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All Japan Gymkhana Rd.6
開催日程
2009年8月2日(日)
開催場所
浅間台スポーツランド
(千葉県)
天候/路面
曇り/ドライ
気 温
26度 〜 33度
路面温度
29度 〜 36度
参加台数
132台 (ADVAN装着車 35台)
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真夏の決戦となる全日本ジムカーナ選手権第6戦は関東に舞台を移し、パイロンコースのメッカである浅間台スポーツランドで熱戦が繰り広げられた。

舗装路面に何本ものパイロンを置き、スラローム、コーナリング、サイドターンなどのセクションを作り出すコース設定はジムカーナの原点でもあり、とりわけ関東地区ではパイロンジムカーナが以前から数多く開催されていたこともあり、関東地区出身の選手が強いといわれてきた。だが、全日本戦ともなると上位選手はコースを選ばない。


今回のコースも中低速コーナー、8の字ターン、複数のパイロンを回り込む複雑なターンセクションなどが組み合わされ、的確で最短距離を走るライン取りを見つけるのに加え、いかにロスなく、車速を必要以上に落とさずにコーナーやターンセクションを抜けることが要求される。
大まかに分けると前半がコーナリング主体、後半がターンセクション主体と分けられるが、後半の連続ターンの成否がゴールタイムを大きく左右する傾向が強かったようだ。

決勝日は朝のうちはどんよりとした曇り空で、気温もこの時期にしては低く、陽射しもないので路面温度も低め。さらに浅間台は繰り返しの走行で舗装路面が磨かれて、舗装にしてはグリップが低いという特徴を持つ。

天候は一日を通じてほぼ曇りで、午前中1回、午後1回、パラパラと雨が降ってきたものの長続きせず、一部クラスを除いて路面状況が大幅に変わるようなことはなかった。


1000cc以下のN1クラスではふくはらようへい選手(ヴィッツ)と白銀孝治選手(ヴィッツ)が2位と3位を占め、前輪駆動車によるN2クラスも前原信治選手(インテグラ)が2位表彰台に立つ。

後輪駆動車によるN3クラスではポイントリーダーとしてシリーズをリードする柴田優作選手(ロータス・エキシージS)がライバルと僅差の戦いを繰り広げて2位となり、シリーズリーダーの座を守る。

ランサー・エボリューション同士の戦いであるN4クラスは岡野博史選手(ランサー)が2位となり、こちらもシリーズリーダーの座を守ってチャンピオン獲得へ駒を進めた。

やや改造範囲の広いSA車両クラスでは、SA1クラスにシビックで参戦している福田大輔選手が3位表彰台を獲得。

ADVAN勢が上位を占めているSA2クラスでは、森嶋昭時選手(RX-7)が1本目に叩き出したベストタイムで優勝。2本目はこのSA2クラスだけ雨に見舞われ、そのためタイムアップはかなわなかったものの、優勝した森嶋選手に続いて2位が藤本泰則選手(RX-7)、3位松崎充意選手(RX-7)、4位角岡隆志選手(RX-7)と、1〜4位をADVAN勢が占める結果となった。

SA3クラスは優勝こそライバルに譲ったが、天満清選手(ランサー)が2位となり、こちらもタイトル争いがさらに面白くなる


ナンバーなしの改造車クラスであるSCクラスではランサー・エボリューションXを駆る谷森雅彦選手(ランサー)が2位に1.8 秒以上の差をつける快走ぶりで前戦に続いて2連勝。
これが今季4勝目となり、早くもシリーズチャンピオンを確定。
ランサーエボリューション]にマシンをスイッチ、開幕戦から投入したデビューシーズンでも強さを見せて、他のクラスに先駆けてタイトル獲得。
谷森選手は8年連続の全日本チャンピオンという快挙を昨年同様に最終戦を待たずしてなし遂げた。

DクラスもADVAN勢同士が熾烈な戦いを繰り広げ、ディフェンディングチャンピオンの小林キュウテン選手(スズキ隼)、3連勝中の岡村貴之選手(スズキ隼)のタイムが伸び悩む中、斉藤孝行選手(TG47)が1本目から他を引き離す走りを見せてベストタイムをマーク。
2本目もそのタイムを誰も破れず、斉藤選手が悲願の全日本戦初優勝を遂げた。


なお、今年6月から新設が可能となったPN車両部門3クラスのうち、四輪駆動車のクラスであるPN3クラスが今回初めて成立。ADVANユーザーの参戦はなかったが、今後の動きが注目される。
ADVAN A050 誕生 ADVAN A050 開発ストーリー ADVANジムカーナミーティング
Driver's Voice
柴田優作選手
 【今回の成績 : N3クラス 2位】
1本目で失敗もあり、2本目はもっとタイムを縮められると考えていましたが終盤のターンセクションでやや遅れてしまったようです。
ADVAN A050のG/2Sのチョイスは間違ってなく、スタートからゴールまでグリップの低下などはありませんでしたし、
シリーズリーダーの座も守れました。今回の2位を前向きにとらえて残り3戦を戦っていきたいと思います。

岡野博史選手
 【今回の成績 : N4クラス 2位】
路面温度とコースを見てADVAN A050のG/Sコンパウンドを選びましたが、問題なく自分の走りができましたね。
終盤のターンセクションでライバルをしのぐ走りができずに2位でしたが、シリーズリーダーの座は変わりませんし、今シーズンはいい流れで来てますので、気を取り直して残り3戦を頑張っていきます。

森嶋昭時選手
 【今回の成績 : SA2クラス 優勝】
今回のパイロンコースは面白かったですね。
土曜日の公開練習ではパイロンタッチをしてしまいましたが、その成果が生きて(笑)、決勝ではずいぶんパイロンに近づくことができ、特に前半セクションでタイムを稼げたようです。
タイヤは前後ともADVAN A050のG/2Sを選びましたが、最後までグリップが低下するようなこともなく手応えも十分でした。

谷森雅彦選手
 【今回の成績 : SCクラス 優勝 (シリーズチャンピオン確定)】
2本目はセッティング変更が裏目にでてタイムアップできませんでしたが、攻める方向の変更でしたので悔いはないですし、やはりパイロンコースはいろいろ勉強になります。
エボ]の初投入で今シーズンは厳しい戦いもありましたが、昨年同様、ここ浅間台でチャンピオンを決められたのは嬉しいですね。あとは有効6戦を勝って、今まで通り満点チャンピオンを決められるようにあと3戦、頑張ります。

斉藤孝行選手
 【今回の成績 : Dクラス 優勝】
18歳でジムカーナを始めて20年目での全日本初優勝です。
今シーズンはマシントラブルがあった点を除けばツボにはまった走りができていましたが、やっとその成果を示すことができました。
今回はパイロンコースに合わせて、ホイールなどの変更でマシンの全幅を70mm狭めてきましたが、そういった細かい対策も好タイムにつながったのだと思います。
TECNICAL INFORMATION|テクニカル・インフォメーション
舗装の骨材が磨かれて丸くなっているのでドライでもミューが低く、さらに低速コースなのでタイヤへの摩耗や攻撃性が低いこともあり、ソフトなG/2Sが合ったようだ。
一方でドライバー自身がより剛性感のあるフィーリングを好む場合、N4やSA3の4WD車ではG/Sを選んで好タイムを刻んでいる。
ともにスタートからゴールまでA050本来のキャパシティを失うことなく走りきって上位タイムを残しており、そのパフォーマンスを十分示すことができた。
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