■ミシェル・ニュケア 選手 (bamboo-engineering)
ニュケア選手は1979年9月にデンマークで生まれた32歳。
1998年、19歳でデンマークのグループN選手権に参戦、以降5シーズンに渡って出場を続け、5年目の2002年にはセアト・イビーザを駆ってシリーズチャンピオンを獲得した。
翌年からはデンマーク・ツーリングカー選手権に出場、こちらは実に7年連続で参戦、5年目にセアト・レオンで、7年目にはシボレー・ラセッティでシリーズチャンピオンに輝いた、デンマークを代表するツーリングカー使いのドライバーだ。
WTCCには2010年から参戦を続けており、初年度と2年目はセアト・レオンTDiを勝った。2011年、初めて鈴鹿サーキットを舞台して開催されたWTCC
Race of JAPANでは、2レース続けてYOKOHAMAトロフィーを制して表彰台に立ったことは、印象に残っているという日本のファンも多いことだろう。
今大会は、急病で欠場したパスカーレ・デ・サバティーノのピンチヒッターとして、バンブーレーシングから出場したニュケア選手。チームに優勝をプレゼントする、素晴らしい働きを見せてくれた。