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SUPER GT (Japanese)
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カテゴリー&タイヤ解説 クラス区分
[LINK] 公式ウェブサイト 主なチーム&ドライバー
PREVIEW
2013年のSUPER GTが、いよいよ開幕を迎える。注目の初戦は昨年に引き続き岡山国際サーキットが舞台、コンパクトな中にテクニカルな要素が詰まったコースで、華やかにシーズンインとなる。

今シーズン、GT500クラスでは昨年同様に2台をサポートするヨコハマタイヤ。日産・GT-Rで参戦のKONDO Racingは安田裕信選手とミハエル・クルム選手、レクサスSC430のLEXUS TEAM Weds Sport BANDOHは荒聖治選手とアンドレ・クート選手というドライバーラインナップとなる。

一方のGT300クラスは、今年も多くのチームがヨコハマタイヤを選択して戦いに臨む。昨年の覇者「ENDLESS TAISAN 911」は峰尾恭輔選手と横溝直輝選手のコンビはそのままに、マシンを2013年版のポルシェ911GT3 Rにスイッチして戦闘力のアップを図った。このほかでは、紫電に替えてエヴァンゲリオンレーシングが投入するマクラーレンMP4-12C GT3など、注目のマシンも多い。
GT300クラスは2009年から4年連続でヨコハマタイヤ装着車がシリーズチャンピオンを獲得しており、5年連続チャンピオンに向けて開幕戦での各車の活躍が期待されている。

岡山国際サーキットは全長3,703mで、前述のようにコンパクトでテクニカルなレイアウトが特徴。路面はややスリッピーでタイヤにはとても厳しいコースだが、その中で低速コーナーのトラクションが肝となるレイアウトだ。特に回り込むかたちのコーナーが多いので、フロントタイヤのパフォーマンスが重要になってくる。

代表的なパッシングポイントは、ヘアピンとアトウッドカーブの進入。このうちアトウッドは下った先でブレーキング、そこからの登りでアクセル全開加速という流れになり、各チームはトラクションを重視したセッティングを行う傾向が強い。ここで早い段階から如何にアクセルを全開に出来るかが、勝負を分けるひとつの鍵になると言える。

コースが観戦エリアから近いことも岡山国際サーキットの大きな特徴であり、特にヘアピンではブレーキング競争の迫力がひとつの見どころ。GT500とGT300、互いのクラスでパッシングポイントを見極めたレースの組み立ても重要視され、互いのクラスを巧く利用しながらのパッシング合戦はコースを大きくひとつのものと考えながらの頭脳戦や駆け引きも注目すべきポイントとなる。

特にヨコハマタイヤ勢にとっては、全日本GT選手権の時代から得意とするコースのひとつである岡山国際サーキット。GT500とGT300、ダブル優勝を目指しての戦いに声援を送っていただきたい。
 
ENGINEER PREVIEW
ADVAN TIRE ENGINEER
藤代 秀一 =Shuichi Fujishiro=
横浜ゴム タイヤグローバル技術本部
MST開発部 技術開発1グループ

SUPER GTのGT500/GT300両クラスにおける、タイヤ開発全般に携わる。
いよいよ今シーズンも、開幕戦のレースウィークを迎えました。モータースポーツファンのみなさんも開幕戦を待ちわびていたことと思いますが、タイヤエンジニアの私としても気持ちを新たに開幕戦に臨むべく闘志を燃やしているところです。

2013年の目標からお話ししますと、GT500クラスについては「まず一勝」を獲得したいですね。その上で、二勝、三勝と、もちろん複数回の優勝を獲得できるように頑張ります。そしてGT300クラスですが、こちらはもちろんシリーズチャンピオンを獲得して5連覇を達成することが最大の目標。さらにシリーズ2位、3位とトップ3を独占したいですね。こちらもかなり厳しい戦いになると予想していますが、実現出来るように頑張っていきます。

シーズンオフ中は、短時間にとても多くのアイテムを評価してきました。その中で効果を確認できたものについては「開幕戦から投入」といきたいところですが、実際には開発や調整を進める必要もありますので、順次新しいアイテムを投入していくことになるでしょう。とは言っても、開幕戦からヨコハマタイヤの高いパフォーマンスを示して行けることを期待しています。

今シーズン、GT500クラスではKONDO Racingにミハエル・クルム選手が加入してGT-Rを駆ることになりました。
クルム選手は十分な実績を持った速いドライバーであることは言うまでもなく、さらに様々なフィールドで活躍されているので、私たちの気づかなかった課題などを的確に指摘してくれたりします。ゆえにタイヤ開発のパートナーとしてはとても信頼の置けるドライバーであり、私たちにとってクルム選手の加入はメリットが大きいと考えています。
それから、情けない話でもありますが「日本語で十分なコミュニケーションを取れる」という点も大きいです(笑)。なんていう冗談(?)はさておき、開発の精度やスピードがさらに上がると感じているところです。

一方のGT300クラスは、先にFIA BOP(バランス・オブ・パフォーマンス)が発表され、車種によってリストリクターでの調整などが行われました。この影響で、同じ車両でも昨年とはパフォーマンスが違ってくるものがあるでしょう。性能調整で言えばFIA BOPに注目が集まりがちですが、JAF GT勢の「GT500と同じリストリクター」という規則も衝撃的なものですよね。
これらによって、昨年以上にFIA GT3勢とJAF GT勢がコース上で激しいバトルを展開する場面が増えてくると思います。燃費的には不利と言えるFIA GT3勢がどのような戦略でレースに臨んで来るのか、ここはレースファンの一人としても興味深いところです。
ところでこれらの性能調整が、タイヤの開発方針について影響している部分は現時点ではありません。方針そのものとしては変更なく、「様々な戦略に応えられるタイヤ」を造り上げていく必要がある、という従来からの認識を持っています。

また、GT300クラスでは注目のニューカマーとして、マクラーレンMP4 12C-GT3の存在が挙げられます。この弩級のスーパーカーに対しても、開発については順調に進んでいます。もちろんシリーズが開幕してから、今の開発内容で十分なのかとか、開発のスピードを加速させなければならないか、といったことが見えてくるのだと思います。
今後もマクラーレンに限らず、「他メーカーとの差」をきちんと把握した上で、課題を明らかにして「勝てるタイヤ」の開発を推進して行きます。

最後に、改めて開幕戦に臨む思いとして、SUPER GTの場合は開幕戦と最終戦がいわゆる“ガチンコ勝負”であることが大きいものです。私たちタイヤエンジニアにとっても、“ガチンコ勝負となる開幕戦で勝つ”ということは、重要な要素であると考えています。
今年は昨年に続いて岡山の地で開幕を迎えますが、こうしたことから「どこのコース」であるかということよりも、やはり「開幕戦」だから特別な思いで臨むことになるのが本音のところです。

ぜひ今年も、ヨコハマタイヤを装着して戦うドライバー&チーム、そしてヨコハマタイヤへのご声援を、よろしくお願いいたします。


■使用するタイヤサイズ
  (GT500) 330/710R18、330/710R17
  (GT300) 330/710R19、300/680R18、330/.710R18、320/710R18、300/650R18、280/650R18
 
PROMOTION EVENT
華やかに開幕を迎える岡山国際サーキットでは、ヨコハマタイヤも多彩なステージイベントやグッズ販売などを積極的に展開する。

特にステージイベントでは、片山右京さん(右写真)と稲垣潤一さんのトークショーを決勝レースが行われる4月7日(日)に実施。

片山さんは昨年までに引き続き、今年もGT300クラスの4号車・BMW Z4 GT3を走らせる、「GSR & Studie with TeamUKYO」のスポーティングディレクターをつとめる。

また、稲垣さんは1980年代にヨコハマタイヤのコマーシャルソングがヒットしたことでも知られており、「ドラマティック・レイン」「ロング・バージョン」「ブルージン・ピエロ」「バチェラー・ガール」は代表曲に数えられる。ちなみに1982年の「ドラマティック・レイン」はヨコハマタイヤのASPECのコマーシャルソングとして人気を集めたが、この曲は秋元康さんが作詞を担当されて出世作となった作品だ。
今年はGT300クラスの22号車・メルセデス-ベンツ SLS AMG GT3を走らせる、「R'Qs MotorSports」の監督をつとめることとなった。

このほか、近藤真彦監督や織戸学選手、谷口信輝選手ら、ヨコハマタイヤ勢を代表するドライバーのトークショーも開催。
ブースにはADVANグッズの販売コーナーも設け、「ADVAN STYLISH COLLECTION」の主なアイテムを現地で展示・販売する。
【ステージイベント タイムスケジュール (予定)】
※以下は予定であり、開催時間や出演者は変更になる場合がございます。
 
■4月6日 (土曜日)
時間 内 容 出 演
11:30 - 12:00 ドライバートークショー 織戸学選手、谷口信輝選手


■4月7日 (日曜日)
時間 内 容 出 演
10:00 - 10:30 片山右京さん×稲垣潤一さんトークショー 片山右京さん、稲垣潤一さん
11:10 - 11:30 KONDO Racingトークショー 近藤真彦監督、安田裕信選手、ミハエル・クルム選手
 ADVAN STYLISH COLLECTION
ヨコハマタイヤブースでは「ADVAN STYLISH COLLECTION」の展示・販売も行う。
スタイリッシュなデザインと優れた機能美で人気のADVANグッズは、モータースポーツ観戦に役立つアイテムも数多く揃っているが、今回のお勧めアイテムとして「ADVANメッセンジャーバッグ」をご紹介しよう。

モータースポーツ観戦では、サーキット内に点在する観戦ポイントを巡ってみるのがお勧めだ。ハイスピードで眼前をマシンが駆け抜けるメインストレート、スタートのトップ争いを堪能出来る1コーナー、そして前述のコース紹介にもある様々なパッシングポイント。
これらを楽しむために、身の回り品や観戦グッズは機能的に収納して持ち運びたい。そうなると、身体への負担も少ない背負うタイプのメッセンジャーバッグは、両手がフリーになることもあってお勧めのアイテムだ。

「ADVANメッセンジャーバッグ」は、幅350mm×高さ550mm×奥行150mmとたっぷりの収納サイズ。サーキットで購入したりピットウォークなどでゲットしたアイテムも、余裕で収納できる。特にポスターなども巻いた状態で収納できる点は便利に使えるところだ。
さらにジッパー付きの両サイドポケットも完備しているので、大切なものを不用意に落としてしまう心配からも解放される。
素材は本体がターポリンなので、雨に見舞われても安心なのもモータースポーツ観戦にとっては嬉しいポイントだ。

>> ADVANメッセンジャーバッグ (ADVAN STYLISH COLLECTION
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