■アレックス・マクドワル 選手 (bamboo-engineering)
1991年1月、イギリスのイングランド北西にあるカーライルで生まれたアレックス・マクドワル選手。
2006年、15歳でBRSCC(イギリス・レーシング&スポーツカー・クラブ)が主催するT-Car選手権に出場。翌年にはイギリス・ルノークリオ・ウィンターカップで3勝を挙げて、シリーズ3位の成績をおさめる。
2008年と2009年はイギリス・ルノークリオ・カップに出場、2009年には4勝を挙げてシリーズ2位。こうした戦績が認められて2010年からはBTCC(イギリス・ツーリングカー選手権)へとステップアップ、優勝には一歩届かなかったものの2011年までの2シーズンでともに準優勝のベストリザルトを残している。
そして2012年、バンブーレーシングからWTCCへの参戦となったが、BTCC時代もシボレー・クルーズを駆っていただけに21歳の若手ながらモンツァの開幕戦ではいきなりYOKOHAMAトロフィーの準優勝を獲得、同じモンツァの第2戦でもYOKOHAMAトロフィーの3位と、躍進を期待させるデビューを飾っていた。
自らのプロフィールでは、WTCC初代チャンピオンとしても知られるアンディ・プリオール選手を好きなレーシングドライバーとして挙げているマクドワル選手、これからますますの成長が楽しみな一人である。