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All Japan Gymkhana Rd.2
開催日程
2009年4月26日(日)
開催場所
名阪スポーツランド (奈良県)
天候/路面
雨/ウェット
(N2クラス1本目途中から)
気 温
12度 〜 14度
路面温度
12度 〜 15度
参加台数
149台 (ADVAN装着車 36台)
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全日本ジムカーナ選手権の第2戦は関西のジムカーナのメッカ、名阪スポーツランドのCコースが舞台となる。
前半が島回りを中心としたテクニカル、後半はこのコースの名物ともいえる連続S字をこなすハイスピードセクションの設定で、今回はパイロンターンのセクションは設けられていなかった。とはいえ、細かいコーナーが連続する前半は慎重にラインを見極めなければならず、舵角と速度のマッチングが欠かせない。
後半はハイスピードなうえに連続S字をいかにクルマの挙動を乱さずに抜けるかがポイントとなり、ダイナミックかつ繊細なステアリングワークが要求される。
このチャレンジングなコースに加え、各選手を悩ませたのがこの週末の天候だ。

公開練習の行なわれた土曜日は朝から強い雨が降り、気温も上がらず路面はウェット。
午後は雨は小降りとなったが路面はセミウェットのままで、不安定な路面での前哨戦となった。

そして翌日の決勝日も気温は低く、N2クラスの1本目走行途中から雨が降り始める。ときどき雨足は強くなり路面はヘビーウェットへと転じていった。
さらに風も強く気温は最高でも14度程度で推移し、多くの選手がウェットセッティングへの変更を余儀なくされると同時にタイヤチョイスに悩む状況となる。

だが、こうした不安定かつ過酷な条件下でADVAN A050のG/2Sコンパウンドが本領を発揮。
公開練習日に多くのADVANユーザーがベストタイムを刻み、さらに1日中雨と風が続いた決勝日はさらに強みを見せる。

雨の影響を1本目はなんとか免れた出走順が最初のN1クラスでは、亀山伸一選手(ヴィッツ)が2位表彰台を獲得。

続く出走のSA1クラスでは、ベテランの斉藤邦夫選手(シビック)がクラスで唯一1分26秒台に叩き込んで堂々の優勝。これに福田大輔選手(シビック)が続いて、ADVANがワン・ツー・フィニッシュを飾った。

この後に出走したN2クラス、1本目の走行途中から雨が降り始める。
そんな中、N2クラスでは一昨年のN1クラスチャンピオンからこのクラスに昨年転向した朝山崇選手(インテグラ)が3位に食い込み、N2クラスで初めての表彰台を獲得。

そして開幕戦の備北では表彰台をADVAN勢が独占したSA2クラス。
天候の急変でレインセッティングを施した2本目勝負となったが、開幕戦でデビューしたADVAN A050Aをフロントに装着するRX-7勢が今回も大活躍。
松崎充意選手(RX-7)が嬉しい全日本戦初優勝を飾るとともに、藤本泰則選手が2位、角岡隆志選手が3位と二戦連続でADVAN勢力を独占。さらにS2000の萩原宗宏選手も4位入賞を果たし、ADVAN勢がトップ4を独占する圧勝ぶりを見せた。

さらに激戦となったN3クラスでは1本目に柴田優作選手(エキシージS)がベストタイムを刻み、2本目は若杉将司選手(エキシージS)がそれを上回って逆転優勝。若杉選手、柴田選手とADVANユーザーがワン・ツー・フィニッシュを決め、このクラスにおけるADVANの連勝をさらに更新。

ADVAN A050、そしてA050Aの躍進に沸く名阪スポーツランドだが、これはまだほんの序章に過ぎなかった。
厳しいコンディションの下、この後もG/2Sコンパウンドがさらにポテンシャルを見せつける。

毎回激しい接戦が繰り広げられているSA3クラス。
4輪にADVAN A050A G/2Sコンパウンドを装着した天満清選手(ランサー)が、1本目で2番手のライバルに約4秒という大差をつけてベストタイムをマーク。
2本目ではさらに1秒近いタイムアップを果たして強豪ライバルを圧倒、文句無しの優勝を飾った。

SA3クラスと同様にN4クラスでもADVAN A050Aが圧倒的な強さを見せた。
その主役は岡野博史選手(ランサー)、土曜日の公開練習2本、そして決勝2本とすべてベストタイムで他の追従を許さず完全優勝。
さらに印南靖志選手(ランサー)も全日本選手権での自己最上位となる5位入賞を果たし、A050Aのパフォーマンスを各選手が存分に引き出していく。

まさしく"ADVAN DAY"となった第2戦だが、その勢いは改造車クラスに入っても全く留まることが無かった。

ドライコンディションではスリックタイヤを履くSCクラスは今回、雨のために255/40R18サイズのADVAN A050 G/2Sコンパウンドで走った谷森雅彦選手(ランサー・エボリューションX)が今季初優勝。
全日本ジムカーナ選手権におけるエボX初優勝をデビュー二戦目にして果たし、今季もここから連勝街道を突き進んでくれることを予感させる笑顔を表彰台の真ん中で見せてくれた。

そしてDクラスはレインタイヤ同士の戦いとなったが、ディフェンディングチャンピオンの小林キュウテン選手(スズキ隼)が優勝するとともに、岡村貴之選手(スズキ隼)が2位、斎藤孝行選手(TG47)が3位とADVAN勢が表彰台を独占。


このように、ADVAN勢が主役となった第2戦・名阪ラウンド。
全9クラスのうち7つのクラスをADVAN勢が制し、2つのクラスでは表彰台を独占。
特にADVAN A050、そしてN4、SA2、SA3の各クラスでは、この春にデビューしたADVAN A050Aを装着したマシンが次々に優勝を手中におさめていき、ライバルを圧倒する高いタイヤパフォーマンスを改めて実証する結果となった。
ADVAN A050 誕生 ADVAN A050 開発ストーリー ADVANジムカーナミーティング
Driver's Voice
若杉将司選手
 【今回の成績 : N3クラス 優勝】
今シーズンはマシンの調子があまり良くなく、今回も勝てるとは思っていませんでしたが、2本目はセッティングを思い切って変えて勝負に出ました。
結果としてクルマがウェット路面でもよく曲がるようになり、G/2Sコンパウンドの低温ウェットでの信頼性を十分に生かすことができました。

岡野博史選手
 【今回の成績 : N4クラス 優勝】
気温が上がらず、ウェット状態が続くという厳しい条件でしたが、ADVAN A050AのG/2Sコンパウンドが本領を発揮してくれました。
スタート直後から十分グリップするという確信を持つことができ、最後までその期待を裏切らずに走りきることができたのは素晴らしかったです。
得意のパイロンターンはなかったですがカートコースも嫌いではないですし、開幕戦の2位に続いて優勝と、今シーズンはいい戦いができそうです。

斉藤邦夫選手
 【今回の成績 : SA1クラス 優勝】
今シーズンはセッティングも決まってクルマがシャープに動くようになり、SA車両で参加するようになって以来、ほぼ最良の状態となっています。
それに加えてADVAN A050の特性にも慣れて、僕自身がタイヤの一番オイシイところを使えるようになったのも勝因ですね。

松崎充意選手
 【今回の成績 : SA2クラス 優勝】
約22年前に初めて全日本戦に参戦して以来、初めての優勝です。
雨で前輪にADVAN A050Aを履いたのは初めてでしたが、エア圧の調整やダンパーのセッティングなど、いろいろトライしていい結果を出せたと考えています。
前後タイヤのバランスも良くなり、開幕戦ではやや不満のあったブレーキのバランスも改善でき、今回は満足のいく走りができました。

天満清選手
 【今回の成績 : SA3クラス 優勝】
2005年の最終戦以来の全日本優勝で、本当に嬉しいです。
ADVAN A050AのG/2Sは今回のような低温のウェット路面でも存分に攻められるだけのパフォーマンスを持っています。
今回は土曜日の公開練習からベストタイムで、SA3クラスにあった『土曜日トップの選手は優勝できない』というジンクスを破れました(笑)。

谷森雅彦選手
 【今回の成績 : SCクラス 優勝】
タイムにはちょっと不満が残りましたが、全日本ジムカーナでのエボリューションXの初優勝を果たせたのは嬉しいです。
まだ、完全にはエボXを乗りこなせていない部分もあり、自分の感覚とズレることもありますが、これからいろいろな走り方を試してさらに進化させていきたいと考えています。

小林キュウテン選手
 【今回の成績 : Dクラス 優勝】
フォーミュラタイプのD車両は軽いだけに水膜が厚い状況ではなかなかタイムが出ないのですが、2本目に新品のレインタイヤを投入したことで雨の中でもタイムアップを果たせました。
今年はエンジンコンピューターのセッティングも進化して、マシンをよりコントロールしやすくなったことが好タイムにつながった面もあります。
TECNICAL INFORMATION|テクニカル・インフォメーション
このコースは晴れるとホコリでダスティになるとともにラバーグリップの影響が出やすく、一方でウェットではかなりの低ミューとなる。
今回はウェットに低温が加わりかなり厳しい条件だったが、かえってADVAN A050・G/2Sコンパウンドのアドバンテージが高まり、それが今回の結果につながった。
今後も、より多くの選手にそのパフォーマンスを味わっていただきたい。
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