■ティアゴ・モンテイロ 選手
1976年・ポルトガル出身のティアゴ・モンテイロ選手。
1997年のフランス・ポルシェカレラカップでレースデビュー、フランスF3選手権やFIA
F3000選手権などを経て、2005年から2006年にかけてはF1にもシートを獲得。2005年はジョーダンから参戦してアメリカGPでは3位表彰台を獲得、さらに同年はシーズン18戦完走というF1史上最多記録も樹立している。
WTCCには2007年から参戦。セアト一筋のキャリアを重ねており、2008年と2010年にはそれぞれ2勝ずつを挙げて、通算4勝を飾っている。
セアト遣いとして知られてきたモンテイロ選手は、同時に言い換えればWTCCを代表するFF(前輪駆動)遣いの一人。そんなモンテイロ選手はシーズン途中という異例のタイミングで移籍をする運びとなり、セアト(SR・レオン)を駆っての最後の戦いがアメリカ・ソノマ戦となった。
2レースをともに6位入賞でフィニッシュしたモンテイロ選手。次の日本ラウンドからは新天地のホンダレーシング・チームJASに移り、、いよいよ注目のデビューを果たすホンダ・シビックのステアリングを握ることになる。