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SUPER GT Round 4
開催日程
予選 : 2007年6月23日(土)
決勝 : 2007年6月24日(日)
開催場所
セパンサーキット
(マレーシア)
天 候
晴れ
路 面
ドライ
決勝周回数
54周
(1周=5.542Km)
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ADVAN MOTORSPORTS INFOMATION [SUPER GT Rd.4] (PDFファイル・AdobeReaderが必要です)
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SUPER GTのシリーズ第4戦がマレーシアのセパン・サーキットで開催された。
 
昨年は思わぬ"冷夏"となっていたマレーシアだが、今年はセパンらしい暑さをレースウィークを通じて感じるようなコンディション。
 
このセパンはSUPER GT開催を前に路面回収が施されていたが、グリップレベルは向上しているものの、とてもタイヤに対して攻撃的な路面へと生まれ変わっていた。
パドックでは「決勝ではタイヤを持たせる走りが必要」と囁かれ、中には「10周ともたないのではないか?」などという話も出るほどで、タイヤの性能が大きく勝負の鍵を握ることになると注目される中での決勝となった。
 
公式予選でADVANを装着したGT500勢は25号車「ECLIPSE ADVAN SC430」が13番手、24号車「WOODONE ADVAN Clarion Z」が14番手。
 
迎えた日曜日の決勝は夕方4時にスタート。しかし夕方とは言ってもスタート直前の気温は35度、路面温度は51度にまで上昇しており、先のような難しい路面コンディションもあってタイヤにとってはとても過酷な戦いの幕開けとなった。
 
蓋を開けてみるとGT500クラスでは多くのチームが2ピット/3スティント作戦を採ることになったが、二台のADVAN勢はともに1回のみにピットインを留めるワンピット作戦を敢行。
特に24号車はスタートを担当したJ-P.デ.オリベイラ選手が序盤から猛チャージを見せてライバルたちを次々にパス。19周目にはなんと12台抜きを果たしてトップに立つことに成功、高い路面温度に手こずるライバル達を尻目に快走を続ける。
 
ライバル達が20周を待たずして次々にピットインしていくなかで24号車がピットに戻ってきたのは33周を終えたタイミング。ライバル達の倍に近い周回をして最初で最後のピットインを行ったが、ピットイン直前まで快走は続き、タイヤのポテンシャルが圧倒的に高いことを見せつける。
 
ドライバーを荒聖治選手にチェンジ、燃料給油やタイヤ交換といったルーティンワークをテキパキとこなしてコースへ復帰した24号車のポジションは4番手。
しかし前を行く3台は全て2ピット作戦のマシン、ゆえに数周後には24号車が再びトップの座に返り咲く。

後半を担当した荒選手も好走、その座を後ろから脅かすようなライバルも出現しないままファイナルラップに突入。
独走で近藤監督の待つホームストレートでウィニングチェッカーを受けることに成功し、SUPER GT参戦2年目にして嬉しい初優勝を獲得した。
 
 
また、同じくGT500では25号車もワンストップで54周を走りきって、今季最上位となる5位入賞を果たした。
 
 
一方のGT300クラスは3番手からスタートした「WILLCOM ADVAN VEMAC408R」がアクシデントによるダメージで後退。
4番手スタートの「エンドレスアドバン洗剤革命 Z」も思うようにペースが上がらず苦戦する中で、7番手スタートの4号車「EBBRO 350R」がオープニングラップで一気に3番手まで浮上。
 
GT300ではワンピット作戦を採るチームが多かったが、4号車ははベテランの田中哲也選手が前半を担当。3番手につけた後も、激しくやり合うトップのバトルを睨みながらポジションキープの作戦だった。案の定、激しくやり合った末に1台がオーバーランからマシンを壊して後退。これで難なく2位に進出、さらに14周目にはトップに立つことになる。

25周を終えたところでルーキーの山崎信介選手に交替した。だが、早めにピットインしたMR-Sはピットアウト後に猛プッシュしており、山崎選手はその後方でピットアウトすることになった。
その後もMR-Sを追い続けた山崎選手だが、一歩及ばず。
それでも2位でチェッカーを受け、SUPER GTにデビュー4戦目で、嬉しい初表彰台を獲得することになった。
  SUPER GT 2007 Round 4
Sepang (Malaysia)
「WOODONE ADVAN Clarion Z」
優勝記念壁紙
[1280 × 1024 ピクセル (約520KB) ]
[1024 × 768 ピクセル (約340KB) ]
KONDO Racing 壮行会 at 横浜ゴム三島工場
  【関連コンテンツ】
SUPER GTシーズンインを前に、近藤真彦監督、J-P・デ・オリベイラ選手、荒聖治選手がレーシングタイヤを製造する横浜ゴム三島工場を訪問した際の模様をお届けしています。
Driver's Voice
荒 聖治選手  
  【GT500クラス(総合)・優勝】
気温/路面温度が高く、タフなレースになりました。特に路面温度は予想以上でマシンにもタイヤにも厳しい状況でしたね。
でも、金曜日の走行から、今回は1回(ピットインの作戦)で行く、と決めていましたから、ボクもJP(オリベイラ選手)も、タイヤのマネージメントに気を遣って走行しました。
作戦もピタリと的中しましたが、僕らのドライビングだけでなくピットもノーミスだったし、何といってもADVANタイヤに助けられた部分も大きかったですね。
最後まで好ペースをキープして、近藤真彦監督に初優勝をプレゼントできたことが嬉しいです。
ENGINEER VOICE|エンジニア・ボイス
島田淳
GT500用のタイヤは、構造をチューニングして接地性を向上させてきましたが、今回は、随分効果が見られました。
GT300用は、構造的にもコンパウンド的にも大きく変えてはいなくて、富士で使用したタイヤに、昨年のセパンのデータを盛り込んでいます。

今回、ここセパンは路面が補修されています。
骨材は大きくて荒いものに替わったようで、μ(摩擦係数)は高くなったと思います。ただし、まだ黒っぽいのはアスファルト分が残っているからで、路面もまだまだ安定していないですね。
それに最終コーナーと1コーナー、それぞれのアプローチ部分ではアンジュレーションが大きくて、ドライビングに苦労しているようです。
予選に関しては思ったほどタイムが延びませんでしたが、チームからもドライバーからも、タイヤに関してはまずまずの評価をもらっています。
結果も最高のものでしたね。
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