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JGC 2010
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News Index
JGC Round 3
開催日程
2010年5月16日(日)
開催場所
スポーツランドSUGO
西コース (宮城県)
天候/路面
晴れ/ドライ
気 温
12度 〜 18度
路面温度
25度 〜 30度
参加台数
117台
(ADVAN装着 : 32台)
>> Report (レポート)
>> Result (競技結果)
>> Detail (カテゴリー紹介)
全日本ジムカーナ選手権第3戦は舞台を東北地方に移し、スポーツランドSUGO・西コースが戦いの場となる。
東北地区のモータースポーツのメッカであるSUGOはちょうど新緑の季節を迎え、決勝当日はさわやかな風が吹く絶好のジムカーナ日和となった。ここ2年ほど、このSUGOラウンドは雨模様の天候に見舞われていただけに、春らしい陽射しと完全ドライのコンディションは久しぶりという印象だ。
この西コースは昨年改修を受けて舗装もやり直されており、フラットなサーキット舗装が特徴だが、グリップレベルが高い一方でタイヤラバーの路面への付着による影響も懸念される路面。
決勝当日の路面温度は中温域レベルまで上昇。
気温がそれほど上がらず、風も吹いていたので高温路面とまではいかなかったが、ターンセクションなどにはそれなりにタイヤラバーが付着し、グリップレベルの変化にも気を配る必要が出ていた。
コース設定はSUGOならではのストレートやシケイン、内周の低速コーナーに加え、前半、中盤、終盤にそれぞれターンセクションを配置。
前半の最初のターンセクションは360 度以上のターンゆえにいかにスムーズにクルマを転回させるかが勝負となり、終盤はターン手前に置かれた短いスラロームで車速が落ちてからのターンであり、ともに難易度は高め。このセクションでタイム差がつくケースが多かったようだ。
ADVANユーザーのタイヤチョイスは、FF(前輪駆動)のフロントや4WDではよりシャープな動きが期待できるADVAN A050のG/Sコンパウンドを選び、タイヤの負担が小さいFFのリアやFR(後輪駆動)のフロントはG/2Sコンパウンドというセオリー通りの組み合わせが主流となっている。
なお、今回はコンディションを勘案してFRは全車が前後ともにG/2Sコンパウンドを装着して走行に臨み、FFや4WDはセオリー通りのタイヤチョイスでスタートを迎えた。
そのような第3戦・SUGOだが、今年から新設されたPN1クラスを含めN3クラス、SA3クラスの3クラスをADVANユーザーが制覇。
PN1クラスは開幕戦で勝っていた福田大輔選手(デミオ)が今季2勝目をあげ、N3クラスはディフェンディング・チャンピオンの柴田優作選手(エキシージPP)が勝ってこちらも今季2勝目。
SA3クラスは天満清選手(ランサー・エボリューション)が圧倒的な速さで開幕3連勝を果たす。
また、激戦のN4クラスでは稲木亨選手(ランサー・エボリューション)が優勝こそ逃したものの全日本選手権で自身最高位の2位に入り、SA2クラスでは今季からADVANユーザーとなった新井大輔選手(NSX)がやはり2位表彰台をゲット。
ADVAN勢が各クラスの上位に並ぶ結果となった。
【今回の成績 : PN1クラス 優勝】
ターンセクションがちょっと苦しかったですが、得意なコーナリング部分で稼いでなんとか2勝目をあげました。
今回G/Sコンパウンドを選びましたが温度域もちょうどよく、ドライバーの慣れも含めて全体のセッティングも進んで、自分の走りができるようになったと感じています。
【今回の成績 : N3クラス 優勝】
2本目は路面温度が上がりましたが、僕のクルマでは前後G/2Sコンパウンドで問題はなく、最後までタイヤを信頼して攻め切ることができました。
セッティングは2本目もそのままで、走りの精度をより高める方向で攻めて、ほぼ思いどおりのイメージでタイムアップを果たせましたね。
今年は追われるシーズンでちょっと苦しい部分もありますが、今のところは自分のペースを保って戦うことができていますね。
【今回の成績 : N4クラス 2位】
土曜日の公開練習でデフにトラブルが発生しましたが、周囲の方のご協力のおかげで、決勝ではそれを乗り越えて全日本で自身最高位となる2位のタイムを残せました。
今回はターンセクションの重要度が高く、そこでタイムを稼ぐことができたのが大きかったですね。
【今回の成績 : SA3クラス 優勝】
ターンセクションにはタイヤラバーの付着はありましたが、それほど影響は感じなかったです。
前戦の名阪ラウンドからクルマもほとんどいじらずにきましたが、ボディもエンジンもいい感じでパフォーマンスを発揮してくれるようになり、ほぼ思い通りの走りができたと思います。
3カ所に設けられたターンセクションでクルマをスムーズに動かすと同時に、その先のストレートを考えて加速できる態勢を作ることが重要で、その一連の動きをうまく組み立てることができた選手が上位タイムを刻んでいる。
グリップの高いサーキット路面の特性をつかみ、高い限界域まで攻め込めるだけのデータを持っているかどうかという点も勝敗を左右したようだ。
公開練習からほぼ同じラインを多くのクルマが走ったことで一部路面にはタイヤラバーが付着していたが、そのラバーの乗りが一定だったこともあり、ADVAN A050ではグリップ変化にともなう挙動の変化は少なく、タイムに悪影響はおよぼさなかったようだ。
付着したタイヤラバーの影響を受けにくいADVAN A050の真価が発揮され、2本目のタイムアップにつながったと考えていいだろう。