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HOME / MOTORSPORTS / ADVAN FAN / Vol.84 News Index
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Demonstration
東京オートサロンが開催された幕張メッセでは、屋外に「D1・スクエア」と名付けられた特設コースが設けられた。ここではD1グランプリ参戦ドライバーらによるデモンストレーション走行が実施され大勢の観客が詰めかけた。

中でも横浜ゴムによるプレゼントタイムには、斎藤太吾、熊久保信重、田中一弘、末永直登、上野高広、岡村和義、高山健司の各選手が登場。
YOKOHAMAとともにD1を戦うドライバーたちが繰り広げる迫力ある走りに、大観衆の目は釘付けとなった。

2010年のD1グランプリは、3月27日(土)に開幕。舞台は5年ぶりのシリーズ戦開催となる、東京・お台場である。
久しぶりの公式戦でヒートアップ間違いなしの"駅前ドリフト"を皮切りに、オートポリス(大分県)、富士スピードウェイ(静岡県)、岡山国際サーキット(岡山県)、エビスサーキット(福島県)を転戦するD1グランプリ。

今シーズンもYOKOHAMA勢の活躍が期待されるD1グランプリ、選手たちは"走り初め"となる東京オートサロンのデモランで期待に応える素晴らしいデモランを披露して、今季の活躍を見守る多くのファンに誓っていた。
   
AUTOSALON * GYMKHANA
D1マシンが激しいタイヤスモークをあげて走る特設コース。その中で異色の存在として姿を見せたのは、全日本ジムカーナ選手権でお馴染みのロータス・エキシージ。
2009年の全日本ジムカーナ選手権・N3クラスでシリーズチャンピオンを獲得した、柴田優作選手がステアリングを握って、YOKOHAMAプレゼンツならではの"異種格闘技"が始まった。

それは特設コースでのタイムアタック。パイロン360度ターンやスラローム、そして最後はサイドターンからの"車庫入れ"という、ドライバーとクルマが一体となってのテクニックを競うコースで、ジムカーナ・チャンピオンとD1トップ・ドリフターとの夢の対決が実現した。

まずは柴田選手が基準タイムを出すべくスタート。
豪快な加速から360度ターンに移ると、パイロンのギリギリまでマシンを寄せて何度も繰り返すターンに、見守る大観衆からは思わず「スッゲー!」という声があがる。
ターンを終えて再び全開加速から大きなコーナリングを経てスラロームを軽々とクリアしていくと、再び観衆からは「なに、あの速さ!」と再び声が。
最後のサイドターンではロータスというマシンのシビアな特性が災いして失敗してしまったが、これもご愛嬌。

柴田選手のタイムは最後の"車庫入れ"が響いてD1ドライバー全員が上回る結果となり、土曜日はシルビアの岡村和義選手、日曜日はチェイサーの斎藤太吾選手がトップタイムをマーク。なおチームオレンジの面々は3台揃ってのツインドリフトを披露、もちろんタイムは出なかったが、大いに会場を沸かせるファンサービスとして大いに盛り上がった。


■柴田優作 選手
「イベントに出演する機会はありますが、こんなに多くのギャラリーを前にして走るのはなかなか無いですね。ギャラリーまでの距離も近いので、360度ターンの最中などは喜んでくれている表情を見ることも出来ました。
言い訳になっちゃいますが、サイドターンから真横を向けての停止はエキシージにとって一番苦手なシチュエーション。でも、大いに盛り上がったですし、全日本ジムカーナの代表としてジムカーナの魅力も見せられたと思います。今回はジムカーナでは必ず行われる"慣熟歩行"を出来なかったのがツラかったかな!?(笑)
今日が2010年の"走り初め"になりましたが、全日本ジムカーナ選手権には昨年同様エキシージでN3クラスに参戦します。今年の目標はもちろんシリーズ二連覇、全勝する勢いで頑張ります!」
 
 
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AUTOSALON*RALLY
D1×ジムカーナのコラボレーションに続いて、国内外の多彩なモータースポーツシーンで活躍するADVAN/YOKOHAMAらしいデモンストレーション走行が披露された。

豪快なタイヤスモークとともにコースインしたのは、2009年の全日本ラリー選手権で総合チャンピオンを奪還した奴田原文雄選手が駆るランサー・エボリューション]。
グラベル仕様の本番車両で特設コースを所狭しと走り回ったが、D1マシンとはまた違う挙動を見せるラリーマシンならではの派手なドリフトに、コースサイドを埋めたファンの目は釘付け。

しかし、ランサー・エボリューション]と言えばD1界屈指のランエボ使いである熊久保信重選手が黙っているはずも無い。
ここにラリーとD1、それぞれのトップランカーとして君臨する2台のエボリューション]による、夢の競演が実現した。

実は奴田原選手と熊久保選手は数年前にもエビスサーキットのイベントでツインドリフトをしたことがあるそうだが、もちろんエボリューション]でのツインドリフトは今回が初めて。
会場は"サプライズ"として2台がスタートしてドリフトを繰り広げると、盛り上がりも最高潮に達した。
 
 
SPECIAL INTERVIEW  NUTAHARA * KUMAKUBO
−ツインドリフトの場合、相手のどこを見て合わせていくのですか?

熊久保信重選手 :
「4WDはテールの動きが速いので、ドアのあたりやフロントタイヤを見て相手に合わせていきます。ドリフトはカウンターが当たり始まると流れていくじゃないですか。でも4WDの場合は進入で角度がついてくるので、そのタイミングを見計らっていきます。」

−ラリーマシンとD1マシンでは駆動方式が違いますが、難しくないですか?

奴田原文雄選手 :
「難しいよね、駆動方式が違う車同士で合わせるのは。ラリーでは2台がこんなに近づいて走ることも無いですしね(笑)。
僕は前を走るので、ただ普通に走るだけ。後は熊久保さんが合わせてくれるでしょう!」

−熊久保選手はダート走行の経験はありますか?

熊久保信重選手 :
「僕は子供の頃からダートトライアルを見て育ってきた世代。物心ついたときから車が横を向くのが当たり前だと思っていました。そんな自分にとってはまさに"夢のコラボレート"。
自分で走るという面ではエビスのダートコースを社用車で走ったことがある程度ですが、実は本当にダートもやりたくてしょうがない。これを機会に、仕事としてダートやラリーをやる口実を作りたいですね(笑)!」

−"夢の競演"を走り終えてみての感想は?

熊久保信重選手 :
「速さを甘く見ていました。ラリーマシンは本当に速い!」

奴田原文雄選手 :
「楽しかったですよ。金曜日に練習出来なかったので土曜日はブッツケ本番になってしまいましたが、日曜日はよりピッタリ合わせて行けましたし。D1ってみなさん本当に上手。盗みたいなと思うテクニックもあるし、D1の"ファンに魅せるエンターテイメント性"はラリーにも採り入れていきたいと思いますね。」

熊久保信重選手 :
「どんどんこういう機会を作ってもらいたいですね。逆に僕が今度はダートを走る側で参加したいですし。奴田原さんにはD1にも出場してもらわないと!」
 
       
【Photo Gallery】
   
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ADVAN STYLISH COLLECTION
屋外特設会場の一角には、ADVANグッズを販売するコーナーが設けられて、こちらも大人気となった。
"ADVAN STYLISH COLLECTION"のコンセプトは「高機能」と「高品質」。
優れたデザインセンスを持ちつつも、機能的にもしっかりとしたアイテムである品々。素材や製法も妥協を許さない姿勢は、優れた品質につながっている。

ウェアやアクセサリー、ステーショナリー、バッグ、ステッカーなど多彩な"ADVAN STYLISH COLLECTION"ですが、今回注目を集めていたのが「ADVANドライビンググローブ」。
ADVANタイヤのポテンシャルを楽しむドライビングシーンに欠かせないアイテムのドライビンググローブですが、新たにラインナップに加わったコレクションは素材や縫製など細部にまで徹底的に拘り抜いて生み出された。

その詳細は「ADVAN STYLISH COLLECTION ウェブサイト」に掲載されているが、ぜひあなたのドライビングシーンのお供にも「ADVANドライビンググローブ」をお薦めしたい。

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