■SA2クラス:松崎 充意 選手
今回の地元、金沢出身の松崎充意選手は、ジムカーナは24歳で始めたが、31歳の時に仕事の都合で活動を休止し、40歳で再びジムカーナの世界に復帰してきた現在49歳のベテランスラローマーだ。また、今回PN3クラスで優勝を飾った角岡選手の師匠的存在でもある。
「31歳の時は、本当はジムカーナを休止したくなかったんですが、どうしても仕事の都合で休まざるを得ませんでした。ただ、休む時には、必ずいつか復活してやるぞと誓ったんです。それで、40歳になった時にある程度仕事も一段落したので、またジムカーナに復帰しました」と語る松崎選手。
本当はダートトライアルもやってみたかったそうだが、資金的な問題もあってジムカーナに参加したという。
「当時はEP71スターレットでジムカーナを始めました。2年目には地区戦で優勝したりしたんですよ(笑)。ジムカーナは性別も関係ないですし、社会的地位も関係なく勝負ができるじゃないですか。単純に努力した選手が勝つ。それが面白いですし魅力ですね。1トン以上もあるクルマを、コースレイアウトに合わせて自在に振り回すのって、楽しくないですか?」
ジムカーナはレースと違って毎戦異なるコースを攻めてタイムを出さなければならない。それがまた魅力だともいう松崎選手。
「今年はトラブルもあって成績が振るわなかったですが、シーズンオフにはもう一度マシンセッティングとドライビングを見直して、来年ももう一度チャレンジしたいですね。これからも頑張りますよ!」
最後に心強い一言を聞かせてくれた。