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日程・レポート・結果表 カテゴリー&タイヤ解説 クラス区分 SUPER GT 300class 監督&エンジニア座談会 2011
主なチーム&ドライバー [LINK] 公式ウェブサイト
カテゴリー&タイヤ解説
今やアジアを代表するツーリングカーレースに成長したSUPER GT。1994年から2004年まで開催されていた全日本GT選手権を前身として、2005年からSUPER GTと名称を改めて国際シリーズに発展して現在に至っている。

2011年は3月に発生した震災の影響で当初予定されていたカレンダーに変更が生じたものの、国内の主要サーキットに加えて2002年から開催されているマレーシア戦を加えた全8戦が予定されている。さらに2010年に続いて、スペシャルラウンドとしてJAFカップも行われる予定だ(2011年3月28日現在)。

シリーズを通じて多くの観客がサーキットへ足を運び、その動員実績は国内モータースポーツで群を抜くものがある。多種多彩な個性豊かなマシン、それを駆るトップドライバー同士の競演は常にドラマティックな戦いになっており、テレビ番組などを通じての認知度も高いものがある。

クラスは「GT500」と「GT300」の2つに分かれており、それぞれに手に汗握るバトルが観客を魅了。
白いゼッケンベースとヘッドライトのGT500、黄色いゼッケンベースとヘッドライトのGT300と、一目見てクラスがわかるようになっており、2人(大会によって最大3人)が駆るマシンはフロントウィンドゥにドライバー識別灯が備わっているので、ステアリングを握っているドライバーが誰なのかも一目でわかるようになっている。

横浜ゴムのADVANレーシングタイヤを装着するチームは全日本GT選手権時代から活躍を見せ続けており、SUPER GTへと衣替えした2005年の開幕戦を制したのもADVANを装着するマシンであった。
積み重ねられた栄冠の数は、2010年シーズンで記念すべき「100勝」に達しており、同年はGT300クラスのシリーズチャンピオンを獲得。GT500クラスでも近年は2007年から毎年優勝を飾ってきており、2011年もますますの飛躍に期待が集まっている。
SUPER GTはタイヤの視点から見ても、世界的にトップレベルの激しいコンペティション・ステージであると言える。

その中でADVANレーシングタイヤは、優れたグリップ性能やコントロール性能に加えて、安定したタイヤライフが大きな武器となっている。この性能を活かした戦略が「タイヤ無交換作戦」。決勝中のピットストップ時間を短縮することで、ライバル勢に対して大きなマージンを稼ぎだすことが可能となり、GT300クラスのみならずGT500クラスでも2010年の開幕戦でKONDO Racingが無交換作戦を敢行して優勝を飾ったことは記憶に新しいところだ。

2011年は規則の改定により、ノックアウト予選でQ2に進出すると、Q2、Q3を経て決勝のスタートまでを同じタイヤで走らなければならなくなった。これによってタイヤ無交換作戦は難しいものになる可能性もあるが、決勝ファーストスティントの走りをしっかり支えることで大きなマージンを稼ぎだすことにつながるため、ADVANレーシングタイヤの高いポテンシャルにはますます期待が寄せられている。

なお前述の通りGT500クラスは2台体制となるADVAN勢だが、GT300クラスでは引き続き多くのチームがADVANを装着して戦いに挑む。個性豊かなマシンたち、それぞれの持つ走りの実力を最大限に引き出すADVANレーシングタイヤ。今季もADVAN勢が中心となって、チャンピオン争いはますます激しさを増すことになるだろう。
クラス区分
SUPER GTは最高出力が約500psのGT500クラスと、約300psのGT300クラスという、ふたつのクラスで戦われている。
決勝スタートの隊列はクラス毎に組まれているが、レースそのものは混走で行われるために、クラス違いのマシン同士のパッシングも時に勝負を分ける要素になる場合がある。

2011年、横浜ゴムはGT500クラスの2チームをサポート。2008年シーズン以来となる2台体制である。またGT300クラスでは、昨年までに引き続き多くのチームをサポート。両クラスともに活躍が期待されている。
 
GT500 Class
SC430、GT-R、HSV010と、3つの自動車メーカーブランドが送り込むマシンによる激しいバトルが見ものとなっているGT500クラス。
ステアリングを握るトップドライバーによる接近戦や、高度なチーム同士の戦略戦など、その見どころは多岐に渡り、かつ奥深い。

マシンは市販車の面影を残すが、駆動方式はFR(後輪駆動)に統一されており、エンジンは排気量3,400ccのV型8気筒でフォーミュラ・ニッポンとの共通性を持たされたものである。

2011年のADVAN勢は、GT-Rで参戦するKONDO Racingに加えて、Racing Project BANDOHがSC430でGT500クラスにステップアップを果たした。久しぶりに2台体制となったADVAN勢の活躍には、大きな期待が寄せられている。
 
GT300 Class
GT300クラスは、何といっても参戦車種のバラエティが豊かという特徴がある。日本車のみならず輸入車の台数も多く、お気に入りのメーカーやブランドを熱心に応援しているというファンも多い。

2011年の年間エントリーリストに名を連ねたADVAN勢を見ても、紫電、フェアレディZ、BMW Z4、ヴィーマック、ポルシェ911GT3R、IS3500、フェラーリF430、カローラアクシオ、レガシィB4、アストンマーチンV8ヴァンテージ、モスラーMT900、ランボルギーニガイヤルド、コルベットと、実にその数は13車種。世界に名を知られるスーパーカーから、街中でもお馴染みのセダン、独創的なボディのマシンなど、それぞれのキャラクターを活かしてのバトルは見応え満点と言えるだろう。

傾向としてはFIA-GT規定の車両が増えていることも注目のポイント。ADVAN勢ではフェラーリF430がGT2規定車両だが、2011年は新たにGT3仕様のコルベットが参戦する予定であり、どのようなパフォーマンスの持ち主なのか気になるところだ。
主要チーム&ドライバー
2011年のSUPER GT、GT500クラスに参戦する2台のADVANレーシングタイヤ装着マシン。
そのステアリングを握る、4人のドライバーのプロフィールをご紹介します。
 
KONDO Racing
 
安田裕信 選手
安田 裕信 選手 =HIRONOBU Yasuda=
 
1983年11月・滋賀県出身。
レーシングカートで全日本選手権王座を獲得するなど実績を重ねた後、2002年に鈴鹿・SRS-Fのスカラシップを獲得して、翌年にフォーミュラ・ドリームでレースデビュー。
SUPER GTには'06年にGT300クラスで初参戦、'07年にGT500クラスへのスポット参戦で3位表彰台を獲得。
2010年からKONDO Racingに加入、緒戦の開幕・鈴鹿でチームの2年連続開幕戦優勝に大きく貢献した。
 
ビヨン・ビルドハイム 選手
ビヨン・ビルドハイム 選手 =Bjorn Wirdheim=
 
1980年4月、スウェーデン生まれ。
10歳でカートをはじめ、16歳の時にスウェーデン・フォーミュラ・フォードでレースデビュー、同年のルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝く。2年目の1997年にはシリーズチャンピオン。
ドイツF3選手権やインターナショナルF3(2003年チャンピオン)を経て、2006年からフォーミュラ・ニッポンに参戦。
翌'07年にはSUPER GTにも活躍の場を拡げ、4シーズンに渡ってレクサスSC430を駆ってきた。


Racing Project BANDOH
 
片岡龍也 選手
片岡 龍也 選手 =TATSUYA Kataoka=
 
1979年5月、愛知県生まれ。
1992年にカートレースデビュー。'99年と2000年に全日本カートFSA選手権のチャンピオンを獲得して、'01年にフォーミュラトヨタでレースデビュー。
'02年から全日本F3選手権、'04年からはフォーミュラ・ニッポンに参戦。
GTには'04年にGT500クラスでデビュー、'09年からRacing Project BANDOHに加入してGT300を戦い、移籍初年度にチャンピオンを獲得した。
 
荒 聖治 選手
荒 聖 治 選手 =SEIJI Ara=
 
1974年5月、千葉県生まれ。
1994年にレースデビュー、翌年に渡米して3年間をアメリカで過ごしてレース活動を展開。帰国後はF4を経て全日本F3選手権に参戦。
2000年、全日本GT選手権の500クラスにステップアップ、'01年からはフォーミュラ・ニッポンにも参戦。'03年にADVANブランド25周年記念カラーをまとうスープラをGT500でドライブ。
'05年のシーズン中盤からはKONDO Racingの一員としてGT500クラスに参戦した。
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