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東京オートサロン2013 with NAPACは三日間の会期で開催されたが、その初日となる1月11日(金)は、午前中が報道および業界関係者のみへの公開となる。
日本最大級のカスタムカーイベントとして、国内のみならずアジアを中心とした海外での注目度も高い東京オートサロン。開場となった午前9時から、海外メディアを含めた多くの報道陣が取材に訪れていた。
そんな中で、ヨコハマタイヤブースでは新商品の発表会を行った。
グローバルフラッグシップタイヤ「ADVAN」から、ハイパワー・プレミアムカー向けタイヤの「ADVAN Sport V105」を発表。また、開発中の参考出品として「ADVAN NEOVA AD08R」も展示。
前身となるADVAN Sport (V103)は、2004年に産声をあげた。ADVANがグローバル・フラッグシップ・ブランドと位置づけられ、その象徴的な存在のひとつとして、ベントレーへの新車装着を皮切りに翌年には世界市場での発売が開始された。
昨今、ハイパワー・プレミアムカーには「より高速に、より快適に」を更に高いレベルで求める潮流があり、その流れに応えるために開発されたのがADVAN
Sport V105である。自動車メーカーからの高い要求に応えるため、開発拠点としては世界中の自動車メーカーが"開発の聖地"とも称する過酷なサーキットコースである、ドイツのニュルブルクリンクにあるヨコハマテストセンターを拠点とした。ちなみに横浜ゴムでは1980年代の前半、ADVAN
A008Pという商品の時代からニュルブルクリンクに開発の拠を構え、これまでに幾多のモデルが生み出されてきている。
「マウンドプロファイル」という、面圧をコントロールするブロック形状を採用することで、高速走行時の接地特性を改善し、優れた高速安定性を実現した。従来のV103では平らだったショルダーにADVAN
Sport V105では若干丸みを持たせ、水が外に出ていこうとする流れを生んでいる。
面圧の分布を見ると、V103ではエッジのところが若干高くなる傾向があったが、ADVAN
Sport V105では面圧が均一になっている。これもまた、レーシングウェットタイヤでは既に採用されている技術であり、特にマカオグランプリのF3などで良い性能を発揮しているものだ。
このように、横浜ゴムが培ってきた技術を惜しみなく投入し、長年にわたって続けている世界規模でのモータースポーツ活動からもフィードバックを得て生み出された、ADVAN
Sport V105。
クルマを愛し、走りを愛する方々から選ばれてきたADVAN。横浜ゴムの情熱と、妥協を許さない技の結晶として、ADVAN
Sport V105をお届けする。