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JGC 2009
/ Round 7
News Index
All Japan Gymkhana Rd.7
開催日程
2009年9月6日(日)
開催場所
鈴鹿サーキット・南コース
(三重県)
天候/路面
晴れ/ドライ
気 温
28度 〜 32度
路面温度
35度 〜 46度
参加台数
154台
(ADVAN装着車 35台)
>> Report (レポート)
>> Result (競技結果)
>> Detail (カテゴリー紹介)
全日本ジムカーナ選手権第7戦は、日本を代表するモータースポーツのメッカ、鈴鹿サーキット内にある南コースが戦いの場となる。
ここから最終戦の第9戦まで、2〜3週間という短いインターバルでの3連戦となり、タイトルを目指す上位選手は万全の体制で臨むことが必要とされる。
9月になったとはいえ残暑は厳しく、この第7戦の決勝日も朝から陽射しが照りつけて気温が上昇。午前中には気温は30度を超え、路面温度は最高46度まで上がり、今季随一の高温路面での戦いとなった。
コースレイアウトはスタート直後に短い距離での連続サイドターンが必要となるダブルフリーターンが置かれ、続いて180度ターンをこなし、そこからは鈴鹿南を特徴づける連続S字、中高速コーナーへと突入。
そして終盤には狭いコース内に270度ターンが置かれてゴールと、息もつけない設定となっていた。
また、南コースはサーキット舗装ゆえミューが高く、加えて温度が上がったことでタイヤへの攻撃性も高まる。
タイヤにとっては厳しい条件ではあったが、そんな中でもADVANのA050、およびスリックタイヤがポテンシャルを発揮。
3クラスを制するとともに、SA2クラスではADVANユーザーの森嶋昭時選手(RX-7)が4位に入り、ライバルの追随を振り切ってシリーズチャンピオンを獲得。昨年に続いて2年連続の全日本タイトルを手にした。
第6戦ではSCクラスの谷森雅彦選手(ランサー)がやはりチャンピオンを決めたが、他のクラスに先駆けて、ADVANユーザー2クラスを制覇したことになる。
SA1クラスでは斎藤邦夫選手(シビック)が1本目にベストタイムを刻み、2本目は一度逆転されながらも、高温路面に強いG/Sコンパウンドの性能を存分に引き出して再逆転。完全優勝で今季3勝目をあげ、チャンピオン争いを盛り上げる。
SA3クラスでは天満清選手(ランサー)が土曜日の公開練習からベストタイムを刻み、決勝でもその流れは途切れることなくライバルを圧倒。
1本目、2本目ともに他を寄せつけず、唯一の1分10秒台にたたき込んで優勝。やはりG/Sコンパウンドを履いて出走しており、そのポテンシャルの高さを見せつける。
DクラスはADVANスリックを履く3人の熾烈な戦いとなり、1本目は斉藤孝行選手(TG47)がベストタイムを刻む。
だが、昨年までここ鈴鹿南で6回連続優勝の小林キュウテン選手(スズキ隼)が2本目に底力を発揮。自己タイムを1秒以上縮める走りを見せ逆転優勝。
7年連続で鈴鹿南を制し、鈴鹿マイスターに相応しい結果を残した。
N2クラスでは新たな構造を与えられたADVAN A050Aの225 /45R16サイズが投入され、箕輪雄介選手(インテグラ)がベストタイムを刻むも、惜しくもパイロンタッチ。
朝山崇選手(インテグラ)が2位表彰台を獲得し、今後が楽しみとなる結果を残した。
【今回の成績 : SA1クラス 優勝】
2本目に路面温度は上がりましたが思ったほど路面状況は悪化しておらず、タイムアップできる要素は各選手に平等にあったと思います。
やや複雑なコースでしたが、1本目で学習した分2本目はタイムアップでき、さらにADVAN A050のG/Sコンパウンドは最後までしっかりグリップを発揮してくれました。
【今回の成績 : SA3クラス 優勝】
今回は公開練習から調子が良く、決勝までその流れでいけた感じです。
2本目は路面に乗ったラバーのせいもあったのか、ややグリップが悪化した感じもありましたが、あまり気にならずに自分の走りができ、自己タイムを縮めて優勝することができました。
【今回の成績 : Dクラス 優勝】
第2戦名阪以来の優勝ですが、強い小林キュウテンが帰ってきた、とアピールしたいですね。
ライバルに追いつかれてしばらく勝てませんでしたが、やってやるぞ、という気持ちは常に持ち続けていましたし、マシンも最高のバランスを求めて細かく進化し、ドライバーも筋力トレーニングを重ねてきた努力が実りました。
また戦う楽しさとか嬉しさが、自分の中に戻ってきた感じです。
【今回の成績 : SA2クラス 4位 (シリーズチャンピオン確定)】
去年の倍の勝ち数(4勝)で、戦いは去年よりは楽な面もありましたが、同じクルマで、履くタイヤも同じライバルと戦いながら自分自身をより高められたと思います。
第2戦のウェットの戦いで10位となり、今まではそこで落ち込んでしまうことが多かったのですが、今年は逆にそれを発奮材料として、その後の戦いをリードする力にできたようです。
できれば勝ってチャンピオンを決めたかった半面、何としても今回で決めたかったですし、より攻めた結果の順位ですのでこの結果には満足しています。
グリップの高いサーキット舗装に加え、今季最も高い気温、路面温度でタイヤにとっては厳しい条件だった。
加えて冒険色の強いコースレイアウトでミスをおかす選手も少なくなかったが、そんな条件下でも中高温用のADVAN A050・G/Sコンパウンドが安定したポテンシャルを発揮し、2クラスでベストタイムを刻むことができた。
また、新たに投入したADVAN A050Aの225 /45R16サイズのパフォーマンスも予想通りで、優勝こそできなかったが好タイムを刻んで成果を示すことができた。