JAFが発給する国内B級ドライバーライセンスで参加出来るのがジムカーナ競技。自動車を使うモータースポーツのファーストステップとして、また身近な趣味としてのスポーツドライビングを楽しめるステージとして、多くの愛好者に支えられているカテゴリーだ。
JAF公認競技会はもとより、ライセンス無しでも参加できる練習走行会形式のイベントまで、全国各地で毎週のように開催されているジムカーナ。
そんな中で頂点に位置するのが「全日本ジムカーナ選手権」である。
頂点、とは言っても参加しているほとんどのドライバーはいわゆる"プロフェッショナル"ではない。ごく普通のサラリーマンからショップオーナーまで、多彩な顔ぶれが純粋に自らのドライビングテクニックを高め、到達した"ジムカーナ・ピラミッド"の頂点が「全日本ジムカーナ選手権」。
2008年のシリーズは全9戦と選手権外のイベントとして「JAFカップ」があり、北海道から九州までを転戦する。コースもミニサーキットからジムカーナの醍醐味と言えるフルパイロンレイアウトが共存しており、それぞれのコースでトップドライバーたちが華麗なテクニックの応酬を繰りひろげる。
【ADVAN TIRE INFORMATION】
全日本ジムカーナはナンバー無しのDクラスとSCクラスについてはスリックタイヤをドライタイヤとして使用し、それ以外のクラスでは競技向けスポーツラジアルタイヤを用いている。
スポーツラジアルを履くADVAN勢の走りをメインで支えるのは、2007年にデビューした
「ADVAN A050」。
独創的なトレッドパターンが圧倒的な強さを見せ続けてきたADVAN A048の後継モデルは、その性能を研ぎ澄ませる進化を遂げた。
2007年の全日本ジムカーナ選手権ではシーズン途中からの投入となったが、A050を使いこなして後半戦で強さを見せたN1クラスの朝山崇選手が見事にシリーズチャンピオンを獲得。比較的パワーの小さい車種が競い合うN1クラス、ゆえにドライバーのテクニックとタイヤのパフォーマンスが勝敗を大きく左右するのことは良く知られている。
さらに2008年は新たなコンパウンドを投入、元来持っている高いポテンシャルに一層の磨きをかけている。
「ADVAN A050」はデビューイヤーからこの激戦区を制し、2008年はさらに多くのユーザーが栄冠を手中におさめることが期待されている。