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SUPER GT (Japanese)
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カテゴリー&タイヤ解説 クラス区分
[LINK] 公式ウェブサイト 主なチーム&ドライバー
PREVIEW
2013年のSUPER GTは全8戦のシリーズ戦が組まれているが、この週末に富士スピードウェイで開催されるのは第6戦。既に前戦・鈴鹿1000kmからカレンダーは後半戦に突入しており、シリーズチャンピオン争いも気になるところとなっている。

5月の大型連休に続いて、今季2回目の開催となる富士スピードウェイ。9月の開催は2009年からの"定番"となっているが(2010年は中止)、ヨコハマタイヤ勢にとっては好成績を多く記録してきた一戦でもある。
2009年はGT300クラスでヨコハマタイヤを装着するフェラーリ同士が最後の最後まで接戦を演じ、僅か0.372秒差で決着するという展開に。さらに上位5台をヨコハマタイヤ勢が占めて、大いに盛り上がりを見せた。
2011年は谷口信輝選手/番場琢選手組のBMWが快走、シーズン2勝目を飾ってシリーズチャンピオン獲得に向けて大きな勝ち星を獲得。さらにこの年もGT300クラスの上位9台をヨコハマタイヤ勢が占めて圧倒的な強さを見せつけた。

そして昨年、2012年はGT500クラスで「WedsSport ADVAN SC430」が3位表彰台を獲得。残暑が厳しいなか、序盤早々から3番手につけたSC430が快走、荒聖治選手/アンドレ・クート選手のコンビが表彰台の一角を飾った。また、GT300クラスは惜しくも優勝には一歩届かなかったものの、「apr HASEPRO PRIUS GT」が初の表彰台を獲得。トップ10のうち6台をヨコハマタイヤ装着車が占めて、やはり強さを見せつけている。

このように、秋の富士はヨコハマタイヤ勢が得意とする一戦。時期的には厳しい残暑から、秋本番の冷え込みまで、気温や路面温度の予想も難しく、タイヤには対応領域幅の広さや、コンディションに適した仕様の用意が求められる。また、“ゲリラ豪雨”とも称される突然の激しい雨がサーキットを襲う可能性も高い。チームには天候の先行きを読み、適切な状況判断と戦略の展開が求められ、それらが勝敗を左右することも大いにあり得るだろう。
 
ENGINEER PREVIEW
YOKOHAMA TIRE ENGINEER
藤代 秀一 =Shuichi Fujishiro=
ヨコハマ・モータースポーツ・インターナショナル株式会社

SUPER GTのGT500/GT300両クラスにおける、タイヤ開発全般に携わる。
富士スピードウェイは、スタートして前半から中盤のセクター1と2はハイスピード、終盤のセクター3はタイトコーナーの連続するテクニカルなコースレイアウトとなっています。マシンはダウンフォースを低減させたセッティングで、トップスピードを上げてハイスピード区間を重視するのが一般的ですが、当然ながらセクター3も速く走らせる必要があります。
タイヤとしてもセクター間で大きく異なるキャラクターのコースを、いかに速く走ることが出きるかという点が重要になってきます。

GT500クラスはGT-RとSC430の2台が、ヨコハマタイヤと一緒に戦っています。前半戦は苦戦しましたが、GTAの鈴鹿テスト以降はテスト結果をタイヤに反映させたことで、SUGO、鈴鹿と連続入賞を飾って結果につながってきています。このことからも、現在抱えている課題については確実に解消出来ていると考えていますし、今回の富士ラウンドについてもテストから手応えを感じています。

一方、多くのチームにヨコハマタイヤを選んでいただいているGT300クラスですが、こちらも今シーズンは難しいレースを強いられてきています。しかし、最近のテストの中ではタイヤの確実な進歩を確認しています。富士でも多くのヨコハマタイヤユーザーが、上位で戦ってくれるものと期待しています。

現時点(9月5日)の天気予報を見る限り、この週末は残念ながら天候が不安定なようです。既に富士に持ち込むタイヤは決まっていますが、天候による路面温度の変化が大きいのはこの季節ならではで、実際のコンディションに適したタイヤを準備出来たか否かは、確実にレース結果を左右する要素になりますね。

いずれにしても良い流れで後半戦を迎えているので、この流れを止めないように良い結果を出していきたいですね。


■使用するタイヤサイズ
  (GT500) 330/710R18、330/710R17
  (GT300) 330/710R19、330/680R18、300/680R18、330/710R18、320/710R18、300/650R18、280/650R18
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