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HOME / MOTORSPORTS / JGC 2007 / Round 9 News Index
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とびうめジムカーナフェスティバル
開催日程
2007年9月23日(日)
開催場所
モビリティおおむた (福岡県)
天 候
晴れ
路 面
ドライ
気 温
31度 〜 34度
路面温度
36度 〜 45度
参加台数
136台 (ADVAN 28台)
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全9戦でタイトル争いを繰り広げてきた全日本ジムカーナ選手権も最終戦を迎えた。
8月に「モビリティおおむた」と名称が変わった旧・三井オートスポーツランドだが、施設やコースはほぼ従来同様で、日本屈指のスピード行事施設であることに変わりは無い。
 
秋分の日に行われた決勝本番は、「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉が嘘のような厳しい残暑の中で行われた。
コースレイアウトは内周の中・低速コーナーと外周の組み合わせが基本。しかし後半にはフリーターンセクションが設けられ、この辺りは昨年までの"三井時代"では余り見られなかったもの。このターンを如何に攻略するかはタイムアップの大きなキーポイントになると予想された。
 
既にDクラスとSCクラスでシリーズチャンピオンを獲得しているADVAN勢、この最終戦ではタイトル獲得に期待されるN1クラス・朝山崇選手(ヴィッツ)の走りに俄然注目が集まった。
今回の最終戦をランキングリーダーで迎えた朝山選手は、ライバルよりも上位ならばもちろん、仮に優勝を奪われても2位を獲得すればチャンピオン確定というやや有利な状況。
 
迎えた1本目、朝山選手はフリーターンでまさかのミスドライビングを喫してしまい5番手タイム。対するライバルはトップタイムを刻んでおり、最後に勝利の女神がどちらに微笑みかけるのか誰も分からない展開となっていく。
 
2本目、路面温度も上昇した中でスタートを迎えた朝山選手。装着されたタイヤは今年デビューしたADVAN A050、もちろん狙いは1本目でライバルがマークしたタイムを上回ることである。
本人曰く「無我夢中」で攻めの走りを見せ、鬼門のターンセクションもクリア。最後の右コーナーを立ち上がり3本パイロンが並べられたスラロームもリズミカルにクリア、一気に加速してストレートを駆け抜けチェッカー。
その直後に場内アナウンスが朝山選手のトップタイム更新を告げると会場内の興奮は最高潮に。
こうして見事、今季4勝目を飾った朝山選手が嬉しい初めてのシリーズチャンピオンを手中におさめた。
 
この他、SA2クラスでは若杉将司選手(エキシージS)が今季自己最上位となる2位表彰台を獲得。
 
既に谷森雅彦選手(ランサー)がチャンピオンを確定させているSCクラスは西田竜治選手(シティ)とのADVAN勢同士による対決となったが、逆転に次ぐ逆転を最後は谷森選手が制して貫祿を見せ、シリーズを締めくくった。

小林キュウテン選手(スズキ隼)がチャンピオンを決めているDクラスは、2本目で1分12秒175というスーパーベストをマーク。
2番手を2.8秒引き離す圧勝で2007年の全日本ジムカーナ選手権の"大トリ"を飾った。
Driver's Voice
朝山崇選手  
  【N1クラス優勝 (シリーズチャンピオン)】
1本目はターンで失敗しましたが、それさえ克服すれば取り戻せる自信はありました。
チャンピオンの実感はまだ湧いてこないですが、前後にADVAN A050を履いてドライコンディションで初めて優勝できたのが嬉しいですね。
若杉将司選手
  【SA2クラス 2位】
開幕戦で3位に入って以来、上位優勝できずに最終戦まできましたが、ここでやっと結果を出せました。
エキシージはターンが難しくて苦労しましたが、1年間いろいろトライしてきた結果としての2位だと考えています。
 
谷森雅彦選手
  【SCクラス 優勝 (シリーズチャンピオン)】
1本目はウォーマー温度が高過ぎたのか、手応えも今ひとつでイメージ通り走れませんでしたが、2本目はタイヤ温度も抑え気味にして、走りもロスもなく行けました。
2本目は西田選手に抜かれたのを聞いてからのスタートでしたが、相手もかなり気合が入っていましたし、それに応えてやろう、という気持ちで攻めて結果を残せましたね。
TECHNICAL INFORMATION|テクニカル・インフォメーション
このコースは路面が荒れていることもあってタイヤに対する攻撃性が高く、実戦で1回走ると表面がボロボロになるほど。
それだけにADVAN A050ではSコンパウンドがベストチョイスとなり、今回は路面温度が50度近くまで上がったが、Sコンパウンドならば2本目でのタイムアップも可能となった。
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