全日本ジムカーナ選手権も第7戦を迎え終盤戦に突入。
前戦のツインリンクもてぎに続き関東での2連戦となったが、今回はもてぎとは対照的ともいえるフルパイロンコースの浅間台スポーツランドが戦いの場となる。
パイロンを縫って走るテクニカルコースはサイドターンセクションやスラロームに加え、常にGのかかるコーナーが続き、ドライバーは一時も気を抜けない。
特にスタート直後の連続フリーターンは回転方向が定められていないだけに、ターンの技術に加えてドライバーの判断力が要求され、この設定に翻弄される選手も少なくなかった。
決勝日は雨との予報もあったが、1本目、2本目ともに降雨はなく路面はドライ。
気温は30度程度とやや蒸し暑かったものの、陽射しがほとんどなかったせいか路面温度は40度以下。
この時期にしては低めであり、さらに浅間台の路面はミューが低いこともあってADVAN
A050ユーザーはソフトコンパウンドのG/2Sをチョイス。
守備範囲の広いG/2Sは次々とターンが続くコースでも高いグリップ性能を確保し、多くの選手が上位入賞を果たす結果となった。
N2クラスは何度か上位に顔を出しながらも優勝のなかった箕輪雄介選手(インテグラ)が全日本戦初優勝を遂げ、N3クラスも小林辰朗選手(RX-7)がこれも全日本初優勝。
さらにSA2クラスは角岡隆志選手(RX-7)が約2年ぶりの優勝を果たし、SCクラスは谷森雅彦選手(ランサー)が優勝して7年連続の全日本チャンピオンを確定。
Dクラスも小林キュウテン選手(スズキ隼)の優勝で4年連続の全日本チャンピオンを決めるなど快挙が続出。
9クラス中5クラスをADVANユーザーが制するとともに柴田優作選手(エキシージS)がN3クラス2位、森田勝也選手(ランサー)がSA3クラス2位と上位入賞を果たし、まさに"ADVAN
DAY"といってもいい一戦となった。
【
>> ADVAN A050の開発ストーリーはこちらから】