SUPER GTシリーズにADVANはGT500とGT300それぞれのクラスでタイヤ供給を行っている。
GT500では名門・ツチヤエンジニアリングが母体の「チーム・トヨタ・ツチヤ」と、2006年からADVANとパートナーシップを結んで参戦を開始した「KONDO
Racing」にタイヤ供給を行う。
「チーム・トヨタ・ツチヤ」は土屋春雄監督が率いてGT500クラス参戦8年目のシーズンを迎える。
ドライバーは'06年同様に織戸学選手と、監督の息子である土屋武士選手のコンビ。
話題はマシンをスープラからレクサスSCにスイッチすることで、大幅な戦闘力の向上が見込まれている。
「KONDO Racing」はGT500クラスに参戦する日産フェアレディZ陣営の中で唯一のADVAN装着チーム。
'06年最終戦では3位表彰台を獲得、参戦初年度のシーズンで参戦を重ねる毎に着実に力をつけてきた結果を残している。それだけに2年目のシーズンは悲願の優勝に向けて期待も高まるところ。
ドライバーは新たにジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手が加入。'06年、他のチームでフェアレディZのステアリングを握った経験を活かした快走が期待される。
オリベイラ選手とコンビを組むのは、'06年シーズン中盤からチームに加入した荒聖治選手。国内外での豊富なレース経験を有するベテランは、チームの軸となって優勝へとマシンを導いてくれることだろう。
一方のGT300は全体の70%近いチームがADVANを選択。'06年シーズンではシリーズランキングの上位4位までをADVAN装着チームが独占、「勝てるタイヤ」として支持を集めている。