折 目 遼 選手 アドバン2-イレブン・ドナーゲ
今回はスタートでちょっと1コーナーが混雑する感じだったので、無理に前に出ないでまずはクラブマンクラスの方々の走りを後ろから見ることにしました。特にレース中に後ろからプレッシャーをかけられた時の走り方が掴めない、という話を篠原選手がされていたので、コースのどこが速くてどこがウィークポイントなのかを後ろから見て、走行後にアドバイスしてあげようと思ったのです。
レースの流れや組み立て、ピンポイントでウィークポイントを実戦を通じて教えられるのがLotus
Cup JAPANの大きな特徴。教えたところがきちんと次には速くなっているので、教える方としても面白いですね。
2-11というマシンはナンバー付の割にタイムも安定していて、タイヤも全てのラップで今日のような厳しい暑さのなかでもタレずに安定していました。
ただ反応がピーキーな面があるので、チューニングカーよりはフォーミュラカー寄りの動きをしますね。中級者から上級者向けのマシンという感じです。僕も乗っていてとても面白いクルマでした。
富士攻略のヒントですが、みなさん普段はそんなに速いクルマに乗っているわけではないでしょうから、低速コーナーが続くセクター3などではテクニックもあるようで速いペースで走っていらっしゃいますね。しかし前半の高速コーナーが続く区間では、まだ速くなる余裕があると思います。この前半区間をレベルアップすれば、もっとラップタイムを縮めることが出来るのではないでしょうか。