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SUPER GT Round 5
開催日
2012年8月18日-19日
開催場所
鈴鹿サーキット (三重県)
天 候
晴れ
路 面
ドライ
決勝周回数
173周
(1Lap = 5,807m)
参加台数
40台
(ヨコハマタイヤ装着車 23台)
>> Report (レポート)  >> Result (競技結果)  >> Detail (カテゴリー紹介)
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過去3年、様々な周辺状況の中で700km、あるいは500kmに短縮される形で開催されて来た鈴鹿大会だが、今季は再び伝統の"1000kmレース"として復活。今年のインターナショナル Pokka 1000kmは、シリーズ最長のレース距離もさることながら、オフシーズンに西コースの路面が改修されたことで、真夏の暑さの下での過酷な戦いがさらに厳しさを増すこととなった。

土曜朝の公式練習から気温32℃、路面温度46℃という暑さの中で始まったレースウィーク。午後に行われたノックアウト方式の公式予選も同様の暑さとなる中、Q1~Q3と3つのセッションが行われた結果、GT300では練習走行からQ1、Q2、Q3まですべてトップタイムをたたき出した「triple a vantage GT3」がポールポジションを獲得したかに見えたが、なんと再車検で燃料タンクの容量オーバーが発覚し、全タイムが抹消に。
そのため、2番手以下が繰り上がってヨコハマタイヤユーザーのトップは「S Road NDDP GT-R」の2番手に。ランキング2位の「GSR初音ミクBMW」は3番手から、ランキングトップの「ENDLESS TAISAN 911」は7番手と、それぞれ70kgオーバーのウエイトハンデを背負いつつ、好位置を獲得している。

一方、GT500のヨコハマタイヤユーザーにとっては波乱の予選となり、まずQ1のアタックラップに入ったばかりのアンドレ・クート選手駆る「WedsSport ADVAN SC430」が、デグナーふたつ目で無念のコースオフ。赤旗中断の原因となってしまい、再開後の出走が許されず、まさかのノータイムで最後尾スタートに。
また、「D'station ADVAN GT-R」はQ1を安田裕信選手がアタックし、見事7番手でQ2進出を決めた。しかし続くQ2ではビヨン・ビルドハイム選手がアタックも、早めのコースインが災いしたか、アタックラップ中にアウトラップの他のマシンに行く手を阻まれる格好となりタイムが伸びず、1分54秒649でQ3進出は果たせず、11番グリッドから決勝に臨むこととなった。

日曜朝のフリー走行は未明の雨によりセミウエットコンディションでの走行。終盤にはスリックタイヤでの皮むきが出来るほどにはなったものの、決勝を想定したセットアップという点では各陣営とも充分な確認や調整が出来ないまま。そういった状況の中、気温32℃、路面温度50℃というコンディションで午後零時30分、ついに決勝がスタートの時を迎えた。

GT500では「D'station ADVAN GT-R」はビルドハイム選手が、「WedsSport ADVAN SC430」は荒聖治選手がそれぞれスタートドライバーを務めることとなったが、序盤から波乱が続出する中で、2台は積極的な戦いを見せる。
スタート時よりも徐々に気温、路面温度が上昇する中、予定よりも早めにピットに飛び込むライバル勢を後目に、2台のヨコハマタイヤ勢はADVANレーシングタイヤの高い安定性を武器に最初のスティントを「WedsSport ADVAN SC430」は33周目、「D'station ADVAN GT-R」が34周目とするなど着実なレースを展開。それぞれ荒選手、安田選手がセカンドスティントを担当し、ここでも他のライバル勢に波乱が降り掛かる中、「WedsSport ADVAN SC430」は5番手まで、「D'station ADVAN GT-R」は3番手まで浮上してサードスティントを迎える。

レースが後半に入っても2台のADVAN勢のペースは衰えることはなく、次々にライバル勢が脱落していく過酷な戦いの中で際立つパフォーマンスを発揮。「D'station ADVAN GT-R」は2番手を行く「MOTUL AUTECH GT-R」を安田選手が追いつめ、射程に捕えた139周目にビルドハイム選手に最後のスティントを託し、クート選手が「カルソニック IMPUL GT-R」らと激しいポジション争いを演じた「WedsSport ADVAN SC430」は、同じく139周目に荒選手にバトンタッチする。

ここまで予定通りの5スティント作戦を敢行して来た「D'station ADVAN GT-R」と「WedsSport ADVAN SC430」。しかし、「MOTUL AUTECH GT-R」と攻防を演じ、4位を走行していた「D'station ADVAN GT-R」は、なんと最後のピットで給油時間が短かったため151周目に緊急ピットインをしなければならず、ここで5番手に後退してしまう。
一方、残り20周となったところで6番手と好位置につけていた「WedsSport ADVAN SC430」だったが、背後にはハイペースで追走して来た「KEIHIN HSV-010」が肉薄。ついに荒選手は158周目の130R手前で6番手を奪われてしまうが、その直後130Rを立ち上がったところで「KEIHIN HSV-010」は右リヤのバーストに見舞われて荒選手の目前で大クラッシュ。ホイールやタイヤなど、大きな破片が目の前に散乱する中を間一髪ですり抜けた荒選手は再び6番手に返り咲く。

予定外のピットインで後退を余儀なくされていた「D'station ADVAN GT-R」だったが、このクラッシュによって導入されたこの日2度目のセーフティカーにより、ギャップが一気に縮まったことで161周終了時のリスタートからビルドハイム選手が猛プッシュ。「カルソニック IMPUL GT-R」、「KeePer Kraft SC430」、そして「MOTUL AUTECH GT-R」との四つ巴の表彰台争いに加わって行くと、167周目の130Rで「KeePer Kraft SC430」に先行され、立ち上がりで縁石に乗り上げ失速した「MOTUL AUTECH GT-R」の隙を逃さずオーバーテイクし4番手に。

追撃の手を緩めないビルドハイム選手は、170周目のシケイン立ち上がりではGT300マシンを間に挟み、アウト側のラインを選んだ「カルソニック IMPUL GT-R」に対し、最内のラインを選択し加速競争に持ち込むと、「僅かに僕の方が12号車よりも加速が良く、ぎりぎり1コーナーで勝負に持ち込めた。本当に興奮したよ!」というビルドハイム選手が1コーナーでのタイトな攻防に競り勝ち、ついに3位に浮上しスタンドの観衆を沸かせる。
結局レースは「S Road REITO MOLA GT-R」が圧倒的な強さでポール・トゥ・ウインを達成したものの、「D'station ADVAN GT-R」は見事3位表彰台を獲得。ファイナルラップには荒選手が5番手の「MOTUL AUTECH GT-R」に肉薄、残念ながらオーバーテイクには至らなかったものの、「WedsSport ADVAN SC430」も着実なレース運びで6位でフィニッシュ。
ライバル勢の多くが苦戦を強いられる中、GT500のヨコハマタイヤ勢はひときわ光る好レースを演じることとなった。

同じく波乱のレースとなったGT300だが、最後尾スタートを余儀なくされることになったものの、決勝レースが始まると、「triple a vantage GT3」の星野一樹選手はスタートから、わずか1周で7台をかわし、その後も周を重ねるごとに順位を上げていく。

その勢いは留まることなく、セオリーとされる5スティントではなく、6スティント作戦を狙ってのハイペースラップ刻んでいく。吉本選手への最初の交代は27周目と、上位陣の中では際立って早かったが、フレッシュタイヤの投入でリードはより拡大。あとはこのハイペースにマシンがついていけるかどうか。

ピットインタイミングの関係で28周目からトップを走ることとなったのは「GSR初音ミクBMW」の片岡龍也選手ながら、なんと35周目に差し掛かって間もなく、マシンをコース脇に止めてしまう! まさに谷口信輝選手への交代を間近に控えていた周で、原因はガス欠だった。

これにより、「triple a vantage GT3」の吉本選手は再びトップに立ち、56周目にステアリングを星野選手に戻した時には1分を超えるマージンを築いていた。ともあれ、その後もライバルに相次いだアクシデントにも乗じてマージンを広げ続け、第4スティント後半の114周目には全車を周回遅れにしてしまう。その2周後にドライバー交代を行ってなお、トップを明け渡すことはなかった。
しかし終盤の147周目、GT500車両のクラッシュにより、セーフティカーが導入される。これにより、吉本選手の持つリードは12秒ほどとなってしまう。

SCランの最中に給油だけ行っていた2番手を走る「S Road NDDP GT-R」の関口雄飛選手は、燃費にとらわれることなくプッシュをかけていく。実はこの時、「triple a vantage GT3」にはエンジントラブルが発生。ペースを上げようにも上げられない状態となっていた。156周目には差が10秒を切るも、その直後に「S Road NDDP GT-R」に対し、無情にも10秒ストップのペナルティが! SCラン中の追い越しがあったのだ。

結局ライバル不在となった「triple a vantage GT3」が伝統の鈴鹿1000kmを制するも、チェッカーを受けてアクセルを抜いた直後、エンジンから出火! 幸い、大事には至らなかったものの、あと1周あったなら、また違った結果になっていたかもしれない。
2位は「S Road NDDP GT-R」が獲得し、3位は「マネパランボルギーニGT3」で、ヨコハマタイヤ勢は過酷な戦いとなった1000kmレースで、前戦に続いて今季3回目の表彰台独占に成功することとなった。
 
Driver's Voice
安田裕信 選手
 【今回の成績 : GT500クラス 3位】
5スティントという戦略を立て、そこまでは完璧な仕事が出来ていたのですが、チームのミスで給油時間が短く、もう一度余計なピットインが入ったときには本当にこれで表彰台は無理かなと諦めかけていました。最後にビヨン(ビルドハイム選手)がすごく良い仕事をしてくれましたね。本当に彼に感謝しています。
もし余計なピットがなかったら、確実に2位には行けたんじゃないかと思いますが、表彰台に上がること自体、僕たちにとってはとても大変なことだし、トップ争いをするためにとても苦労して来たので本当に今日はうれしいですね。
決勝をスタートするまでは厳しい戦いを想定していたのですが、僕ら以上に他のタイヤメーカーは厳しかったのだと思います。ヨコハマタイヤは先日の富士テストくらいからすごく良くなっているので、次戦の富士は今回以上に行けるんじゃないかと思います。
ビヨン・ビルドハイム 選手
 【今回の成績 : GT500クラス 3位】
最後のスティントでは燃費も気にせず、フルパワーでプッシュしよう、ということでピットアウトしたが、すぐに無線で燃料をセーブしようと連絡が来たんだ。給油時間が短かったためだ。それでもう一度ピットインしなければならず、それでチャンスを失ったと思っていたが、セーフティカーが入ったことで前の集団とのギャップが詰まり、終盤に仕掛けるチャンスが出来たんだ。
最後に「カルソニック IMPUL GT-R」に並びかけたときは、ほんの僅かだけれど、僕の方が加速が良かったようで1コーナーで前に出ることが出来た。その結果、KONDOレーシング、そしてヨコハマタイヤでの初表彰台になってうれしいが、次の富士についてはさらに期待しているよ。
アンドレ・クート 選手
 【今回の成績 : GT500クラス 6位】
今日は誰にとっても非常に難しいレースになったんじゃないかと思う。今週末を通じて僕らのクルマは良かったけれど、特にヨコハマタイヤはロングランでのグリップダウンも少なく高い安定度を発揮してくれた。開幕からの2戦ほどは逆にそういった部分で苦戦していたけれど、今週末はまったく逆だったね。そのお陰でこの長いレースを着実に戦うことが出来、その上でポイントを獲得出来たということに満足しているよ。
しかし、もちろん次戦の富士、そしてシリーズの終盤に向けてここで満足してしまうのではなく、もっともっとすべてを良くして行かなければならない。そのために最も重要なポイントは、やはり今日のように決勝でのペースが高いレベルで安定したタイヤを開発すること。
テストでも手応えは掴んでいるし、富士の週末がどんなものになるか楽しみだよ。
吉本大樹 選手
 【今回の成績 : GT300クラス 優勝】
予選でタイムを抹消されて一時は腐ったし、キッズウォークにも参加せず、ちびっ子たちには申し訳なかったけど、みんなで食事をしているうちに、「諦めずに、明日はもう一度勝ちに行こう」って気持ちになっていって。結果的に非公式になってしまったけれど、今回はずっとトップタイムを出せて、クルマは良かったし、何よりタイヤが文句なし! タイムのドロップもなかったし、ずっと性能を保ったまま走らせてくれました。
ようやく表彰台の真ん中に立てて良かった。最高の気分です。最後はエンジンがおかしくなっているのは分かっていたんですが、コーナーがタイヤのおかげで速かったから、悟られずに済んだのかもしれませんね!
星野一樹 選手
 【今回の成績 : GT300クラス 優勝】
ヨッシー(吉本選手)に次、託すまでにトップに立てればいいと思っていたんですが、まさかあんな早い段階でトップに立てるとは正直思っていませんでした。もちろん、全車抜いてやるとは思っていたんですけどね(笑)。
冷静にならなきゃいけないと思ってはいたのですが、そこまでは完全に切れていました。タイヤのことを考えずにとにかくプッシュし続けていたんですが、トップが見えてきたところでようやく冷静になれて、抜いてからはようやく冷静になって逃げることだけ考えて走りました。
関口雄飛 選手
 【今回の成績 : GT300クラス 2位】
今回、レースのほとんどを燃費とタイヤに気遣いながら走っていたんですけれど、後半にリチャード・ライアン選手がいいペースでやってきても、自分でコントロール出来たんです。
そのうちいなくなったんですが、今度はセーフティカーが入ったじゃないですか。一気に差が詰まったんで、最後はフルプッシュしたんですが、あいにくの結果になってしまって……。ペナルティを受けてしまって、非常に残念です。
今回は無線で「攻めて良いですか?」って自分で聞いて「良いよ」って言ってもらえたのに、「ただ、飛び出すなよ」とも言われていたんです。それ以上のことをしちゃったんで、かなり反省しています。
織戸学 選手
 【今回の成績 : GT300クラス 3位】
今回はいいとこ、3位かなって思っていました。そう思う一方で、ペナルティを2回も取られなかったら、2位争いも出来たんじゃないかな、と思う気持ちもありますよね。でも、最終的に表彰台までポジションを挽回出来て、本当に良かったと思います。
クルマもドライバーもタイヤも調子が良かったんで、前回の菅生に続いて2戦連続で表彰台へ。後半戦も頑張ります!
 
TOPICS
■KONDOレーシング、そしてヨコハマタイヤでの初表彰台に立ったビルドハイム選手
 これをステップボードに勝利を目指す気持ち新たに


「KEIHIN HSV-010」の予期せぬクラッシュによって導入されたセーフティカーによって、長く暑い戦いの終盤に訪れた千載一遇のチャンスを逃さず、ついに念願の今季初表彰台を勝ち獲った「D'station ADVAN GT-R」。
中でもひときわこの表彰台を喜んだのは、誰あろうビヨン・ビルドハイム選手だった。

一昨年、レクサス陣営でタイトル争いを展開。昨年からはニッサン陣営に移籍してKONDOレーシング、そしてヨコハマタイヤとともに新たな環境で戦うこととなったが、昨シーズンは4位が2回あったものの、なぜか不運なアクシデントやトラブルにも見舞われ、残念ながら表彰台に立つことなくシーズンを終える。

心機一転迎えた今シーズンも、富士、そしてセパンでは予想外のタイヤバーストに見舞われて開幕3戦はノーポイント。

「クルマにも、タイヤにもパフォーマンスがあるはずなのに、なぜか決勝で問題が起きてしまう。3戦してノーポイントだなんて、予想していなかったよ……」とクールで理知的なその横顔に苦悩の表情を浮かべていたビルドハイム選手だが、前戦SUGOではマシントラブルもあって10位とようやく今季初ポイントを獲得も、若きエース安田選手とのコンビは明らかに喘いでいた。

しかし、ここまでチーム、そしてヨコハマタイヤとともに続けて来た努力がついに実を結び、今大会を前に行われた富士のテストで良いフィーリングを得て波に乗ると、伝統の一戦で終盤に大逆転劇を演じ、ついにKONDOレーシング、そしてヨコハマタイヤでの初表彰台に立ってみせた。

「給油ミスがなければ最低でも2位でフィニッシュ出来たと思う。けれど、そこからひとつだけしかポジションを下げず、KONDOレーシングとヨコハマタイヤでの初の表彰台に立てたことを喜びたい。今週末、優勝した1号車とミシュランは非常に強力だったけれど、ヨコハマタイヤは本当に良いパフォーマンスを発揮してくれたと思う。でも、3位でも2位でも僕にとっては同じ。どちらでも気にしていないよ、狙っているのは優勝だからね」

これで不運続きの流れから脱却したと思えるKONDOレーシングとビルドハイム選手。次戦富士を筆頭に残る3戦では今回よりも上、彼の言葉通り表彰台の頂点へのチャレンジが期待される。
 
ENGINEER VOICE
今回の鈴鹿1000kmに向けては、オフシーズンに鈴鹿でのテストをしていなかった我々にとっては鈴鹿のテストが雨に祟られてしまったことが非常に痛く、あまりタイヤの評価が出来ていない状況の中でタイヤを準備しなければなりませんでした。真夏のレースということで想定される高い気温、改修されてアグレッシブになった西コースの路面などを考えると、とても厳しい戦いになるかもしれないという予想はしていました。

その予想通り、気温、路面温度が上昇したことで多くのマシンがタイヤ周辺のトラブルに見舞われる過酷なレースとなったわけですが、その中でGT500、GT300ともにヨコハマタイヤは安定した良いパフォーマンスを発揮してくれたと思います。

ラップタイムが昨年よりも上がり、よりタイヤに負荷が掛かる中、特にGT500に関してはシリーズ序盤に予想外のバーストが2戦続いてしまっていたこともあり、そのあたりを念頭に置いた開発を進めて来たことが奏功したように思います。
「D'station ADVAN GT-R」は3位表彰台、「WedsSport ADVAN SC430」も6位フィニッシュということで、ともに素晴らしいレースをしてくれたと思いますが、優勝した「S Road REITO MOLA GT-R」との差はまだ大きく、今後もタイヤ開発を頑張らなければならないと感じています。
「D'station ADVAN GT-R」はもとより、富士の合同テストでは「WedsSport ADVAN SC430」もマシンアップデート後のセットアップなどが進んだようですから、そこでのデータを踏まえたタイヤを投入する次戦ではかなり期待しています。

GT300でも序盤から波乱の展開となりましたが、「triple a Vantage GT3」の速さは圧倒的でまさかあれほど早く最後尾からトップに浮上するとは予想していませんでした。ドライバー、クルマ、そしてタイヤすべてが噛み合った結果だと思います。
また、3位に入った「マネパ ランボルギーニ GT3」は7ピットでの3位獲得ですから私も驚きました。ヨコハマタイヤユーザーによる今季3度目の表彰台独占ということで、次戦以降も同様の結果が出せるようにしたいですね。
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