■N2クラス : 長谷川 秀樹 選手
ジムカーナ歴はすでに20年以上というベテランドライバーの長谷川秀樹選手は、2006年と2010年に東北地方選手権で二度のN2クラスチャンピオンを獲得した実力の持ち主だ。
「地元は福島県で、ホームコースはSSパークですが、毎年全日本の東北ラウンドはスポットで出ています。仙台ハイランドも、自宅から高速を使わずに移動して1時間半ぐらいなので、比較的来やすい場所ですね」と語る長谷川選手は、元全日本ドライバーの喜古寛之選手に誘われてジムカーナを始めたという。
ジムカーナを始めた頃は、喜古選手のシティで地区戦にダブルエントリーしていたそうだ。
「初めてジムカーナに出た時は、ひとりで走り切ったというのが快感でしたね。成績は出ませんでしたけど、それからはすっかり病みつきになりました(笑)」
喜古選手とは10年以上も一緒にダブルエントリーで出場してきたというが、2001年に喜古選手が引退したことにより、現在のDC2インテグラを購入してN2クラスにステップ。
「実はこのクルマは嫁が持っていて、結婚する時にもらったんです。嫁もクルマが好きでジムカーナにはすごく理解があるので助かっています。
クルマは柴田(優作)選手のサービスメカニックを担当している後藤聡さんのいるタイヤガーデン郡山富田店でメンテナンスしてもらっていますが、いつも後藤さんが面倒を見てくれているので感謝したいですね。
いつも全日本に出てもシングルにも入れないくらいの成績ですが、やっぱりジムカーナは楽しいのでやめられません」
いつかは全日本で上位に入賞するのが目標だと言う長谷川選手。今後の健闘を期待したい。