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JAF-CUP All Japan Gymkhana
開催日程
2008年11月3日(日)
開催場所
SSパークサーキット(福島県)
天 候
晴れ
路 面
ドライ
路面温度
12度 〜 22度
参加台数
160台 (ADVAN装着 37台)
>> Report (レポート)  >> Result (競技結果)  >> Detail (カテゴリー紹介)
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全国地区戦と全日本戦の上位入賞者が一堂に会するJAFカップジムカーナ。2008年は東北にあるSSパークサーキットを舞台に開催された。
ここ数年、JAFカップで優勝した選手は翌年の全日本選手権で好成績を収めることが多い。次代を担う選手たちのプレステージとして機能し始めているのがJAFカップだといえる。

JAFカップ開催は、実に12年ぶりとなるSSパークサーキット。地元東北以外の地区の選手には、ほとんど始めてとなるコース。
路面温度や状態など、タイヤの性能を裏付けるデータがほとんどない状態の中でのイベントだ。
今回のコース設定は、スタートしてすぐ左側にある池の周りを2周。それからインフィールドに入ってゼブラゾーンを攻め、最後に8の字から短いストレート〜270度ターンとテクニカルで締める設定。最初の高速周回でリズムに乗れるかどうかは、テンポの変わる中〜後半セクションに向かって非常に重要なポイントでもあったようだ。

今シーズンの全日本ジムカーナ、安定した成績で初めてSA2クラスのチャンピオンを獲得した森嶋昭時選手。初めて走ったというSSパークサーキットコースだったが、1本目に1分23秒309を叩きだしてトップに立った森嶋選手。路面温度22度と、この日最も高くなった時間帯に2本目のトライを迎える。
各選手とも続々とタイムアップ。最終ゼッケン、森嶋選手の前まででトップタイムは佐藤宏明選手の1分22秒963。
「路面温度の事を考えて、練習の時からA050 G/2Sを選択してました。前半のオーバルのような高速セクションがポイントでした。ここは短い距離をいかに速く回るかというのが課題です。切り込んでインに一発で付くんですけどG/2Sは、そこから修正舵を入れたときの手応えがすごくありました。細かな微調整をしながら、そこから全開で立ち上がれる。路面温度が低い今回のような状況でも、しっかりとしたインフォメーションをドライバーに与えてくれる。中間までにマージンを稼いでいる時は、優勝できるパターンなんです。今シーズン全日本でも使い続けてきましたが、今回はよりG/2Sのパフォーマンスの高さを感じ取ることが出来ました」そう語る森嶋選手。
2本目のタイムは、1分22秒732。佐藤をかわして、自身2003、2005年に続く3個目のJAFカップを逆転で獲得した。

路面温度は1日を通じて低く、1本目の競技がスタートした時点で約12〜13度、日の当たった昼間でも20〜22度。それ以降は18度で安定していた。
森嶋選手のコメントにもあったように、低温域でも高いグリップ力を発揮するA050 G/2S。ドライバーに安心感を与えアグレッシブな気持ちを引き起こさせたに違いない。
事実、今回のJAFカップでは全8クラス(※カップのかからないレディスを入れると9クラス)中、何と6クラスでADVANユーザーが表彰台の中央に立つという大活躍。

今回の総参加台数は160台で、そのうちADVANユーザーは37台と決して多い数字ではなかった。その中での表彰台独占だからこそ大きな意味がある。
これからのジムカーナで次代を担う選手たちの大半が、ADVANを支持していることの現れだといえるだろう。

>> ADVAN A050の開発ストーリーはこちらから
Driver's Voice
小林辰朗選手  
 【今回の成績 : N3クラス 優勝】
2年連続でJAFカップを獲得できました。今日はG/2Sです。昨日から高速コーナーでタイムを落とすようになってしまいましたが、ターンが得意なのでそこで稼げました。
原因は分かっていたので、フレッシュタイヤを履いた時に合わせるようにしました。ターンの立ち上がりでは、ばっちりトラクションがかかってました。
今年は地区戦メインで、スポットで全日本に参戦しました。浅間台で優勝出来たこともあって、来年からフルに全日本を追いかけます。

吉野正則選手  
 【今回の成績 : SA3クラス 優勝】
JAFカップに出場するのは今回で2回目です。前に出たときは4位でした。
タイヤは、G/2Sです。すごくいいフィーリングなんですね。先週も雨の中でテストしましたが、すごく良いですね。
今回は練習の時から、最後のターンで失敗してしまいました。ずっとビリで来てますから、これさえ行ければ、勝てるだろうと思っていました。
地区戦が好きなので、全日本に出る気はないんです(笑)。ジムカーナはストレスが発散できれば良いんですよ。真剣な遊びですから。今回のJAFカップ優勝は、最高の喜びですね。

谷森雅彦選手  
 【今回の成績 : SCクラス 優勝】
今回は初めて同じクラスでダブルエントリーしました。パイロンセクションがポイントになった思いますね。
アウト側の路面の舗装が変わっているところがありました。ここを通るとピッチングが起こっていました。ここに合わせたセッティングを見つけることが出来たのが勝因ですね。
今回のJAFカップは、このクルマで最後のイベント。来年からはランサーエボリューションXで参加します。
エンジンもベンチにかけて回ったみたいなんで、エボXの弱点を補った改造車に仕上げたいですね。

小林キュウテン選手  
 【今回の成績 : Dクラス 優勝】
自分自身これまで、JAFカップがターニングポイントになった事が多かったんですよ。
ハコ車に乗ってる頃、公開練習でクルマを壊しちゃって借り物のGT-Rで決勝を走ったら優勝しちゃった。これがきっかけで隼に乗れるようになりました。目標を見失いかけてたとき、パイロンタッチを2本も犯して自滅したら、次の年すごく安定してチャンピオンを獲れたこともありました。
今回も色々な課題を持って参加したんですが、全部はこなせませんでしたね。
でも、この優勝を来年の全日本につなげますよ!
TECHNICAL INFORMATION|テクニカル・インフォメーション
12年ぶりに開催されたコースということで、データがほとんどない状態。11月の東北という気温を考えて、ほとんどの選手がG/2Sを選択した。
スタートして1つめのコーナーに、不安なく進入できるグリップを発揮してくれたG/2S。幅広い温度に対応する性能が、今回の偉業達成の大きな要因となったといえるだろう。
全日本と異なりタイヤ交換が許された今回のイベントでも、2本目にも同じタイヤを使う選手が大半。耐摩耗に対しても高い性能を発揮した。
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