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インタビューの前半で萩原は、『A.V.S. MODEL F50』については先代にあたる『A.V.S.
MODEL F5』から“10倍以上の進歩”があると語り、ネーミングにもその思いを込めたと説明した。
“10倍以上の進歩”、その具体的な内容についてさらに話を聞いていこう。
「この『A.V.S. MODEL F50』は、デザイン的にもチャレンジですね。金型でアルミホイールを作っている以上は、鍛造金型で出来ることとと出来ないこと、鋳造金型で出来ることと出来ないこと、というものがそれぞれに存在しています。
今現在の時点で出来ること、その最大限の幅の中で行うデザインというものは、当然ですが最初からその制約を加味して作り上げていきます」
「ヨコハマホイールでは、後からの妥協というものはありません。
先に『制約を加味してデザインする』と言いましたが、逆に一方ではエンジニアの知識をきちんと持ってデザインを描くことによって『このくらいの幅なら技術的にジャンプアップ出来るだろう』ということも踏まえて描けるわけですよね。今の時点では出来ないかもしれないけれど、実際に作る段になればこのくらいは行けるでしょう、というものを要求しながら作っていくこともあるわけです。
今回の『A.V.S. MODEL F50』に関していえば、描いていたイメージの通りになりました。デザインをしっかり具体化して、本当によく作ってくれたと思うくらいに素晴らしい仕上がりですね」
一方の『A.V.S.』は、スポーツにプレミアム性を付加した“プレミアム・スポーツ”という位置づけです。今回の『A.V.S.
MODEL F50』もそうですが、このシリーズは全てセンターキャップをきちんとネジで留める、という仕様。こういうデザインひとつをとっても、プレミアム性がワンランク高いところにある商品という設定です。