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早朝の気温が0度近くまで冷え込んだ26日(土)。朝の予選では「PETRONAS SYNTIUM
BMW Z4M COUPE」の28号車・片岡龍也選手組がトップタイムを叩き出してポールポジションを獲得した。なお、第1レースのグリッドは通常通りにA/Bドライバーのベストタイム合算で決まり、第2レースのグリッドは両ドライバーのセカンドタイム合算で決定する。このため、28号車は第2レースのポールポジションも獲得、1号車・谷口信輝選手組とのチームメイト対決は予選から激しく火花を散らし遭う展開となる。
しかし、コース上にトラブルによるストップ車両が生じたことで17周目にセーフティカーが導入され、この機をいち早く捉えてピットインした9号車「Faust
Racing Z4」がPETRONAS勢との差を一気に詰めた。勝負は28号車のフェイホン・オオイ選手、1号車のドミニク・アン選手、そして9号車の山野直也選手による三つ巴の展開に。
そして34周目、オオイ選手がシケインでオーバーラン、混乱を逆手にとって山野選手が一気にトップに躍り出てレースの主導権を握る。山野選手はそのまま逃げきってウィニングチェッカーを受けることに成功、チームは初優勝の喜びに大いに沸くこととなった。また1号車が2位でチェッカー、こちらは最終戦を待たずしてシリーズチャンピオンを確定させた。