■SA1クラス : 合田尚司 選手
福岡県出身で、現在はホンダ・シビックのステアリングを握り、福島県から全日本戦のSA1クラスに参戦しているのが合田尚司選手だ。
「兄がジムカーナをやっていて面白そうだと思い、自分もジムカーナを始めました」と語る合田選手は、ジムカーナ歴は10年ほどだが、一時は東京に住んでいたこともあり、兄の所有する三菱ランサーでつくばビギナーシリーズなどに出場。
その後、福島県に移住し、ホンダ・シビックを手に入れて東北ジムカーナ選手権などに出場して腕を磨いてきた。
「ジムカーナは毎戦コースが違いますし、同じコースレイアウトであっても毎回違う走りが要求されます。クルマの動きをイメージして自分で挙動を作り出さなければいけませんし、走りや路面を分析する能力と、それを実行できるテクニックも必要でしょう。そこに他の人が絡んでくるので何があるか分からない。それが面白いですし難しいところでもありますよね」と、ジムカーナの魅力を語ってくれた合田選手。
今回のもてぎラウンドでは嬉しい2位入賞も果たした。さらなる飛躍が期待されるドライバーのひとりだ。