SUPER GTでもお馴染みの織戸学選手はシボレー・ラセッティで参戦。ワークス体制のチームとしては4台目となるマシンはスウェーデン・ツーリングカー選手権を戦ってきた車両です。
参戦はシリーズ終盤の3大会、モンツァ/日本/マカオの全てにエントリー。
シボレーは今季、ヴァレンシアで行なわれたスペイン戦で2レースを共に制するなど、その実力には定評のあるチーム。
織戸選手にとっては久しぶりにレースの舞台で前輪駆動車を駆ることになりますが、地元・日本での開催となる岡山はもちろん、ともに表彰台を獲得経験のあるモンツァとマカオでも好成績が期待されるところです。
【織戸 学 選手】
「今回、ビッグチャンスをいただいて嬉しく思っています。WTCCは以前から興味があって、特に2006年にADVANがワンメイクタイヤになったこともあって参戦のチャンスを探っていました。
今年になって日本での初開催が決まったこともあり、素晴らしいシートを獲得することが出来ました。
今月末にはスウェーデンに渡ってテストを行い、翌週のイタリア・モンツァに参戦します。モンツァはル・マンシリーズで2位表彰台を獲得した思い出があるサーキットです。岡山もSUPER
GT初年度に優勝していますし、マカオも2002年にギア・レースで世界の強豪を相手に2位表彰台を獲得しています。
いろいろな意味で相性の良いサーキットでもあるので、ただ参戦するだけではなく、ツーリングカー育ちの日本代表ドライバーとして各国のドライバー陣と本気の勝負をしてこようと思っています。」