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JGC Round 4
開催日程
2008年6月15日(日)
開催場所
オートスポーツランドスナガワ
(北海道)
天 候
晴れ
路 面
ドライ
気温
17度 〜 22度
路面温度
29度 〜 38度
参加台数
88台 (ADVAN装着 16台)
>> Report (レポート)  >> Result (競技結果)  >> Detail (カテゴリー紹介)
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全日本ジムカーナ選手権第4戦は北の大地、北海道に舞台を移して開催された。
例年どおりオートスポーツランドスナガワが戦いの場となる。石狩川の河川敷に作られた常設コースは平坦で広く、今回も長いストレートに加えてインフィールドのシケインやコーナリング、さらにゴール前にはターンセクションが置かれ、距離も長く走り甲斐のある設定となった。

天候も朝9時のスタート時から強い陽射しが照りつけ、湿度が低く気温もほどよい感じながら、昼ごろには路面温度も40度近くまで上昇。
やや荒れたコンクリート舗装の路面はタイヤへの攻撃性が高く、グリップレベルは高いものの、タイヤとのマッチングによって操縦性が変化しやすい面もあり、その状況にどこまで対応できるかが勝負となる。

ADVAN勢はFFおよび4WDのクルマはリニューアルされたばかりのADVAN A050 G/Sをチョイスし、前戦のSUGOがウェットおよび低温路面だったこともあり、実質的に今回がG/Sの全日本戦本格デビューとなる。
一方、タイヤへの負担が軽い後輪駆動車は、温度レンジの拡げられたG/2Sをチョイスする。

N3クラスではスナガワを初めて走った若杉将司選手(エキシージS)が土曜日の公開練習で2番手タイムをマークして好調さをアピール。決勝本番でも4位に入り、それに柴田優作選手(エキシージS)が続いて5位となりともに入賞を果たした。

N4クラスではG/Sをチョイスした岡野博史選手(ランサー)が5位に入り、SA2クラスでは開幕戦を制した森嶋昭時選手(RX-7)が3位表彰台をゲット。

さらにベテラン同士の激戦区であるSA3クラスでは天満清選手(ランサー)が3位表彰台を獲得し、ADVAN A050が安定したポテンシャルを見せる形となった。

また、SCクラスはチャンピオン・谷森雅彦選手は不参加だったが、ADVANスリックを履く町田和雄選手(シティ)がランサー勢に混じって3位表彰台と健闘を見せた。

次戦は富山県のイオックスアローザで行われる全日本ジムカーナ選手権。
フルパイロンコースでの開催となるが、リニューアルしたA050に合わせたセッティングデータも充実してくることから、更なる好成績獲得への期待が高まる。

>> ADVAN A050の開発ストーリーはこちらから
Driver's Voice
若杉将司選手  
 【今回の成績 : N3クラス 4位】
スナガワを走ったのは初めてで、コンディションを確実につかめずに終わってしまいました。
あとちょっとで表彰台だっただけに残念です。
僕はG/2Sをチョイスしましたが最後のターンセクションまでタレは感じずに走りきれました。

森嶋昭時選手  
 【今回の成績 : SA2クラス 3位】
タイヤの感触は悪くなかったのですが、温度の上がった路面でG/2Sを乗りこなすデータがちょっと足りなかったようです。
次は頑張ります。

天満清選手  
 【今回の成績 : NA3クラス 3位】
ADVAN A050に合わせたセッティングとか走り方も見えてきたんですが、今ひとつ詰めきれてない感じです。
各セクションでわずかずつ離されている感じで、次はもうちょっと上位に迫りたいですね。
TECHNICAL INFORMATION|テクニカル・インフォメーション
路面のタイヤ攻撃性がかなり高いだけでなく、今回は走る距離も長かった。
負担の大きいFFや4WDではG/Sがベストチョイスだ。路面そのものとADVAN A050の相性は悪くなく、各選手ともさまざまなデータが取れたようなので、今後の戦いに活かされてくるだろう。
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