■SA2クラス : 川戸惟寛 選手
中国地区で活躍する川戸惟寛選手は、2010年に同地区のジュニアチャンピオン、2011年に地方選手権チャンピオンと、どちらのシリーズもチャレンジ1年目でタイトルを奪ってきた若手有望株のドライバーだ。
全日本には2011年に2戦スポット参戦し、初挑戦となった第1戦ではSA2クラス10位、第3戦では14位という成績を残している。
その川戸選手が、今年はシリーズ参戦を目標とし、その初戦となる今大会でSA2クラス8位に入り、シリーズポイント3点を獲得した。
「昨年、全日本は経験しているのですが、今回は空気が違うというか、雰囲気に飲まれてしまい、気持ちで負けていました。第1ヒートは体がガチガチになって、思うような運転ができませんでしたが、第2ヒートは開き直ったのが良かったのか、最後まで気持ち良く走ることができたのが今回の一番の収穫です。
今回は初めてADVAN A036を履いてみたのですが、まだ固い路面をしっかりと狙っていく腕が備わっていないということも分かりました。もっと経験を積んで、勝負できるようになりたいです。目標は、シードゼッケンを獲れるように頑張りたいです」と川戸選手。
まだ20代という若手だけに、今後の活躍に期待したいドライバーのひとりだ。