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レーシングカートの国内最高峰、Super KFを戦うドライバー。卓越したセンスと技術を誇り、各地で熱戦を演じる主役の中から、ADVANとともに戦っている三人の選手をご紹介しよう。
 
 
■梅垣博至 選手
埼玉県出身。13歳の時、4月に初めてカートに乗り、9月にはレースデビューを果たす。僅か2年間で地方選手権にステップアップ、その後はイタリアでワークスチームからの参戦を経験した後、日本に戻って全日本チャンピオンも獲得。
国内では最も豊富な経験と実績を有するドライバーの一人だ。
−13歳でカートレースにデビューしたそうですが?
梅垣選手 :
そうですね。そこには親が好きだったという理由もありますね。自分が非行に走ろうとしたのをカートをやらせることで止めた、そんな話も親から聞いたことがあります(笑)。
学校とカートを両立させる生活もしましたが、単位も落とすことなく何も問題はありませんでした。大学に行こうと思ったこともありましたが、結局は進学をやめてレースの方だけにいっちゃいました。

−ステップアップのペースが早かったようですが。
梅垣選手 :
地方選手権まで2年で行きましたが、応用力はあったと思います。マシンを乗り換えた時に、パッと乗って速さを出せたから、そのまま上のカテゴリーに行っちゃおうか、ということもありました。
ドライバーとしては、今はマシンやタイヤを自分に合わさせていくタイプ。単に自分としての要望だけではなく、マシンやタイヤを最大限に活かせるコメントを発することが多いですね。

−ドライバーとして大切にしている部分とは?
梅垣選手 :
乗るときは、針の穴に糸を通すような感じを持っています。神経を尖らせているわけではないですが、繊細な感じで何事も受け止めれば、長く続けて行けるのかなと思いますよね。

−ADVANカートタイヤの印象は?
梅垣選手 :
これまでにライバルメーカーも経験していますが、ADVANの良さは開発スピードの早さが挙げられると思います。いつも僕は文句しか言わないのですが(笑)、実際に早いんですよ。構造の変化やプロファイルの変更もそうですが、コンパウンドを換えるといったことでも、他社にはないスピードを持っていると思います。
それをどう自分が引き出して行けるのかは、僕が発するコメントが大切なんだといつも思っています。メーカーが持っている材料が何なのかは分かりませんが、自分が「こういうものを欲しいんだ」という時に、しっかり答えが返ってくることが多いですね。

−ADVANカートタイヤ、ここが良いというポイントは?
梅垣選手 :
絶対的な操作性ですね。誰が乗っても最初に「いい」というはずですから、これは万人受けすると思います。速いタイムが出るけれど扱いにくいというのではなくて、誰が乗っても扱いやすいという評価になると思います。ADVANはそういうタイヤですよね。それが第一で、その上で乗っていてドライバーに安心感をい与えるグリップがありますよね。これは多分、他社には無いようなグリップ性能があると思っています。

−ADVANと戦う上での意気込みは?
梅垣選手 :
ADVAN、ヨコハマタイヤはSuper KFの世界では新興メーカーなんですけれど、やはり結果を出すことがまずは課題になってくると思います。絶対的なスピードはポールポジションの獲得で証明できます。なかなか簡単に獲れるものではないですが、やはりポールポジションというのが第一の課題ですね。
その次はきちんと表彰台に乗ること。タイヤの開発スピードも更に上げてもらっていければ、必ず結果は見えてくると思っています。
 
 
■三村壮太郎 選手
1991年6月・茨城県出身。小学校入学とほぼ時を同じくしてカートの世界に入る。
全日本選手権の優勝経験もあり、優れた速さとテクニックを有する若手ドライバーとして、これからにますますの期待が高まっている一人である。
−カートを始めたそもそものキッカケは?
三村選手 :
父がクルマ好きで、偶然一緒に行った車屋さんに小さいカートがあったんです。それに僕も興味を惹かれてしまったみたいで(笑)。

−レーシングカートでの経歴を教えてください。
三村選手 :
全日本ジュニアカート選手権に出場したのを皮切りに、M4を経て、マックスというカテゴリーでチャンピオンを獲得しました。その後は世界選手権にも行きましたね。そのときの出会いから全日本選手権に参戦を始めました。全日本はとても苦労がありますが、勝つことも出来て現在に至っています。

−ADVANカートタイヤの印象は?
三村選手 :
子供の頃には、ジュニアカートなどでADVANのSLタイヤを良く使っていました。ハイグリップタイヤについては、昨年からです。
ドライバーとしてはコーナリング中のグリップ性能はピカイチだという印象を持っています。その上でタイヤの温まりも速くて、一周目からアクセルを踏んで行けるタイヤですよね。そういうのはやはり、力強い存在ですね。
それからADVANは、サービススタッフが良く話をしてくれますし、テストにもとても真剣に取り組んでくれています。色々な話を聞いてくれるので、これはとても良いですね。

−ドライバーとしてのセールスポイントは?
三村選手 :
とにかく、一発の速さを出せる自信は持っています。あとはレースについては前半でポジションを上げていくのは得意なので、こういう点が売りですね。
 
 
■奈良竜一 選手
1988年6月・千葉県出身。
20歳のときにはF3でスペインのドライベックスに所属するなど、フォーミュラレースの経験も有する期待の選手。
2011年はスポット参戦となるが、中堅ドライバーとして一層の成長が期待されている存在だ。
−これまでの経歴を教えてください。
奈良選手 :
1993年、5歳の時にカートにデビューしました。Comerの東日本チャンピオンからFP-Jrにステップアップして、ここでもチャンピオンを獲得しました。その後は全日本にデビューして初年度でシリーズ3位、翌年からヨーロッパにカートレース留学をしました。
その後はサーキットレースに転じて、フォーミュラBMWとF3までをやっていました。全日本カートは5年ぶりの復帰になります。

−昨年までは海外に行かれていたそうですが、日本のレースとの違いはありますか?
奈良選手 :
そうですね、技術的なこととかはさほど変わりないと思いますが、レースそのものの仕組みは違いますね。日本のレースは1Dayで開催されたりもしますが、海外では3日間かけて行われたりとか。海外の場合はヒート数も参加台数も多くて、路面コンディションの変化も激しく、バトルはなんというか一種の格闘技みたいな感じになりますね。

−ヨーロッパでの経験は得るものが大きかった?
奈良選手 :
そうですね。16歳の時にカートでヨーロッパに渡ったのですが、世界を目指すのであれば海外の現場を知る必要があると痛感しました。英語のコミュニケーションだったり、メンタルの部分だったり。そういうことを勉強するためにも、違う場所で自分がやればもっと成長するのではないかな、と思いましたね。

−ドライバーとして今年はどういう意気込みでしたか?
奈良選手 :
5年ぶりの全日本ですが、外からレースを見ていた視点と、実際に自分が乗った感じをあわせて、全体的に凄く進歩しているなという印象を持っています。
僕自身も乗っていて、ライバルメーカーを履く選手のトップタイムに引けを取らないくらいまでの一発のタイムは出せますので、今後は開発をしていくにつれてもっと上の次元で走れるようになるだろうと思っています。
ADVANはすごく可能性を秘めていると思います。タイヤに限らず、自分の技術的な面もそうですし、マシンのセットアップもひっくるめてしっかりやれば、必ず良い順位でゴール出来るという確信を持っています。

−ADVANの特徴や使いこなすテクニックを教えてください。
奈良選手 :
まず一番に言えるのは、新品を装着したときのグリップ感が、ライバルメーカーよりも高い次元のずば抜けたものがあると思います。横にも縦にもグリップが利くので、美味しいタイミングがより長く続くとさらに強みを発揮できますよね。
[UPDATE : 16.Sep.2011]
       
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