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【今回の成績 : JN4クラス リタイア】
シリーズ後半でポイント差を詰めて行って最終戦までチャンピオン争いがもつれるところまで持ってきましたが、もうちょっと我々の側に足りないものがあったのかな、というのが今の気持ちです。
今年は開幕の佐賀でしっかり表彰台を獲得し、久万高原ではこちらに追い風も吹いて良い感じだったのですが、福島でマイナートラブルがあったりしましたから、来年に向けては細かい部分も含めて色々と勝つための策を見つけていきたいと思います。
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【今回の成績 : JN4クラス 3位】
今まで舗装のセッティングが出ていなかったので、今回はガラリと変えてきました。それはタイヤに合わせることも考慮したセッティングなのですが、今までに無いトライが上手い具合にあたってきたという感じでした。それは新城のため、というよりも、これまで自分がなかなか舗装でタイムを出しきれてこなかったこともありますし、GRB型WRX-STIも今年からなので、思い切ってトライしてみたというところです。
一年間GRBで戦ってきましたが、今回のセットアップはタイムにもつながっているので、来年に向けて収穫を得ることが出来ました。
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【今回の成績 : JN3クラス 優勝】
やっとクルマが決まりました! ヨコハマタイヤを装着するようになって二年目ですが、最初はタイヤになかなかセッティングを合わせられなくて苦労しました。今年は前半でクルマのトラブルがあってセッティングが出来なくて、苦労してきました。新城はやはり距離も長い雁峰がポイントです。ここを照準にしてタイヤサイズも225/45R16だったのを215/50R15に変更しました。この215サイズはヨコハマタイヤだけに設定があるのですが、外径が少し小さくて横幅は変わらないので、これが雁峰にジャストフィットでした。
戦いは先行逃げきりのかたちに持ち込めましたので、比較的楽に走れましたね。SS1であんなにタイム差をつけられるとは思っていませんでしたから(笑)。
2008年に私が新城で勝ってチャンピオンを決めた時も島津選手とのコンビでしたが、今年は僕が島津選手にチャンピオンをプレゼントすることが出来ました。来年に向けては島津選手にもっと“軽量化”してもらって、また頑張りたいと思います(笑)。
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【今回の成績 : JN2クラス 3位】
僕はラリーにデビューしたのは一昨年ですが、全日本選手権は今年からで、初めて表彰台に立てました。シーズンを通じて一歩ずつ進んできて、順位も良くなってきて最終戦で表彰台を獲得することができて、率直に嬉しいですね。
このラリーは、特に雁峰林道は難しいですね。路面がラフだったり落葉があったり、水が流れているというような道を本格的に走り込んだことが無かったので、経験の少なさを自分自身で認識した上でマージンをとりながら走りました。
タイヤは今回、競技を通じてADVAN A050のG/Sコンパウンドを使いました。Day2の朝も本当の出だしだけ気をつければ、あとはしっかりグリップしてくれました。ラリーの前はマーチ・レースに出ていたのですが、同じA050を履いていましたから、タイヤグリップの限界や、美味しいところはどこなのかといったあたりは感覚として理解していましたので、そういうこともラリーにフィードバック出来ていたと思います。
来年も、希望としては継続参戦して、シリーズチャンピオン争いの一角に名を連ねたいですね。 |
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【今回の成績 : JN1クラス 優勝】
雁峰で貯金を作り、作手で貯金を使う、という繰り返しで、最後まで気を抜けないラリーとなりました。
とにかく雁峰に全てを賭けて臨んだので、いきなり初っぱなのSS1とSS2がキャンセルとなって辛い出だしではありました。僕たちのクラスはパワーの小さくて元々のアベレージスピードも低いので、JN4などでは鬼門とも言われる雁峰こそが勝負どころになります。
マーチの場合はギア比の問題もあって、車種の差を見ても雁峰でストーリアに勝っている部分は無いと思います。ただ、装着しているADVAN
A050、Day1はG/Sコンパウンド、早い時間帯にスタートするDay2はG/2Sコンパウンドを使ったのですが、ポテンシャルが素晴らしかったですね。
ここはペースノート作りと読みが難しく、今回はコ・ドライバーと互いにフォローし合いながらの戦いでした。シーズンの最初と最後を優勝で飾ることが出来ました。今シーズンは京都で1.1秒差、岐阜で3.5秒差の負けがありましたが、今回は4.6秒以上離して勝とうというのが目標でした。それを実現できたので、とても嬉しいですね。
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【今回の成績 : JN1クラス 3位】
Day1のSS1とSS2がキャンセルになってしまったのは残念でした。リズムに乗り切れなくて、SS3の「ほうらいせん」も最悪の内容になってしまって……。
今シーズンは、ヨコハマタイヤのお蔭で最高の一年でしたよ(笑)。開幕戦は他社のタイヤで参戦していましたが、あれもヨコハマタイヤだったら勝てたな、と思っています。そこからシリーズはグラベル戦が続いたので、出場しなかった自分としては悶々とした日々が続いて。ターマック2戦となるモントレーに強い意気込みで臨んだ結果、優勝できて嬉しかったですね。
今年、タイヤを変えたことで大きな違和感はありませんでしたが、徐々にヨコハマタイヤの使い方もわかってきた感じです。来年のことは未定ですが、悔しい思いも残っているので、またリベンジしたいですね! |