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F4 2011
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News Index
1993年にF3とFJ1600の間に立つ日本独自のミドル・フォーミュラとして誕生したF4(フォーミュラ4・発足当初の名称はFJJ)。
本格的なフォーミュラマシンながら参戦コストを抑えるために車体の販売金額に上限制度を設けるなどして、参加型カテゴリーとして幅広い層の支持を集めてきた。
そんなF4は2010年に大きな改革を行う。
エンジン排気量の上限を1,850ccから2,000ccに拡大。これにより最新の幅広い国産エンジンのラインナップから選択することが可能になった。駆動系ではトランスミッションにシーケンシャルシフトの採用が認められる。
そして最大の変更点がモノコックにカーボン素材を使う事が認められた。安全性向上を大きな目的としたカーボン素材の導入だが、車両販売価格の上限制などが守られた範囲内での採用となるので、参加者のコストが大きく高騰するような心配は皆無だ。
2010年はこうした大がかりな規則改定によって、次々と新車がデビューして大いに話題となった。
東西各シリーズで新旧のマシンが拮抗した争いを演じ、東日本はWEST956と同・056、そして今年デビューしたZAP F108が2勝ずつを分け合うかたちに。西日本ではWEST056が開幕を制したが、第2戦と第3戦はRD10V、第4戦でMC090、そして終盤の2戦をZAP F108が制するという結果であった。
11月に開催されたノンタイトル戦の国土交通大臣杯では表彰台をRD10W、ZAP F108、WEST006が分け合い、コンストラクター間の戦いが白熱したシーズンを象徴する光景にもなった。
2011年シーズンも東日本と西日本の各シリーズが6戦ずつ予定されているF4。さらに新たなるマシンの参加も確実視されており、新時代に入ったF4はますます盛り上がりを見せる事になるだろう。
長年に渡り、F4のオフィシャルタイヤサプライヤーをつとめている横浜ゴム。2011年も引き続きタイヤ供給を展開、F4への供給は15年目を迎えることになる。
2010年シーズン、車両の技術規則が大幅に改定されたこともあり、同時にタイヤも改良が加えられている。
まずサイズについては、リアは従来と同じく240のままだが、フロントについてはそれまでの180から200に変更。これによりサイズ的にはF3と変わらないものとなったが、フロントのサイズアップはエンジン排気量の拡大に伴うハイパワー化への対応である。
また安価な参戦コストで本格的なフォーミュラレースを楽しめるというF4の基本理念にも沿う部分としては、タイヤライフ性能について一層の向上が図られた。無論、グリップ性能などのレーシングタイヤに本来求められるパフォーマンスには一切妥協する事なく、より摩耗が優しく安定性に長けたものとなったのである。
F4はセッティングの範囲が広く、ドライバーはもちろんメカニックやメンテナンスガレージにとっても、セッティング能力を磨くために最適と言われている。
ドライバーの運転技術はもちろん、マシンのセットアップなどレースに関する色々な知識や技術を習得できるF4、このカテゴリーとADVANレーシングタイヤで多くのことを学んだというトップ・ドライバーも数多い。