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HOME / MOTORSPORTS / ADVAN FAN / Vol.84 News Index
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TOKYO AUTOSALON
新春恒例となっているチューニング&ドレスアップカーの祭典「東京オートサロン」が、今年も千葉県の幕張メッセを会場に1月15日(金)〜17日(日)の三日間にわたって開催された。
日本では自動車やモータースポーツを取り巻く環境の厳しさが多く伝えられる中、出展者の数は前回をおよそ2割上回る402、出展車両台数は同じく前回よりも1割以上増えた625台となり、イベントの規模は拡大傾向を見せた。

また出展者の内訳も自動車メーカーや大手のアフターパーツメーカーを筆頭に、世界的にその名を知られる有名チューナーから街のカスタムショップまで幅広く、それぞれに個性的だったりユニークな展示内容が勢ぞろい。

もちろん毎年オートサロンを楽しみにしているというファンも多く、期間中は天候に恵まれたこともあって三日間で23万7千人あまりの入場者を記録。前回よりも3.8%の増加となったが、特に駐車場では東北や北陸、関西など遠方のナンバープレートをつけた車の姿も多かった。
   
 
YOKOHAMA TIRE BOOTH
国際展示場の中に設けられた横浜ゴムブースには、個性的で魅力あふれる3台のデモカーを展示。

新しいインチアップスタイルの提案をコンセプトとしたブースでは、「スポーツ」「コンフォート」「エコ」という3つのカテゴリーにおけるインチアップを、それぞれの展示車で具体的にアピールした。

また、WTCC(FIA世界ツーリングカー選手権)やSUPER GT、全日本ラリー選手権などを戦うモータースポーツタイヤも展示、こちらもブースを訪れた多くの方々の注目を集める存在となった。



■SPORTS Inch-UP : ADVAN NEOVA AD08 × Prostock ADVAN Z

「スポーツインチアップ」は、ADVAN NEOVA AD08の19インチサイズを装着した日産フェアレディZを展示。この車はプロストック・モータースポーツの手によるもので、2009年のZ-Challengeを18インチサイズのNEOVAで戦いシリーズチャンピオンを獲得している。
スペックボードにはプロストック代表の神博也さんがNEOVAを選んだ理由として次のようなコメントを寄せていた。

『ドライでもウェットでも非常にグリップの良いタイヤ。グリップを急に失ったりピーキーなところがなく安定していてハンドリングも良い。
ファッション性も考えつつ18インチから19インチにした。インチアップすることで、直進の安定性やブレーキングの剛性感など、さらに走行性能が上がると考えNEOVAの19インチを選択した』



■COMFORT Inch-UP : ADVAN dB × LX-MODE CROWN HYBRID

「コンフォートインチアップ」では、2009年夏に発売されてご好評をいただいているADVAN dBの20インチサイズを装着したクラウン・ハイブリッドを展示。いまやハイパフォーマンスサルーンを中心に20インチの普及が進みつつあるが、サルーンに求められる静粛性や乗り心地といった"コンフォート性能"を犠牲にすることなくドライビング性能を高めているADVAN dBの20インチには注目が集まった。
この車をプロデュースしたLX-MODEは"大人のドレスアップ"を提案しているが、小島幸裕代表はADVAN dBについて次のようなメッセージを寄せている。

『ドレスアップの基本はインチアップ。ただしプレミアムセダンである以上、静粛性を一番気にするね。大人のインチアップだね。ADVAN dBは誰がパターンを見ても静かそうだし、ADVANが持つ運動性能の高さが加わるので、プレミアムセダンのインチアップにADVAN dBを選択した』



■ECO Inch-UP : DNA Earth-1 × ism ZVW30 PRIUS

今や販売台数の面でも高い人気を誇るハイブリッドカー。低燃費や二酸化炭素排出量の少なさなど"環境性能"が大いに支持を集めているが、やはりクルマ本来の"走る楽しさ"をハイブリッドカーに求めるユーザーも少なくない。
そこで横浜ゴムの提案として「エコインチアップ」というスタイルを具現化。エアロパーツで精悍さを身につけたプリウスに、優れた環境性能で知られるDNA Earth-1の19インチサイズを装着。
エアロパーツはD1グランプリでもお馴染み、T&Eの上野高広代表がプロデュース。上野さんはEarth-1を選んだ理由について、次のように語っている。

『見た目の迫力が欲しく、インパクトのある19インチにした。でも、インチアップをしても燃費性能だって気にしたい。そこで、ころがり抵抗の少ないエコタイヤDNA Earth-1のインチアップサイズをセレクトした』
 
 
【Photo Gallery】
     
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※ADVAN NEOVAの245/40R19 94Wと275/35R19 96Wは2010年夏、ADVAN dBの275/30R20 97Wは2010年2月、ADVAN Racing RG-Dは2010年5月の、それぞれ発売予定となっております。
 
 
Aluminium Wheel BOOTH
YOKOHAMAのホイールブースでは、今年発売予定の新作を装着した2台の展示車両が来場された皆さんの目を惹く存在となっていた。
ポルシェとシルビア、2台のスポーツモデルが装着するのは、それぞれADVANの名を冠したホイール。

横浜ゴムでアルミホイールをプロデュースしているのは、自らもレーシングドライバーとして活躍、往年のグループAにR32型スカイラインGT-Rで参戦して優勝した経験も持つ、萩原修。
コンセプトワークからデザイン、製造品質の確保など、ユーザーの手元に高いクオリティとセンスを届けるべく、妥協を許さないスペシャリストだ。
自らを"クルマ好きの極致にある"と称する萩原は、今回出展したそれぞれの新商品についてコンセプトなどを次のように説明した。



■ADVAN Racing RZ-DF × Porsche 911 GT3 RS

ポルシェはPCDが130mmと大きな値で、これをターゲットとする商品開発は難しいものがあります。デザイン的にはホールの"股"にあたる部分を食い込ませることが出来なくなり、足の短いホイールしか作れなくなってしまうのです。
そのためポルシェはアルミホイールの選択肢が限られてしまい、その点を不満に思っているユーザーさんは少なくありません。
そこで今回はポルシェユーザーさんに"欲しい"と思っていただける商品として、このADVAN Racing RZ-DFを開発しました。
ADVAN Racingブランドとしては初めての鍛造ホイールであり、軽さ・細さは今までご好評をいただいているこれまでのシリーズの良さを受け継いでおり、納得いただける出来ばえを実現しています。

自分としてはADVAN Racingというブランドは人気・実力ともに現時点で充分なものを持っていると思います。ここに鍛造の商品を投入するにあたって、従来と同じ車種をターゲットとするのは何か芸が無いような気がしました。そこで、ポルシェの格好よさを更に引き立てる存在として、ADVAN Racingシリーズ初の鍛造ホイールが合致するのでは、という結論に達したのです。

ポルシェ向けというホイールは先程お話ししたPCDのことに加えて、テストしなければならない荷重値が物凄く高いのです。ポルシェ自体は軽い車ですが、PCDの130mmという数値に対してクリアしなればならない荷重値は114.3mmなどと比べると数十%高いところに設定されているのです。
その値をクリアしつつ、デザインをスポイルさせられないという、二重の苦しみを超えて生み出したのがこの「ADVAN Racing RZ-DF」です。

今回のオートサロンでもポルシェユーザーの方から「こんなホイールを待っていた」と仰っていただきました。5月の発売を予定していますので、全国のポルシェユーザーの皆さん、ぜひご期待ください。
 
 
 
■ADVAN Racing RG-D × Silvia(S15)

実はADVAN Racing RS-Dを造るときに、"双子"の関係でこの「RG-D」の企画も描いていたのです。そこで、まずはディープリムで20インチまでのラインナップを持つRS-Dを先行して市場に投入していたのですが、あれから一年を経てより"走り"に振った17インチから19インチのラインナップとしている「RG-D」を、今回満を持して投入することになりました。

今回のオートサロンには試作品を展示していますが、実は市販品では少し変えようと思っている箇所があります。それは試作品ではリムの一部を光輝タイプとしているのですが、市販品ではマット仕上げにしようと思っています。
RS-Dと比べてスポーク本数も少なく、より"硬派なスポーツ感"を持っているRG-Dに対しては質実剛健さを打ち出していこうかと。

人気のRS-DとRG-Dでは、少しきらびやかなRS-Dと、無骨な感じのRG-Dといった感じの違いになるでしょうか。
ブースを訪れたお客さまも、ご自身のカーライフスタイルなどによってRS-DとRG-Dを見比べて「こっちがいい、いやあっちの方がいい」と話題にしてくださっていました。こちらも2010年5月に発売開始予定なので、お楽しみに!


【LINK >> 「YOKOHAMAが贈るアルミホイールの世界」 (2007年掲載)】
 
       
【Photo Gallery】
   
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※ADVAN Racing RZ-DF、ADVAN Racing RG-Dは、それぞれ2010年5月の発売予定となっております。
 
 
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