが設けられる。
これは2輪駆動で排気量1,600ccまでのノンターボエンジンを搭載した車両によるもので、マレーシア、オーストラリア、ニュージーランド、そして日本の合計4戦が対象。参加資格としては2011年の1月現在で28歳までの若手ドライバーに限られる。
このジュニアトロフィーにはCUSCO PROTON Junior Teamとして番場彬選手組が出場。マシンはプロトン・サトリアネオで、若い力の活躍にも期待が寄せられている。
大会ごとにキャラクターが異なる、開催地の個性が見られるステージこそAPRCの魅力であり、難しさでもある。
基本的には日本のラリーと比べて圧倒的にステージ距離が長く、かつアベレージスピードも高い。その上で硬質路面から軟弱な路面までステージの状況は変化に富んでおり、タイヤに求められる性能もハイレベル。

横浜ゴムでは海外用グラベルラリータイヤとして「ADVAN A053」が強さを発揮するシリーズである。
プロトタイプ時代から2006年の「Rally JAPAN」優勝を筆頭に、過酷な路面のキプロスなどでも勝利をおさめ、もちろん昨年は炭山選手のアジアカップ獲得も足元からしっかり支えた頼もしい存在だ。

基本的なグリップ性能や耐摩耗性能、さらには根石などからのダメージにも強い耐久性能といった要求に対して、優れたパフォーマンスを実現。さらに路面の状況に応じたグルービングへの対応という面でも、優れた性能を発揮している。
主なチーム&ドライバー
2011年のAPRC(FIAアジア・パシフィック・ラリー選手権)で、アジアカップ連覇を狙う炭山裕矢選手と、ジュニアトロフィー獲得を目指す番場彬選手のプロフィールをご紹介します。
 
CUSCO RACING World Rally Team  DRIVER
炭山 裕矢 選手 =YUYA Sumiyama=
 
1976年・愛知県出身。
ダートトライアル界で活躍する父・義昭氏のDNAを受け継ぎ、1996年にダートトライアルでデビュー。2001年に全日本選手権のA4クラスでシリーズチャンピオンを獲得。
2002年にラリーへと転身、CUSCO RACINGの一員となって全日本ラリー選手権やAPRCへの参戦を重ね、2010年はAPRCのアジアカップを制した。CUSCO(株式会社キャロッセ)の社員として、市販パーツの開発ドライバーも努めている。
特集企画 >> APRC×CUSCO WORLD RALLY TEAM (1)
CUSCO PROTON Junior Team  DRIVER
番 場  彬 選手 =AKIRA Bamba=
 
1986年生まれ。
ダートトライアルでの経験を重ねた後、2006年に「ラリー・ニュージーランド」でラリーデビュー。
'08年には全日本ラリー選手権のJN4クラスにフル参戦を果たし、シリーズランキングで総合14位、JN4クラス9位を獲得。
'09年は活動を休止したが、'10年にCUSCO RACING World Rally Teamの一員となって活動を再開、「Rally Hokkaido」や「Rally China」でクラス優勝を飾った。
特集企画 >> APRC×CUSCO WORLD RALLLY TEAM (2)
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